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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第86話『持たざる者の知恵』感想

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遊戯王ヴレインズ86話の感想です。

前回のあらすじ:ハル退場・・・

 

 

もう捕まってる・・・

もう完全にビットブートの扱いは雑魚です

イグニス共存派とハノイの連合が次々とビットブートを蹴散らしていきます。

その一方でリンクヴレインズに異変、切り離したミラーリンクヴレインズが

リンクヴレインズと再び結合、その結果ミラーリンクヴレインズが再び隠れ

侵入していたプレイメーカー達が外部と接続が切れてしまいます。

データマテリアルもなくなったようでDボードが消滅、

Dボードなしでも飛行の出来るブルーメイデン以外は地面に落とされてしまいます。

他の面々はなんとか着地するもののスペクターは着地に失敗し転がっていきます。

これは多分運動神経の差なんでしょうね。

スペクター明らかにインテリ型って感じで運動できる感じじゃないですし。

電脳世界でもデュエルマッスルは大事です

 

さてそんな中草薙さんが頑張ってくれたおかげで

プレイメーカー達との接続が復旧しました。

草薙さんはすぐさまこれをハノイ3騎士と共有、

3騎士も草薙のハッカーとしての腕前に感服しています。

ですがまた問題が1つ、何やら見えない壁のようなものが発生し

プレイメーカー達が孤立してしまいました。

これはライトニングの罠で数で勝るプレイメーカー達を孤立させて

各個撃破していこうという作戦です。

そんな中ウィンディはみせしめに仲間が倒される所を中継してやろうぜと

ゲスい事を提案しますがライトニングは手の内は見せたくないと一度反対、

しかしウィンディの説得に平常心を乱す手もあるかとその案に乗ります。

中継手段として捕まえたマスコミコンビを利用するようです。

バトルロワイヤルな首輪も付けて逆らったらポンってやる予定です。

まあ多分意識データ奪うとかそんな感じの爆弾なんでしょう。

マスコミたちもさすがに命は惜しいので逆らえません。

 

 

弱者なりの生き方

そうしてプレイメーカー達の前に映し出されたのはスペクター、

ライトニングはまずはスペクターを標的にしてきたわけです。

ブラッドシェパードの件を考えればライトニングの性格からすると

弱い相手から始末していく方向性なわけで

一番雑魚認定されたスペクターは心外だと軽く言いつつも

リボルバーの邪魔をするなら許さないとやる気の構えです。

ライトニングはリボルバーに依存する

意志を持たない操り人形としてスペクターを過小評価しますが

当の本人は「自分の意志で従属している」と意志がない事を否定、

弱者として強者に依存する事こそが試行錯誤した末の知恵だと主張します。

全ての人間が横並びでいられる世界など理想でしかないというスペクターに

AIなら出来るというライトニングですがスペクターはそれを否定、

通常のAIならともかく意志を持ったAIでそれを行うのは無理だと言います。

まあ少なくともウィンディは絶対に無理でしょうし

ライトニングも多少なり自覚があるからボーマンを作ったのでしょう。

 

またスペクターは自分から生まれたアースが消えた喪失感をずっと感じており

イグニスを消滅させるというハノイの目的を遂行しながらも

イグニスについて考えずにはいられなかったようです。

スペクターとしてはアースには消えて欲しくなかったとも言っています。

とはいえハノイがイグニスを敵視する以上イグニスも平和には暮らせなかったでしょうし

お互い使命を持つのは辛いですねとスペクターとしても割り切ってる感じです。

これ以上をは話の無駄とスペクターVSライトニングのマスターデュエル開始です。

 

ちなみにこの際プレイメーカーがAiの事を分身と口にして

Aiに指摘された時に「言ってない」と否定していました。

最近割とAiに対するツンデレが板についてきてるプレイメーカーです。

 

 

悪VS悪

先行はライトニング。

まずは天装騎兵グラディウスを召喚しアルマートスコロッセオをサーチして発動、

スペクラートをサーチしつつLINK-1の天装騎兵デクリオンをまず出します。

そしてコロッセオの効果でグラディウスを蘇生しつつ

スペクラートの効果でさらに蘇生、LINK-2、ケントゥリオに繋げます。

さらに効果で墓地のシーカーを蘇生して2体目のデクリオンをリンク召喚、

これで魔法罠ゾーンにリンクマーカーが出来たので裁きの矢を発動、

リンクモンスター3体に裁きの矢という布陣が出来上がりました。

これでライトニングの手札は突きましたがまだ動きは終わりません。

リンクを含む天装騎兵2体でLINK-2天装騎兵プリミ・オルディネスに繋げ

その効果で墓地から天装騎兵を蘇生してさらにリンク召喚、

同じ素材指定でLINK-2天装騎兵ピルス・プリオルに繋げます。

その効果で相互リンクしてるモンスターの数と同じ枚数、

今回の場合3枚デッキからカードを除外して次のターンに手札に加えます。

そして更に墓地から天装騎兵を蘇生して

それを素材に3体目のデクリオンをリンク召喚。

そう、ライトニングの狙いとはリンクマジックも絡めたエクストラリンク、

しかも以前リボルバーがやったエクストラリンクと違い、

スペクター側にリンクマーカーがありません。

つまりスペクターはエクストラデッキから特殊召喚が出来ない状態です。

ライトニングはスペクターのサンアヴァロンが

リンク召喚に強く依存するデッキだと見抜きそれを封じる行動に出たわけです。

初手エクストラリンクというOCGでもガチな布陣を敷いてターンエンドです。

 

さてリンク召喚を封じられたスペクター、

ライトニングのデュエルタクティクスを見事だと言いながらも

では私も全力で倒しましょうと邪悪な顔を浮かべます。

そこには一切焦るような気配がありませんでした。

味方サイドがゲス顔をするこの頼もしさよ

デュエルを見守る3騎士もスペクターのデッキはリンク召喚に依存するという判断であり

スペクターが何をするつもりなのか予想が出来ていません。

 

 

弱者だからこその強(したたか)さ

スペクターのターン、ドロー。

まずサンシード・ゲニウスロキを通常召喚、

そして植物族通常モンスターがいる事を条件に

聖種の影霊(サンシード・シャドウ)を手札から特殊召喚です。

そしていかにもわざとらしく「困った事にリンク召喚が行えません」と言います。

負けを認めろというライトニングに対してスペクターは言います。

デュエルを見ていてライトニングにはデッキコンセプトが同じで親近感を覚えると。

確かにサンアヴァロンも天装騎兵も

「リンクモンスターを複数並べる事で真価を発揮する」という点では共通しています。

そしてそれはサンアヴァロンも天装騎兵同様に裁きの矢と相性がいい事を意味します。

しかしスペクターは裁きの矢を持っていません。だからスペクターの取った行動はこうです。

永続魔法「聖蔓の略奪」を発動、これはライフを800支払う事で

相手の魔法カードのコントロールを奪うというものです。

そう、スペクターもまた裁きの矢の対策手段を用意していました。

それもリボルバーのように発動を封じるのではなく

裁きの矢そのものを奪うという実にスペクターらしい手口で。

無ければ奪う、それがスペクターのやり方です。実に発想が悪役のそれです。

ライトニングもスペクターと自分が似ているという発想はなかったと言います。

そんなライトニングにスペクターは少々傲慢であると評しその上で

「傲慢なのは何かコンプレックスがある事の裏返しなのでは?」と指摘します。

これに対しライトニングは露骨に顔をしかめスペクターは図星であると確信します。

ライトニングはこれ以上話をするつもはないと明らかに腹立ってます。

この人敵のボスに煽りあいで圧勝してる・・・

 

さて裁きの矢を奪った事でライトニングのエクストラリンクを途切れさせると同時に

自分の場にリンクマーカーを確保する事が出来ました、これでリンク召喚ができます。

早速LINK-2、サンアヴァロン・ダフネを出し

手札コストを使ってサンヴァイン・シュラインを発動、

ゲニウスロキを蘇生してそれを素材にサンヴァイン・スラッシャーをリンク召喚です。

そしてスラッシャーでデクリオンを攻撃、

ダフネがいる事でスラッシャーの攻撃力は2400、

これが裁きの矢で倍になりなんと4800です。

ライトニングはプリミ・オルディネスの効果で戦闘ダメージを減らしますが

デクリオンは戦闘破壊されさらにスラッシャーの効果でゴヨウされます。

そして奪ったデクリオンでもう1体のデクリオンに攻撃、

このデクリオンも裁きの矢で攻撃力が倍になるので

ライトニングのデクリオンを一方的に戦闘破壊します。

 

メインフェイズ2で永続魔法「聖蔓の交配(サンヴァイン・バトルブリード)」を発動、

奪ったデクリオンをリリースして墓地からゲニウスロキを蘇生、

それを素材にサンアヴァロン・ドリュアスのリンク召喚に繋げます。

 

 

 

 

 

 

スペクターが楽しそうで何よりです

味方サイドになってもそのゲスっぷりにいささかの衰えもありません。

敵組織の黒幕相手にこの堂々たるゲス顔の披露っぷり、

ゲスがゲスのまま味方になるというこれほど頼もしい事はありません。

ライトニングのコンプレックスも指摘したりして

煽りあいでは明らかにスペクターが数枚上手です。なんだこいつ。

 

ライトニングはエクストラリンクでスペクターのリンク召喚を封じ、

かと思ったらスペクターは裁きの矢を奪ってリンクマーカーを確保するという

非常に戦術的なデュエルでしたね。

なんていうかスペクターはやる事がいちいちエグくて見てて飽きません。

 

次回予告 87話『連鎖破壊』

切り札を奪い取る

まさにスペクターらしいやり方で勝負の風向きが変わった

形成が一変したとはいえライトニングのライフはいまだ健在

エクストラモンスターゾーンを制した者が

このデュエルを制する

相変わらずスペクターが味方サイドとは思えない顔をしています。

エクストラリンク返しという言葉が出てきたので

今度はスペクターがエクストラリンクをするのでしょう。

やられたらやり返す!それが孤高なるハノイの流儀だ!

ただ焦るスペクターの顔も移されており

やはりライトニングは何かしらしでかしてくるようです。

連鎖破壊というサブタイトルを考えると

エクストラリンクを全て破壊でもしてきそうですね。

とはいえライトニングも相当にイライラしています。

これは大分スペクターに煽られてますね

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