遊戯王VRAINS117話の感想です。
前回のあらすじ:バイザーは役目を終えたのだ・・・
目次
罪は背負い続け
デュエルの決着がついたソウルバーナーとリボルバー、
お互いにまさに視力を振り絞ったという感じでボロボロの状態です。
デュエルの決着を見届けプレイメーカーにメールが届いた事を確認したAiは
自分の仕事をすると言い行動を開始しました。
消えていく施設と共にそれぞれ大切な、いなくなった人達の名を呼ぶ2人、
リボルバーのこのまさに憑き物が取れたような顔が非常に印象深いです。
リボルバーは言います、ソウルバーナーの過去の呪縛は今消えたのだと。
ソウルバーナーはリボルバーが本当はメールなどどうでもよく
自分を乗り越えさせるためにデュエルを挑んだのではないかと聞くと
リボルバーは自分もまた過去の呪縛を解きたかったのだと答えます。
やはり何よりも父の所業によってソウルバーナー達の人生を狂わせたこと、
そして自分もまたその片棒を担いでいた事を悔い続けていたのでしょう。
リボルバーはAiが2度もチャンスをくれるとは思えない、
つまり倒すチャンスがあるのはプレイメーカーのみであるといい
自分の役目はもう終わったと自首をする決意をします。
しかしソウルバーナーはそれを許さないとリボルバーを止めます。
ソウルバーナーは全てが終わった後、故郷の田舎に帰るつもりであり
時がくればロスト事件の事を忘れて幸せに暮らせるかもしれないといいます。
しかしそれは人々の記憶からロスト事件が失われていく事でもあります。
だからこそソウルバーナーはリボルバーに罪を償って事件の清算をして欲しくないといいます。
ネットワークの看視者として、ずっと罪を背負い続けて欲しいと、
それがソウルバーナーがリボルバーに求めるケジメでした。
リボルバーもソウルバーナーのその望みを了承、その為の旅に出ると告げ、
最後にソウルバーナーとお互いに会えてよかったと言い残し、立ち去ります。
そしてソウルバーナーもまたプレイメーカーに後を頼むといいます。
ソウルバーナーもまた自分の役目は終わったと判断したのでしょう。
プレイメーカーはそれを受け、Dボードで飛び立ちます。
受け取れぇぇ!遊作ぅ!
遊作は早速家でAiが残したメールを調べています。
傍らに鎮座されたもう動かなくなったロボッピが哀愁漂います。
草薙さんは今までいろいろありがとうと尊を労っていました。
学校に来なかったようで尊は遊作の心配をしていましたが
草薙さんの元へは遊作は顔を出していたようです。
ただ一言、ありがとうと感謝の言葉を草薙へ告げて遊作は出発しました。
そして遊作はメールで指示された場所であろうある島へと到着、
恐らくは了見がボートで連れて行ってくれたのでしょう。
そしてボートから遊作に1枚のカードを投げ渡す了見、
そのまま何も言わずにボート島を後にします。遊作帰りはどうするんでしょう?
遊作は了見から受け取ったカードをデッキに入れて歩き出します。
たどり着いたのはあるSOLの施設、
遊作を感知すると歓迎するかのように自動でシャッターが開きます。
奥に待っていたのはゴンドラに乗って現れるAi、
こういう所でユーモア精神を忘れないのがAiらしいというか何というか。
そしてAiは見せたいものがあるといい遊作を案内します。
そこにあったのは大量のAiと同じ姿をしたソルティス。
不完全ながらもAiをベースにしたコピーでありこれを大量に野に放つとAiは言います。
それぞれが各自別の経験をし、自分の意思を身に着けていく
そうなればどうなるかはAi自信にも予測はつきません。
人間の手助けをするかもしれない、逆に人間の敵になるかもしれない。
ソルティス同士で結託するかもしれない、逆に仲違いするかもしれない。
分からないからこそのAIの可能性をAiは見てみたいのでしょう。
しかし少なくとも人間社会が大混乱に襲われるのはまず間違いないでしょう。
遊作はやめるように説得を試みるもAiはやめないと切り捨てます。
メールをロボッピに託したのはロボッピのシステムが限界だった事をAiも予測していたようで
最初からプレイメーカー達に倒させる算段があったようです。
ただあんな風に暴走するのはさすがに予想外だったようで悪い事をしたとAiは言います。
全てを元に戻して姿を消すように遊作は言いますが、
Aiは自分をデュエルで倒さないと奪った仲間たちの意識データが元に戻らないと言います。
心変わりしないように、どちらかが生き残るまで戦うようにそう決めたのだと。
自分と遊作はAIと人間、まったく別の存在であるというAi。
Aiの目的はAIが生き残る可能性を残したい事、
それが人間にとって災いをもたらすかもしれないと分かっていても。
遊作はAiを止める為に覚悟を決めます。
そしてお互いにイントゥザヴレインズし、データストーム吹き荒れる場所へと降り立ちます。
こうしてプレイメーカー VS Ai の、
恐らく最初で最後になるであろうデュエルが開始されました。
全ては仕組まれていた事
先攻はプレイメーカー、
まずガベージ・コレクターを通常召喚、
そこからサイバネット・オプティマイズを発動してフレイム・バッファローを通常召喚、
ガベージ・コレクターでフレイム・バッファローを戻して
シーアーカイバーを特殊召喚しつつフレイム・バッファローで2枚ドローします。
そしてLINK-2、スプラッシュメイジをリンク召喚、
その効果で墓地のシーアーカイバーを蘇生させ
そのまま続けてLINK-3、デコード・トーカーをリンク召喚し
カードを1枚伏せてターンエンドです。
デコード・トーカー、プレイメーカーとAiがコンビを組んだ時に
一番最初にストームアクセスで入手したリンクモンスターです。
その事を懐かしむAiにプレイメーカーは告げます。
以前サイバースデッキを授けたのはお前だろうと、
とぼけるAiですがプレイメーカーは確信していました。
その後も自分がパートナーであると知って助けを求めた事、
それまでの5年間ずっと自分を監視しつづけ
自分が過ごしてきた生活に少しだけ干渉をして誘導してきた事、
草薙さんにも同じことをして自分と協力するように接触させた事、
全てハノイを倒させる為にAiが仕組んでいたことなのだろうと指摘します。
その通りに全て計算づくであったと白状するAi、
しかし今ではかけがえのないたった1人の友達であるともAiは言います。
それでありながら戦う決意は変わらない事も。
容赦はしない
Aiのターン、ドロー。
ピカリ召喚からAiランドサーチ、
リングリボーリンク召喚、Aiランド発動ドヨン特殊召喚とお馴染みの動きをした後に、
永続魔法「ゆずり-Ai-」を発動、
ドヨンを永続魔法扱いで魔法罠ゾーンに置きます。
そしてAiランドでピカリを特殊召喚してもう1度Aiランドをサーチ、
このタイミングで魔法罠ゾーンのドヨンをフィールドに特殊召喚します。
そしてダークナイト@イグニスターをリンク召喚した後に
アチチを特殊召喚してダークナイトの効果でドヨンとピカリを蘇生、
続けてファイアフェニックス@イグニスターもリンク召喚です。
そして手加減しない事の証明とばかりに裁きの矢を発動しますが
プレイメーカーはあらかじめオプティマイズによってダメージステップ中の発動を封じています。
それでも関係ないとばかりにファイアフェニックスでデコードを攻撃、
これに対してプレイメーカーは永続罠「コード・ハック」を発動、
コード・トーカーに効果破壊耐性を付与しその上で1ターンに1度、
相手の攻撃力を0にした上でお互いの戦闘ダメージと戦闘破壊を無効にします。
これによりファイアフェニックスの効果とAi打ちの効果を両方封じました。
しかしAiは続けざまにダークナイトでコード・トーカーを攻撃、
コード・トーカーの効果は1ターンに1度の為デコードは戦闘破壊されてしまう上に
ダークナイトは相打ちによっては戦闘破壊されません。
Aiはカードを1枚伏せてターンエンドです。
本気で来ないと瞬殺するぜとAiは全力で戦う姿勢を見せていきます。
ついにプレイメーカーとAiのデュエルが始まりました。
VRAINSが今月中に終わってしまうという話もあるそうで
それが本当であれば正真正銘のラストデュエルですね。
了見が遊作に対して渡したカードは果たしてなんなのでしょうね。
本命はやはりエースであるヴァレルロード・ドラゴンでしょうか。
汎用リンクですから問題なくリンク召喚できますしね。
次回予告 118話『無謀な提案』
かつての相棒は悲しみに打ちひしがれていた
孤独を知るプレイメーカーだからこそ
Aiの気持ちを分かってやりたい
しかしかける言葉は響かない
全てはデュエルの成り行き次第なのか
サイバース・クロック・ドラゴン、ウィンドペガサス、ライトドラゴンと
続々とエースが出てくる様子が描かれています。
またAiが究極のサイバースを降臨させると予告で出ています。
それが3部のラスボス的カードになってくるんでしょうか。
「全てのイグニスの力を終結させて」とあるので
ダークフルードのようにシンクロ、儀式、エクシーズ、融合が
それぞれ墓地にある事で真価を発揮するカードの可能性がありますね。
残るダークナイトとファイアフェニックスの事を考えると
LINK-6の可能性があります。
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