今回紹介するのはEXTRA PACK 2019よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星3/闇属性/爬虫類族/攻1300/守 0
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、
自分はそのカードを捨てる。
それが「未界域のツチノコ」以外だった場合、
さらに手札から「未界域のツチノコ」1体を特殊召喚し、
自分はデッキから1枚ドローする。
②:このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
海外の新テーマ、【未界域】に属する
闇属性爬虫類族のレベル3モンスターです。
草むらに佇むメタボ体系なヘビです。
イラストの左上では探索班が抜け殻を確保しているのが確認できます。
このカードも未界域のジャッカロープ同様に英語名に疑問符がつけられています。
危険なようには見えないって事なんでしょうね。
ヘビですし毒とか警戒してもよさそうですが。
ツチノコは日本に生息すると言われているUMAで
バチヘビ、ノヅチ、ツチヘビなど様々な呼び方が存在します。
胴が太いヘビで一時期ツチノコ探しがブームとなり懸賞金がかけられた事もあります。
どっちにしたって自己展開できる
自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、
自分はそのカードを捨てる。
それが「未界域のツチノコ」以外だった場合、
さらに手札から「未界域のツチノコ」1体を特殊召喚し、
自分はデッキから1枚ドローする。
①の効果は手札のこのカードを見せてる事で相手にこちらの手札をランダムに捨てさせ
それが同名カード以外であれば自身を特殊召喚しつつデッキから1枚ドローします。
未界域のモンスターが共通で持つ効果であり
他の未界域が捨てられる形で発動すれば
召喚権なしでモンスターを1体展開しつつさらにアドバンテージも確保できます。
これがターン1制限ないのですからすさまじいですね。
②:このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、手札から捨てられた場合に
自身を特殊召喚する自己展開効果です。
①を発動した場合自身以外が捨てられれば自身を特殊召喚でき、
自身が捨てられてもこちらの効果で自身を特殊召喚できます。
つまりターン1制限の有無の違いはあるもののどちらに転んでも自身を特殊召喚可能です。
特にエクシーズ召喚あたりを狙う場合、
確実に特定のカードを特殊召喚出来るというのは結構大きいです。
様々なデッキに出張させられます
海外では同じくレベル3のジャッカロープ共々準制限に指定されているカードで
どちらも特に幻影騎士団と相性がよくセット使われる事が多いカードでした。
海外では一部の幻影騎士団が禁止カードとなっていますが
まず間違いなく未界域の影響と考えていいでしょう。
またこのカードは未界域の中でも単体で自己完結した性能を持っており、
【未界域】のみならず様々なデッキに出張させられるポテンシャルを持っています。
特にレベル3モンスターとしてみた場合、ほぼ無条件で手札から特殊召喚が可能な
極めて特殊召喚条件の緩いカードだと言えるでしょう。
ランダムで自分の手札1枚を捨てる事になるのが問題と言えば問題ですが
墓地に送る事に意義のあるカードを多めに採用しておけばそれすらもまた利点になります。
幻影騎士団に限らず特にランク3のエクシーズ召喚を狙うデッキでは
優秀な展開要員の1体として頼りになるでしょう。
展開要員としてだけでなく他のカードで手札から捨てる事も特殊召喚が出来る為、
手札コストとしても非常に優秀です。
しかも闇属性の守備力0という事で悪夢再びにも対応しており、
手札コストとしての利便性にますます拍車をかけています。
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