遊戯王カード考察：≪メガリス・フール≫超優秀な露骨なメガリステコ入れカード！アンフォームドと相性抜群！

今回紹介するのはRISE OF THE DUELIST（ライズ・オブ・ザ・デュエリスト）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【メガリス】の新規となる地属性岩石族のレベル２モンスターです。

メガリス・アンフォームドの輪から渦が発生しそこから人型の彫像が顕現しています。

他のメガリス違い駒を思わせるようなヘクスのパーツがなく

このカードが他のメガリスとはまた異質な存在である事を伺わせます。

カード名は太陽を司るオリンピアの天使の１人「オク」からだと思われます。

このカードの登場でオリンピアの天使７人が揃った事になります。

レベル調整しつつ墓地から回収してデッキから儀式召喚！

①の効果は１ターンに１度、儀式召喚した場合に

自身のレベルを墓地の儀式モンスター１体と同じにしつつ

その墓地の儀式モンスターを手札に加えるレベル変動＆墓地回収効果です。

回収した儀式モンスターと同じレベルになれるので

このカード１枚でその儀式モンスターを儀式召喚する為のリリース要員になる事が可能です。

直接的なアドバンテージに繋がる優秀な効果ですが

他のメガリスと違ってターン１制限がある点には注意です。

②の効果は１ターンに１度、お互いのメインフェイズに

手札かフィールドから生贄をリリースする事で

メガリス儀式モンスターを手札かデッキから儀式召喚出来るというものです。

他の下級メガリスと同じようにフィールドで儀式召喚を行える効果ですが

儀式召喚先がメガリスに限定される代わりにオクと同じようにフリーチェーンで儀式召喚が可能となっており

更に手札からでなくデッキから直接儀式モンスターを儀式召喚できるという

かなり頭のおかしい事が書いてあります。

脳死で３枚積みしていいと思います

露骨です、露骨なメガリス強化カードです

弱点らしい弱点と言えば②の効果がメガリスの儀式召喚にしか対応してない程度で

このカードを儀式召喚すれば墓地から儀式モンスターを回収しつつ

レベルを調整してデッキから直接儀式召喚を行えるという至れり尽くせりっぷりです。

おまけに素のレベルが２である関係でメガリス・アンフォームドとの相性が抜群で

下級のメガリスとメガリス・アンフォームドの２枚さえ手札にあれば

デッキからこのカードを儀式召喚する事が可能です。

その際にその儀式召喚に使ったメガリスを墓地から回収できるので

実質的にメガリス・アンフォームド１枚で各種レベル４のメガリスが、

墓地にレベル８のメガリスがあればレベル８のメガリスをデッキから直接儀式召喚できます。

フリーチェーンで儀式召喚可能な為、相手ターンにメガリス・ベトールを儀式召喚すれば

相手の展開を妨害する手段としても大いに活用できますし

その前に相手がこのカードを除去しようとした場合には

リリース・エスケープでメガリス・アラトロンを出すなんて芸当も可能です。

また他のメガリスと違い必ずしも自身を儀式召喚の生贄にする必要はなく、

あえてこのカードを残しつつ儀式召喚を行う事も可能です。

このカードを残しておくことで儀式召喚の生贄を手札に確保できていれば

毎ターンデッキからメガリスを儀式召喚する事も出来る為非常に強力です。

①のレベル変動は永続なのでレベル８を維持し続けたまま場に残る事もでき

任意のタイミングで自身をリリースしてデッキから儀式召喚を狙っていけます。

これがメインフェイズ限定とはいえフリーチェーンで出来るのですから非常に優秀です。

露骨に強力なカードであり【メガリス】であれば

「採用しない理由が思いつかないなら脳死でフル投入していいカード」と言えるでしょう。

①の効果自体は儀式モンスター全般を回収する事ができますし

メガリス・アンフォームドを採用していれば他のデッキでも儀式召喚が狙いやすいので

他の儀式デッキに出張させる事も考えられます。

その場合にはメガリス・オクあたりを一緒に出張させておけば②の効果も無駄になりません。