遊戯王ヴレインズ45話の感想です。
前回のあらすじ:お父さん亡くなったばかりなのにテンション高いっすね
新たなるヴァレル
残りライフ800、モンスターは全滅、
しかもリボルバーの場には2体のLINK-4がいるという絶体絶命の状況です。
しかしリボルバーは言います、こんなものではないと。
人智を超越した極限領域のデュエルを見せると。
既にバトルフェイズは終了していますがリボルバーはこのターンで決着をつける予定です。
メインフェイズ2、ショートヴァレルドラゴンの効果を発動、
場にヴァレルモンスターがいる時モンスター1体をリリースして自信を墓地から蘇生します。
プレイメーカーから奪ったトランスコード・トーカーをリリースして蘇生、
そしてカウンターを5つ溜めていたリンク・デスターレットの効果を発動、
バトル終了後にヴァレットカウンターを1つ取り除くごとに
墓地からヴァレットを効果を無効にして1体蘇生させます。
これによりカウンターを2つ取り除きメタルヴァレットとシェルヴァレットを蘇生、
そしてマグナヴァレット、シェルヴァレット、ショートヴァレルでサーキットコンバイン、
LINK-4、ヴァレルガード・ドラゴンをリンク召喚です。
これまた独特なリンクマーカーをしています。
ヴァレルガードの効果、自分の場にある魔法罠1枚を墓地へ送る事で
このターン破壊されたモンスターを蘇生するというもので
ミラーフォース・ランチャーを墓地へ送りプレイメーカーの墓地から
パワーコード・トーカーを奪って蘇生させます。
そしてこのパワーコードをリリースしてショートヴァレルを再び蘇生、
さらにデスターレットからカウンターを2つ取り除きマグナヴァレットとシェルヴァレットも蘇生、
再びこの3体を素材にサーキットコンバイン、ヴァレルソード・ドラゴンをリンク召喚です。
エクストラリンク
これでリボルバーの場にLINK-4が4体です。ですがリボルバーはまだ止まりません。
再びヴァレルガードの効果でプレイメーカーの墓地にあるパワーコード・トーカーを蘇生、
この際にコストとして墓地へ送ったカードは聖なるバリアミラーフォース、
切り札を捨てて驚くAiですがこれはつまりリボルバーにとって
ミラーフォースを越える更なる切り札があるとう事です。
そしてデスターレットの最後のカウンターを使いアネスヴァレットを蘇生、
パワーコードとアネスヴァレットを素材にサーキットコンバイン、
5体目のLINK-4、トポロジック・ガンブラー・ドラゴンをリンク召喚です。
トポロジックガンブラーがリンク召喚された場所は2つ目のEXモンスターゾーン、
通常2つあるEXモンスターゾーンはどちらか片方しか使う事が出来ません。
しかし「EXモンスターゾーン同士を全て相互リンクで繋げる」という条件を満たした時、
2つ目のEXモンスターゾーンを利用できるエクストラリンクが発生します。
リボルバーはそのエクストラリンクを5体のLINK-4で達成しました。
その圧倒的な状況にプレイメーカーとAiのみならず観戦していた皆が騒然としています。
直樹くんなんかはもう見ていられないとばかりにタブレットの画面を消しています。
それでも「プレイメーカーは負けない!」とまた画面見るあたりが直樹くんの良さですね。
そしてトポロジックガンブラーはまさにこのエクストラリンクの時真の力を発揮します。
その効果はエクストラリンク中に1ターンに1度、相手の手札を全て破壊、
その上で相手に3000のダメージを与えるというものでしかも無効化が出来ません。
とどめとばかりにリボルバーはこの効果を発動します。
効果名はデウスエクスマキナ、演出技法の1つで機械仕掛けの神と呼ばれるものです。
トポロジックガンブラーがロケットパンチしてます。
残りライフ800の相手に3000のダメージ、リボルバーも勝利を確信しますが
しかしプレイメーカーはライフを50残して立っていました。
プレイメーカーが発動したカードは永続罠「ドロップフレーム・ウェッジ」、
手札を1枚捨てるたびにダメージを半分にするという効果を持ち、
2枚捨てた事で3000のダメージを4分の1の750まで軽減させました。
さらにこのカードが表側表示である限りフィールドのモンスターは攻撃が出来ません。
このカードは発動時に捨てた枚数の自分ターンが経過した時に破壊されますが
相手の効果で破壊された場合はフィールドのモンスターを全て効果を無効にして破壊する為、
ターン経過以外では迂闊に破壊する事も出来ないという中々厄介な永続罠です。
まさに九死に一生を得たプレイメーカーですが相手の場にはLINK-4が5体、
その上でリボルバーはプレイメーカーに3つの絶望をつきつけます。
1つ、プレイメーカーの命はドロップフレーム・ウェッジのある4ターンまでしかない事、
2つ、その間プレイメーカーが講じる策を全て封じる事、
3つ、そしてその頃にはハノイの塔が完成する事。
リボルバーはこれでターンエンド、オートヴァレットの効果でマグナヴァレットと特殊召喚し
またカウンターを全て失ったデスターレットは破壊されます。
Aiの故郷、サイバース世界
残りライフは50、手札は0、相手はLINK-4でエクストラリンク、
しかも手札を残せば再び無効化できない3000ダメージが襲い掛かってきます。
絶体絶命の状況にプレイメーカーはとうとう倒れてしまいます。
そんなプレイメーカーにAiがまだ消えたくないと自身の気持ちを吐露します。
自分には故郷があるし仲間もいる、そんなサイバース世界に帰りたいんだと。
プレイメーカーはAiにサイバース世界がどんな所かを聞きます。
Aiは言います。そこは6人のイグニスで作った俺達のパラダイスだと。
サイバースモンスターを作り、役割分担をして気ままに暮らしていました。
そんな中でもAiはあまり働かず厄介者扱いされていたようですが
それでもそこはAiにとってとても居心地がよくそこでひっそりと暮らしていたかったと。
そんな故郷への想いを告げプレイメーカーにも守るべき仲間がいるんだろう、
だからお願いだ立ってくれとまるで祈りにも似たお願いを言います。
プレイメーカーもそんなサイバース世界をいい所なんだろうなといい、
俺にもまだやりたい事があると立ち上がりました。
散々Aiに冷たくしてきたプレイメーカーですが
このシーンではとてもAiの事を気遣っている感じです。
プレイメーカーのターン、ドロー。
カードを1枚伏せてターンエンドです。
リボルバーのターン、ドロー。
オートヴァレットを召喚してヴァレルロードの効果の対象にして破壊、
その時の効果でプレイメーカーが伏せたカードを破壊します。
「相手の手を全て封じる」とは恐らくは魔法罠もモンスターも
ヴァレットの効果で破壊してやるって意味なのでしょう。
そしてカードを1枚伏せてターンエンド、効果でアネスヴァレットを特殊召喚です。
さらに状況が悪化しましたが不思議とプレイメーカーは笑っています。
もう笑うしかない状況だがそれでもまだ諦めてないと。
プレイメーカーのターン、ドロー。
手札からマーカーズ・チャージを発動、エクストラモンスターゾーンに
同じLINK数のモンスターが2体いる時、引いたカードを相手に見せつつ2枚ドローできます。
いいカードを引けますようにと祈るAi、
「Aiは祈らないじゃなかったのか?」とプレイメーカーは言いますが
自分のポリシーに反してでも「今は祈る!」とAiは言います。
Aiはいったいどんな神に祈ってるんでしょうね。
そして引いてきたカードの1つ、通常魔法「ディスコネクト・リンカー」を発動、
LINK-2以下のモンスターを蘇生してそれを素材にリンク召喚します。
蘇生したのはレストレーション・ポイントガード、そして効果ですぐさまサーキットコンバイン、
LINK-1のセキュア・ガードナーをリンク召喚です。
エクストラリンクによりEXモンスターゾーンは全て埋まっていますが
リボルバーがこちら側にマーカーを出している為そこにリンク召喚が可能です。
さらにリンカーの効果で相手の効果を受けず、
エクストラモンスターゾーンのモンスターを攻撃できなくする制約を発生させます。
もう1つの引いたカードであるトランザクション・ロールバックを伏せてターンエンド、
2ターン経過した為にドロップフレーム・ウェッジは破壊されます。
これでリボルバーの攻撃は解禁、ここからが本番です。
いやぁエクストラリンクをしてくるとは予想していましたが
まさか全てLINK-4で行うとは思っていませんでした。
今まで散々LINK-4が特別なモンスター扱いされていましたのに
よりにもよってそれが5体ですからね。
もはやこれが最終回でもおかしくないほどの豪華な布陣であり
ZEXALでアストラルが見せたホープ5体のような絶望感です。
次回予告 46話『未来を描き出すサーキット』
このデュエルは運命
好むか好まざるかに関わらず決着をつけなければならない
そして全てが終わったそこには
忌まわしき過去を背負った 運命の囚人はもういない
新たな道を遊作は歩み始める
そろそろこのデュエルも決着の時でしょうか
新しいカードとしてスワップリーストの姿が見えますね。
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