今回紹介するのはストラクチャーデッキ-マスター・リンク-よりこのカードです。
トークバック・ランサー
リンク・効果モンスター
闇属性/サイバース族/攻1200/LINK-1
【リンクマーカー:下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
レベル2以下のサイバース族モンスター1体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカード以外の自分フィールドのサイバース族モンスター1体をリリースし、
そのモンスターと元々のカード名が異なる
自分の墓地の「コード・トーカー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
闇属性サイバース族のLINK-1です。
ヴレインズにおいてプレイメーカーがスペクター戦で使用し
自身の効果でROMクラウディアをリリースしてエクスコード・トーカーを蘇生しました。
槍を構えた4枚羽のウイングが特徴的なロボットです。
黒いフレームをベースに青、緑、金の装甲を纏っており実にカラフルです。
ちょっとアングルを変えればサンライズ立ちになりますね。
トークバックというのはいくつかの意味があるのですが
この場合は恐らくSkypeなどで用いられる
「相手に向けて発した自分の音がそのまま自分にも帰ってくる現象」
の事だと思われます。
スピーカーの音をマイクが拾ってしまう事でそういう現象が発生します。
このカードの場合リリースしたモンスターが
コード・トーカーとなって帰ってくる様子を表現しているのでしょう。
【リンクマーカー:下】
レベル2以下のサイバース族モンスター1体
リンク素材にはレベル2以下のサイバース族1体を指定しています。
レベル3以上を指定するエルフェーズとは丁度逆の素材指定ですね。
サイバース・ガジェットやドラコネット、クロック・ワイバーン等を用いる事で
効果の為のリリース要員を用意しつつリンク召喚を狙う事が可能です。
リンクマーカーは下方向に1つあります。
効果の発動にもリンクマーカーが必要なので
EXモンスターゾーンに出す事が基本となります。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカード以外の自分フィールドのサイバース族モンスター1体をリリースし、
そのモンスターと元々のカード名が異なる
自分の墓地の「コード・トーカー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
その効果は1ターンに1度、自身以外のサイバース族1体をリリースする事で
そのリリースしたサイバース族とカード名が違うコード・トーカー1体を
このカードのリンク先に墓地から特殊召喚する蘇生効果です。
このカード自体LINK-1でありリンク召喚は非常に容易なので
リリース用のサイバース族を別途するのも問題なく行えるでしょう。
トランスコード・トーカーを蘇生すればさらにリンクモンスターを蘇生できますし
シューティングコード・トーカーを蘇生すれば連続攻撃も可能となります。
サイバース族1体をLINK-3に変換できるとも捉えられるので
さらなるリンク召喚を狙ってもいいでしょう。
「墓地に蘇生対象が揃っている」という前提条件が求められますが
サイバース・ガジェットを召喚してサイバース族を蘇生
蘇生したサイバース族を素材にしてランサーをリンク召喚
ランサーの効果でガジェットをリリースしてトランスコード・トーカー蘇生
ガジェットの効果でトークン生成
ランサーとトークンを素材にクロック・スパルトイをEXモンスターゾーンにリンク召喚
スパルトイの効果でサイバネット・フュージョンサーチ
トランスコードの効果で墓地からLINK-3のコード・トーカー蘇生
スパルトイの効果でクロック・ワイバーン蘇生
フィールドのモンスター全部素材にサイバネット・フュージョン発動
とする事でサイバース・ガジェット1枚から
攻撃力10500、墓地肥やし枚数8のサイバース・クロック・ドラゴンが出せます。
なお最初のサイバース・ガジェットでフォーマッド・スキッパーを蘇生した場合
そちらの効果でサイバース・ホワイトハットをサーチして特殊召喚が出来るので
更に攻撃力と墓地送り出来る枚数が1つ増やす事も出来ます。
その際はどちらかのコード・トーカーでLINK-4を作るといいでしょう。
LINK-1の中でもかなり優秀な効果を持つ1枚です。
攻撃力も1200とLINK-1としては高めであり
いざと言う時は低攻撃力のサイバース族をこのカードに変換する事で
攻撃力を水増し出来るケースもあるでしょう。
フレイム・アドミニスターあたりと一緒に出せば
これが中々馬鹿になりません。
このカードもそうですが今回のストラクチャーデッキには
コード・トーカーを指定するカードが結構多くみられます。
2期になってプレイメーカー以外のデュエリストもサイバース族を使うようになり
プレイメーカーの個性として
【コード・トーカー】とも言えるテーマにシフトしていくのかもしれませんね。