今回紹介するのはデッキビルドパック シークレット・スレイヤーズよりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在する場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●除外されている自分の「エルドリクシル」魔法・罠カード3種類を1枚ずつ選んでデッキに戻し、
フィールドのカードを全て破壊する。
●除外されている自分の「黄金郷」魔法・罠カード3種類を1枚ずつ選んでデッキに戻し、
相手のLPを半分にする。
その後、相手のLPの数値分だけ自分のLPを回復する。
【エルドリッチ】用のサポートとなる通常罠です。
黄金卿エルドリッチがぐっとガッツポーズをして
地面から黄金のドリルが多数突き出しています。
効果から考えてエルドリッチの必殺技とも言うべきカードなのでしょう。
アデランタードとはコンキスタドール(スペインにおけるアメリカ大陸の征服者、探検家)
に対して国王が与えた称号で軍事活動における権限を行使できたと言われています。
墓地から魔法罠を除外して発動できる2つの効果
①:自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在する場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
その効果は1ターンに1度、自分の場にエルドリッチがいる場合に
2つある効果から1つを選択して発動できるというものです。
フィールドのカードを全て破壊する。
1つは除外ゾーンのエルドリクシル魔法罠3種類をデッキに戻す事で
フィールドのカード全てを破壊するというものです。
現在判明しているエルドリクシルは黒き覚醒のエルドリクシル、
白き宿命のエルドリクシル、紅き血染めのエルドリクシルの3種類のみであり
必然的にこの3つをデッキに戻して発動を狙う事になるでしょう。
激流葬の強化版とも言うべき効果ですが自分のカードもまとめて破壊してしまいます。
特に発動にはエルドリッチがフィールドにいる必要があるので
それを巻き込んで発動する事は想定しておく必要があります。
幸いエルドリッチは自身の効果で特殊召喚した場合には効果破壊耐性が付与されるので
自分ターンにエルドリッチを特殊召喚して発動するのも視野にいれておくといいでしょう。
相手のLPを半分にする。
その後、相手のLPの数値分だけ自分のLPを回復する。
2つ目の効果は除外ゾーンの黄金郷魔法罠3種類をデッキに戻す事で
相手のライフを半減、そしてその半減した数値分自分のライフを回復するというものです。
フィールドには干渉しないものの
初期状態であれば4000ライフを奪い取れるこれまた豪快で強力な効果です。
罠モンスターの3体の黄金郷が墓地から除外してエルドリクシルをセットする効果を持っているので
これらをデッキに戻して発動するのが基本となるでしょう。
発動を狙うのであれば長期戦を視野に
どちらも豪快な効果を持っているエルドリッチにおける必殺技的なカードです。
エルドリクシルと黄金郷は片方を墓地で除外してもう片方をセットするという性質を持っており
これを繰り返して絶えずアドバンテージを獲得していくのが【エルドリッチ】の基本戦術となります。
この動きを繰り返していれば自然と除外ゾーンにこれらのカードが溜まっていくので
3種類溜まった所でこのカードでフィールドをドーン!ってするか
ライフをドーン!って奪い取るのが狙いになってくるでしょう。
ただ自然に溜まってはいくものの「迅速に溜める」となると別問題となってきます。
特に序盤の除外ゾーンが肥えていない段階であれば発動には苦労する事になるでしょう。
迅速な発動を狙うのであればおろかな副葬などで積極的に墓地に送り
随時墓地から除外していくのが求められてくるでしょう。
もしくは開き直って最初から長期戦を想定した戦い方をするのもオススメです。
元々継続的にアドバンテージを確保していけるテーマですし
何よりこのカードで除外したエルドリクシルや黄金郷魔法罠をデッキに戻して再利用できるので
デッキ自体の息切れを防ぐ効果を持っています。
前述の通り普通に戦っていれば自然と除外ゾーンにこれらのカードが溜まっていくので
往々にしてデュエルを長引かせた方が有利を取りやすいでしょう。
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