今回紹介するのはVジャンプ7月号の応募者全員サービス、
レジェンダリードラゴンズで配布されるこのカードです。
熾天龍 ジャッジメント
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、
S素材モンスターは全て同じ属性のモンスターでなければならない。
①:自分の墓地にチューナーが4種類以上存在し、
このカードがS召喚されている場合、
1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
この効果の発動後、
ターン終了時まで自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分エンドフェイズに発動する。
自分のデッキの上からカードを4枚除外する。
今もなおライトロードの切り札として君臨し続けるやべー奴、
裁きの龍がシンクロモンスターとなってリメイクされました。
ビフォー
↓
アフター
翼が4枚羽になっておりまた尻尾も大量に増えています。
熾天龍という事で熾天使セラフィムをイメージしているのでしょう。
こちらに向かって飛び掛かっているようなアングルが特徴的です。
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、
S素材モンスターは全て同じ属性のモンスターでなければならない。
シンクロ素材としてチューナーとチューナー以外のモンスターを
全て同じ属性で揃えるという縛りが存在します。
これに加えて効果の発動に墓地のチューナーの種類が要求される為、
属性が統一されておりチューナーの種類が豊富なデッキでこそ
有効に活用できると言えるでしょう。
【ブラックフェザー】や【クリストロン】あたりであれば
テーマ内のカードだけで召喚条件を満たす事も可能ですが
ある程度テーマ以外のチューナーも混ぜる方が活かしやすいでしょう。
①:自分の墓地にチューナーが4種類以上存在し、
このカードがS召喚されている場合、
1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
この効果の発動後、
ターン終了時まで自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、墓地にチューナーが4種類以上存在し
なおかつこのカードがシンクロ召喚で出されている場合に
ライフを半分支払う事で自身以外の全てのカードを破壊する全体除去です。
元の裁きの龍の全体破壊を意識した効果であり
ライトロード4種類がチューナー4種類に、
ライフ1000のコストがライフ半分のコストに置き換わっています。
墓地にチューナー4種類を溜めるのは中々に大変ですが
チューナー2体で水晶機巧-ハリファイバーをリンク召喚し
その効果でデッキとEXデッキからそれぞれチューナーを特殊召喚すれば
比較的簡単に条件を達成する事が可能です。
ハリファイバーに限らずシンクロチューナーを経由させる事で
条件を満たす難易度をいくらか下げる事ができるでしょう。
発動後にドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない制約がありますが
相手の場をがら空きに出来ていればこのカードの攻撃で
3000ダメージは与える事が可能です。
②:自分エンドフェイズに発動する。
自分のデッキの上からカードを4枚除外する。
②の効果は自分エンドフェイズ時に
デッキの上からカードを4枚除外するというものです。
これまた裁きの龍を意識した効果ですね。
特に除外する事で効果を発揮するメタファイズと相性がよく
4枚一気に除外する関係で効果を発動できる期待値も高めです。
同じく除外する事で効果を発揮する不知火も相性がいいのですが
①の制約の関係で不知火の隠者の効果は活かしづらい点には注意です。
【メタファイズ】で使いたい場合は唯一のチューナーがペンデュラムなので
他のチューナーをいくらか混ぜる構成となるでしょう。
さすがに4種類デッキにチューナーを入れるのは大変なので
シンクロチューナーを経由させたい所なのですが
メタファイズってどいつもこいつも高レベルな関係で実はそれも難しいです。
実際にメタファイズで使うなら他のカードも多めに混ぜる事になると思います。
ちなみに①の効果による特殊召喚の制約を意識した場合
ドラゴン族が多くチューナーも多く有するテーマとして【ドラグニティ】があります。
シンクロチューナーであるドラグニティナイト-ハールーンもおり
そこからファランクスを蘇生してハリファイバーをリンク召喚すれば
墓地に素早くチューナーを溜められるので案外相性が悪くありません。
中々に条件や制約の多いカードですが
「相手の場を全部破壊して3000打点でどかん」
というのはなんだかんだで強いです。
こいつを出せて殴れば勝てる状況っていうのは割とあると思うので
このカードを出せてかつ条件を満たせる可能性もあるデッキであれば
EXデッキに1枚忍ばせて置くのは面白いと思います。
属性をある程度統一しておりチューナーも多く採用しているデッキであれば
自然と条件を満たせている状況というのもあるでしょう。
無理にこのカードを意識した構築をするよりは
EXデッキの選択肢の1つとして割り切った方がいいかもしれませんね。
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