遊戯王カード考察：≪第弐次未界域探険隊（だいにじみかいいきたんけんたい）≫各種未界域がフリーチェーンで

今回紹介するのはEXTRA PACK 2019よりこのカードです。

カード説明

wiki

【未界域】用のサポートとなる永続罠です。

一度は怪物たちに襲われ逃げ帰った探検隊が

再びユーマリア大陸へと上陸しようとしています。

恐らく１回目の探索を現しているであろう

未界域－ユーマリア大陸のイラストと比べた場合

ボートなどの備品がより充実したものになっている他

グリーンベレーと思われる荒事担当の探検隊も参加しています。

前回よりははるかに準備がなされていますが

それでもまだまだ心もとない感じはしますね。

結局こうなりますし

手札コストで発動する２つの効果

①の効果は１ターンに１度、手札を１枚捨てる事で

自分の場の未界域１体の攻撃力守備力をそのターンの間５００アップする強化効果です。

手札コストこそ必要なもののコンバットトリックとして機能し

１度発動したあとは公開情報となってしまいますが

相手はこちらの攻撃力が５００上回っていないと迂闊に攻撃ができなくなります。

場合によっては攻めに使うのもありで未界域捕縛作戦と合わせて

未界域のビッグフットに装備した場合攻撃力４３００の２回攻撃が実現します。

②の効果は１ターンに１度、手札の未界域１体を捨てる事で

このカードを墓地からデッキに戻して１枚ドローするというものです。

１：１交換の形となりますが各種未界域は墓地から捨てられる事で効果を発揮する為

それらの効果を発動しつつ１枚ドローが可能です。

①の効果と違い捨てるカードが未界域に限定されている点には注意です。

ビッグフットと組み合わせて

このカードの神髄は「フリーチェーンで手札を捨てて発動できる」という点で

これにより毎ターン、好きなタイミングで各種未界域の効果を発動可能です。

特に相性がいいのが手札から捨てた時に表側表示カードを破壊できる未界域のビッグフットであり

このカードと組み合わせる事で展開の妨害として大いに機能します。

攻撃力を下げる未界域のワーウルフも上手く使えばコンバットトリックとして使えるでしょう。

①の効果と合わせて合計１５００の攻撃力増減が発生するので返り討ちにできる範囲が一気に広がります。

いうなれば「未界域の手札から捨てた際の効果を毎ターンフリーチェーンで発動できるカード」です。

おまけに破壊しても墓地でも１回同様の効果が発動できる為

破壊するうま味も少ないといういやらしいカードになっています。