今回紹介するのはIGNITION ASSAULT(イグニッション・アサルト)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
①:このターン、お互いのプレイヤーは手札を公開し続ける。
この効果で手札を公開し続けている間、
お互いの手札に同名カードが存在する場合、
お互いにそのカード及びその同名カードの効果の発動ができない。
汎用の通常罠です。
イラストは王女の試練における結末なのでしょう。
試練の巨人の頭にある風船を白魔導士ピケルと黒魔導師クランが同時に割っています。
2人の実力はまったくの互角だったという事なのでしょう。
どちらも王女としての姿が存在する事を考えると両方とも合格したのでしょうね。
カード名の由来は「お互いの事を思い、愛し合っている事」を意味する「相思相愛」と思われます。
「愛」の文字が「殺」に変わると一気に物騒になりますね
「お互いに視て」「相殺する」という効果に沿った名称になっています。
ミラーマッチ向けの妨害カード
その効果は発動したターン、お互いに手札を公開し
もしお互いの手札に同名カードがあれば公開している間は
その効果が発動できなくなるというものです。
実質的なミラーマッチ用のカードであり
特に「このキーカードを主軸にして動く」というタイプのデッキで場合
キーカードを握っている事が出来れば相手の動きを大きく制限する事が可能です。
特に【ウィンドウィッチ】あたりが代表例ですね。
融合魔法や儀式魔法をメインとするデッキも該当するでしょう。
サーチに優れたデッキであれば
「自分はそのカードを使いつつ2枚目以降を手札に握っておく」
というのも十分に狙えるでしょう。
灰流うららのような汎用性の高い手札誘発カードであれば
ミラーマッチでなくても発動を封じる事が出来る可能性がありますが
「お互いに手札にそのカードがありさらにこのカードの発動もできる」
という状況になる可能性はあまり高くはないでしょう。
さすがに対ミラーマッチ用のサイドデッキ向けのカードだと思います。
未界域対策にも
またそのターンの間手札を公開し続けるというのもポイントで
例えば未界域のように手札を公開して効果を発動するタイプのカードは
このカードであらかじめ公開させられていると効果の発動自体ができません。
同じ様な効果を持ったカードに正々堂々があり
あちらは永続罠故に継続的に手札を公開させ続ける事が出来ますが
こちらは1ターンしか機能しない代わりに
通常罠故に破壊されたとしても1ターンは効果が保障されます。
どちらを重要視するかで使い分けるといいでしょう。
何だかんだ手札を見られるという情報アドバンテージは
手札誘発の採用率が高い現在の環境では結構大事だったりします。
特に原始生命態ニビルが怖いというようなデッキには
相手の手札を確認できるのは安心感が大分変ってきます。
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