今回紹介するのはコレクターズパック2018よりこのカードです。
リトマスの死の剣士
儀式・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻 0/守 0
「リトマスの死儀式」により降臨。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
罠カードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。
②:罠カードがフィールドに表側表示で存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は3000アップする。
③:儀式召喚したこのカードが相手によって破壊された場合、
自分または相手の墓地の罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
リトマスの死儀式
儀式魔法
「リトマスの死の剣士」の降臨に必要。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・フィールドから、
レベルの合計が8以上になるようにモンスターをリリースし、
手札から「リトマスの死の剣士」を儀式召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「リトマスの死の剣士」1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードと対象のモンスターの
合計2枚をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
闇属性戦士族のレベル8儀式モンスターとその儀式魔法です。
GXにおいて三沢大地が遊城十代戦で使用したカードで
スピリットバリアなどと併用してその攻撃力を上昇させました。
OCG化に伴いモンスター、魔法共に効果が加えられています。
白い礼服に紫のマントといういかにも貴族といった感じの風貌を持つ
シミター二刀流の仮面の剣士です。
リトマス試験紙をモチーフにしたモンスターであり
特徴的な帽子やシミターにリトマス試験紙をモチーフにしたリボンがあります。
リトマス試験紙モチーフでこんなカッコいい存在自分は他に知りません。
リトマス試験紙は皆が理科の授業でならったであろう
酸性に触れると赤色に、アルカリ性に触れると青色になるというアレです。
そこから転じて判断基準といった意味の言葉としても使われます。
リトマスの死儀式のイラストはこのような感じです。
祭壇に松明を持った謎の教団達が集まっているという
いかにも儀式してますって感じのイラストです。
祭壇から雷が落ちる派手な演出がなされており
ここからリトマスの死の剣士が降臨すると思うとなんとも恰好いいですね。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
罠カードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。
①の効果はモンスターゾーンに存在する間
罠カードの効果を受けず戦闘でも破壊されないという耐性です。
ある程度相手の伏せカードを恐れずに攻撃する事が出来る他、
自分の罠カードも無効化する為激流葬なんかも安心して撃つ事が可能です。
あとはリビングデッドの呼び声などで完全蘇生をする事が可能で
バウンス手段があるのなら蘇生した後に再利用してもいいでしょう。
戦闘破壊耐性も魅力的ですが罠カードが存在していないと攻撃力0な為
サンドバッグになってしまう可能性がある点には注意です。
②:罠カードがフィールドに表側表示で存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は3000アップする。
②の効果はフィールドに表側表示の罠カードが存在している時
攻撃力守備力が3000アップするというものです。
青色である儀式モンスターが赤色である罠カードがある時に
攻撃力守備力がアップするというリトマス試験紙を意識した効果です。
基本的には永続罠や鎖付きブーメランのような
装備カードになる罠カードが場にあれば攻撃力守備力が上昇します。
罠カードを別途用意しなければアタッカーにする事が出来ませんが
場合によってはコンバットトリックを仕掛ける事も出来るでしょう。
元々の攻撃力が0な為、進化する人類と組み合わせると
攻撃力を4000or5400にまで上げる事が可能です。
③:儀式召喚したこのカードが相手によって破壊された場合、
自分または相手の墓地の罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
③の効果は儀式召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に
お互いの墓地に存在する罠カード1枚を
自分の魔法罠ゾーンにセットできるというものです。
このカードは戦闘破壊耐性がある為、この効果を発動する場合
「相手がこのカードを効果で破壊する」といった前提が必要となります。
リビングデッドの呼び声あたりをセットする事で
再びこのカードを蘇生しつつ攻撃力も3000にする事が可能となります。
リターン・オブ・ザ・ワールドを回収して
再びこのカードの儀式召喚を狙うのもいいでしょう。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「リトマスの死の剣士」1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードと対象のモンスターの
合計2枚をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
リトマスの死儀式の①の効果は
まあごくごく普通の儀式召喚用の効果だから割合するとしまして
②の効果は1ターンに1度、墓地のリトマスの死の剣士とこのカードを
デッキに加えてシャッフル、その後にドローするというものです。
儀式召喚のディスアドバンテージをある程度フォローできる他、
儀式の下準備と相性がよく儀式魔法と儀式モンスターをセットで戻した後に
それを儀式の下準備で手札に持ってくる事が可能となります。
リトマスの死の剣士とリトマスの死儀式をそれぞれ2枚、
儀式の下準備3枚という多少偏った構築でも腐らせずに活用できるでしょう。
罠カードを表側表示で用意するという条件さえ満たせるのであれば
3000という攻撃力に加えて儀式モンスターと儀式魔法それぞれで
破壊された時のフォローも効くという優秀なカードです。
特に儀式の下準備が安心して3枚積めるというのは
儀式デッキを軸とするデッキにとってはかなりありがたい代物です。
また守備力0のレベル8闇属性という事で悪夢再びとトレード・インに対応し、
儀式魔法の方もデッキに戻してドローする効果を持っている為、
儀式の下準備に対応している点も含めて
手札コストと割り切った運用でも中々に可能性のある存在となっています。
コメント
初心者丸出しな質問ですみません。
「リトマスの死の剣士」の攻撃力・守備力は通常罠やカウンター罠が発動した場合にも上昇するのでしょうか?
上昇するならばどのタイミングで数値が元に戻りますか?
通常罠やカウンター罠発動時にも上昇します。
基本的には効果の処理が終わってその罠がフィールドから墓地に送られたタイミングで数値が元に戻りますが効果でダメージ計算を行う一部の罠カードはダメージステップの間フィールドに残り続けますし鎖付きシリーズのような装備カードになる罠も同じくフィールドに残り続けます。
結構ややこしい処理なのでもし間違っていたらすみません。