4月11日に「デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!」が発売されます。
今回紹介するのはその 超速のラッシュロードよりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
【条件】なし
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター1体を選ぶ。
このターン、そのモンスターの攻撃は貫通する
(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える)。
汎用の通常魔法です。
真っ赤な槍が盾を貫き砕くという「矛盾」に明確な勝敗をつけたようなイラストです。
槍が赤い事を考えると暗黒騎士ガイアの螺旋槍殺をイメージしているのしょう。
「貫通」が公式用語になる時代
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター1体を選ぶ。
このターン、そのモンスターの攻撃は貫通する
(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える)。
その効果は自分フィールドの表側表示モンスター1体に
そのターンの間、貫通効果を付与するというものです。
条件の類は特になくノーコストで使える魔法カードとなっています。
OCGと比較した場合だと攻撃力上昇のなくなったH-ヒートハートとも言うべき効果です。
5枚ドローかつ通常召喚に制限のないラッシュデュエルだと
相手の攻撃を防ぐためにモンスターを守備表示で並べて時間稼ぎ、という戦術も普通にあるでしょうから
貫通効果によってダメージを与える意義はOCG以上に高いと思われます。
ダーク・ソーサラーや輝岩竜など守備力0のモンスターも見られる為、
これらのモンスターが守備表示の時に貫通ダメージを与える事が出来れば効果も大きいでしょう。
特に表示形式を変更できる風使いトルネとは相性がよさそうです。
そして何よりのポイントとして「そのモンスターの攻撃は貫通する」と
「貫通」がいわゆるマジック・ザ・ギャザリングでいう所のキーワード能力のように
ラッシュデュエルの公式用語として設定されています。
今まで散々アニメでは貫通効果だの貫通ダメージだの表現しておいて
OCGではかたくなにその言葉を使わずに
「守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える」
という長ったらしいテキストで通してきていましたが
ラッシュデュエルではそういった古い慣習を捨ててはっきり貫通効果と明言しています。
恐らくこういった多くのカードで見られる共通効果は
今後こういったキーワード能力として簡潔な文字でまとめられていくのでしょう。
こういう共通効果を設定していこうという点でも
ラッシュデュエルは「分かりやすさ」を重視しているのが伝わってきますね。
こうなると貫通効果以外にも今後共通効果がまとめられるのかが気になる所です。
思いつくるところでは直接攻撃、全体攻撃、2回攻撃、各種耐性あたりでしょうか。
こういった各種効果も分かりやすくまとめて欲しい所ですね。
コメント
実はOCGで貫通効果がキーワード化されない理由には「貫通の仕様がカード毎に微妙に異なっているものが多い」という事情があるのでOCGでは難しいですね。
カオスMAXドラゴンとか貫通ダメージ倍にしますからね