今回紹介するのはデッキビルドパック シークレット・スレイヤーズよりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分のデッキ・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、
この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
【エルドリッチ】用のサポートとなる通常罠です。
イラストは白き宿命のエルドリクシルの続きなのでしょう。
結晶は真っ赤に染まりそのエネルギーが周囲に走っており
黒い泉からは次々と体の一部が黄金となったミイラが徘徊、
儀式をしていた術士たちも哀れ亡者の仲間入りとなっています。
その力は人だけでなく周囲の建造物にまで及び黒い泉を中心に黄金の汚染が進んでいます。
まさにバイオハザードですね。
モチーフとなっているのは錬金術における金を生み出す「大いなる業」の1つ、
神と人の合一、有限と無限の合一の段階である「ルベド(赤化)」だと思われます。
墓地とデッキ両方に対応
①:自分のデッキ・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、
この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、
デッキか墓地からエルドリッチと名の付くモンスターを、
既にエルドリッチが場にいる状態であればアンデット族全般を特殊召喚出来るというものです。
デッキと墓地両方に対応しており状況を問わず使いやすいものとなっています。
他2つのエルドリクシルと違い手札からの特殊召喚に対応していませんが
手札に3枚エルドリッチが来ているという完璧な手札でもない限りは大した問題ではないでしょう。
アンデット族しか特殊召喚できなくなる制約があるので
他の種族の特殊召喚を狙う場合には相手ターンでの発動を心がけるといいでしょう。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
デッキから黄金郷と名の付く魔法罠を自分の場にセットできるというものです。
3種類のエルドリクシルが共通で持つ効果であり
逆に黄金郷罠モンスターは墓地から除外してエルドリクシルをセットする効果を持ち
お互いに墓地から除外してセットするというのが【エルドリッチ】における基本の動きとなります。
①の効果とは1ターンにどちらか片方しか発動できないので
片方を相手ターン、もう片方を自分ターンに発動するといった使い分けをするといいでしょう。
黄金郷でセットする第一候補
罠カード故に一度セットしないと発動できないという弱点こそありますが
デッキと墓地、両方から特殊召喚が可能でありかつフリーチェーンで発動できると
他2種類のエルドリクシルのいいとこどりのような性能をしています。
その罠カードである点も一概にデメリットというわけではなく
②の効果をフリーチェーン、つまり相手ターンに発動可能な為
①の効果を自分、相手ターンどちらのタイミングで使っても②の効果に繋げやすいです。
また黄金郷罠モンスターの効果でセットした場合は
他のエルドリクシルと発動タイミングに差が発生しません。
そうなると他のエルドリクシルと比べてほぼメリットしかないので
黄金郷罠モンスターの効果でセットする場合の第一候補となってくるでしょう。
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