今回紹介するのはストラクチャーデッキR-アンデットワールド-よりこのカードです。
屍界のバンシー
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 200
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドゾーンの「アンデットワールド」は効果の対象にならず、
効果では破壊されない。
②:フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「アンデットワールド」1枚を選んで発動する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
闇属性アンデット族のレベル4モンスターです。
分かり合える可能性ぃ?美しいよなぁ!
↓
分かり合えるんだ……そういう可能性も人にはあるんだ……
霊魂を周囲に漂わせて涙を流す灰色の肌の女性です。
アンデット族って各種族の中でもかなり綺麗どころ豊富ですよね。
バンシーはアイルランドなどに伝わる女の妖精で
死期が近い人間の前に現れてそれを悲しみすすり泣くと言われています。
目が赤いと言われているのですがこのカードのイラストは赤くないですね。
ちなみに乳房を吸うと願いが叶うと言われています
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドゾーンの「アンデットワールド」は効果の対象にならず、
効果では破壊されない。
①の効果はモンスターゾーンに存在している間
アンデットワールドに対象耐性と効果破壊耐性を付与します。
この2つの複合耐性は強力でおまけに魔法罠に対してこの耐性を突破するのは
モンスター相手に突破する以上に手段が限られます。壊獣とか使えませんから。
とはいえこのカード自体の攻撃力は1800と低めで耐性の類も無い為
このカードを除去された後で改めてアンデットワールドを除去されるケースは多いでしょう。
実際にアンデットワールドを守るのであればヴァンパイア・フロイライン等
攻撃力を高める手段を別途用意しておくといいでしょう。
またリビングデッドの呼び声のようなフリーチェーンの蘇生カードがあれば
相手がアンデットワールドを破壊しようとしてきた時に合わせて蘇生する事で
魔法罠除去を無駄撃ちさせつつアンデットワールドを守る事が可能です。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「アンデットワールド」1枚を選んで発動する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②の効果は1ターンに1度フィールドか墓地からこのカードを除外する事で
手札かデッキからアンデットワールドを発動できるフリーチェーン効果です。
ユニゾンビや終末の騎士で簡単に墓地へ送れる上に
フリーチェーンというのがポイントでアンデットワールドが除去されたとしても
そのまま間髪入れずに次のアンデットワールドを発動できる上に
死霊王 ドーハスーラの①の効果を相手ターンにも狙いやすいです。
アンデットワールドを主軸とするのであればほぼ必須カードと言っていいでしょう
簡単にアンデットワールドをデッキから引っ張ってこれるようになる上に
意地にも貢献してくれるとアンデットワールドの使い勝手に大きく関わるカードです。
このカードを採用するかどうかで安定性が大きく変わってくるので
とりわけ今回のストラクチャーデッキの中でも特に重要なカードとなってきます。
逆に簡単にデッキからアンデットワールドを引っ張ってこれるが故に
相手に除去されまくってデッキにもうアンデットワールドがないというケースも
出てくるでしょう。
そんな場合は貪欲な瓶でデッキに戻すなり
イモータル・ルーラーで墓地から回収するなりでフォローしましょう。
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