今回紹介するのはETERNITY CODE(エターニティ・コード)よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/昆虫族/攻2200/守 600
レベル4モンスター2体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:X素材を持ったこのカードは罠カードの効果を受けない。
②:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
自分の墓地から昆虫族・植物族のレベル4モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③:自分のカードの効果で相手モンスターがフィールドから離れ、
墓地へ送られた場合または除外された場合、
このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
蟲惑魔の新規となる地属性昆虫族のランク4エクシーズです。
赤い長髪が眩しい、露出度の高い黒い衣装を身に纏った蟲惑魔です。
誰かを招き入れるように手を刺し伸ばしていますが
その足元には穴が広がっており引きずり込む気満々です。
モチーフはおそらくアマゾンに生息するアリ「アロメルス・デケマルティクラトゥス」だと思われます。
「拷問アリ」とも呼ばれ植物の枝や茎の上に自分達が入る空洞を作る偽の茎を生成します。
そしてこの偽の茎に獲物が触れた瞬間中から一斉にアリが飛び出して獲物を磔のように拘束、
そのまま捕食していきます。
その拘束スピードは凄まじく俊敏なハチやハエでさえ逃げられないと言われています。
中々にグロテスクなので調べる場合にはご注意を。
自分や相手モンスターを特殊召喚
エクシーズ素材に特に指定はなく適当なレベル4モンスターが2体以上いれば出せます。
【蟲惑魔】は他のモンスターを混ぜるケースも多いため指定がないのはありがたい所ですね。
他のデッキでも問題なくエクシーズ召喚は可能であり
昆虫族や植物族デッキであれば十全に性能も発揮しやすいです。
基本的には2体で出せば問題はりませんが
②と③の効果を両方使いたいのであれば3体以上でエクシーズ召喚するといいでしょう。
①の効果はオーバーレイユニットを持っている状態であれば
罠カードの効果を受けないという耐性です。
丁度フレシアの蟲惑魔も持っている耐性であり
激流葬などで相手だけを一方的に破壊する事が可能です。
②:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
自分の墓地から昆虫族・植物族のレベル4モンスター1体を選んで特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを2つ取り除く事で
墓地から昆虫族か植物族のレベル4を選んで特殊召喚する蘇生効果です。
【蟲惑魔】では特殊召喚時に効果を発動できるトリオンの蟲惑魔や
ティオの蟲惑魔が有力な蘇生候補となってくるでしょう。
③:自分のカードの効果で相手モンスターがフィールドから離れ、
墓地へ送られた場合または除外された場合、
このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、
自分のカードの効果で相手モンスターがフィールドから墓地へ送られるか除外された場合に
オーバーレイユニットを1つ消費する事で
その相手モンスターを自分フィールドに特殊召喚するというものです。
【蟲惑魔】では各種落とし穴の効果で除去してしまうのが手っ取り早いでしょう。
除外でもOKであり奈落の落とし穴にも対応しているのが嬉しいポイントです。
特にリンクモンスターを奪う事が出来ればこのカードと合わせてより上位のリンク召喚も狙えます。
色んなデッキで使えます
②と③の効果どちらも有用ですが、②の効果がオーバーレイユニットを2つ使う関係で
2体でエクシーズ召喚した場合には2つの効果はトレードオフとなってきます。
概ね除去手段を確保できている場合には③の効果を、
確保できていない場合や除去手段が心もとない場合には②の効果を、
といった感じで使い分けていくのがいいでしょう。
3体以上を素材にエクシーズ召喚すれば両方の効果を使う事も出来るので
3体以上でエクシーズ召喚する価値も高いです。
効果も優秀ながら何気に攻撃力2200と【蟲惑魔】の中では最高打点を誇っており
アタッカーとして活用していく場面も多いでしょう。
【蟲惑魔】以外のデッキでも②の効果は植物族や昆虫族全般で有用で
例えばイビルセア・ルテアや捕食植物スピノ・ディオネア、共振虫などの蘇生に繋げられます。
それ以外のデッキでも除去手段さえ用意できるのであれば③の効果が使えるので
蟲惑魔をサポートしつつ他のデッキでも活用できる汎用性の高いエクシーズと言えます。
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