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遊戯王カード考察:弩弓部隊(どきゅうぶたい) 割とサンダー・ブレイクと差別化はできます

今回紹介するのはCYBERNETIC HORIZONよりこのカードです。

 

 

弩弓部隊
通常罠
①:自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

 

 

サイバネティック・ホライゾンに収録される汎用の通常罠です。

弩弓というのはクロスボウ(日本だとボウガンって商標名が有名)の事で

通常の弓に比べて矢の装填に時間がかかる代わりに威力が高く

また弓よりも扱いに必要な訓練が短期間で済むという利点があり

特に農兵など練度の低い兵士に持たせる装備として重宝されました。

当然このカードのように弩弓を装備した兵を揃えた弩弓部隊というのも存在し・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやちょっと待とうか

イラストでは巨大なバリスタに槍を構えたゴブリンが装填されています。

どうやら矢ではなくゴブリンそのものを発射する非人道兵器のようです。

うん、なんかこんなの見た事あります。北斗の拳あたりで。

当然こんな星のカービィやクレオパトラ・ダンディみたいな真似は勘弁という事で

ゴブリン突撃部隊がエリートゴブリンに猛抗議してます。

ていうか絶対普通の矢なり石なり発射した方がいいよね

これで発射されたゴブリンが普通に動けるならすごいですが・・・。

 

 

その効果は自分の場のモンスター1体をリリースする事で

相手のカードを1枚選択して破壊するというものです。

2:1交換ではありますがフリーチェーンで発動できる万能除去となっています。

 

 

同じく2:1交換で発動できるフリーチェーンの除去にサンダー・ブレイクがあります。

あちらのコストは手札のカード1枚であり

わざわざフィールドに出す必要が無いという点ではあちらの方に軍配があがります。

一方でこちらの利点はリリースエスケープに利用できる点で

上手く相手の除去に合わせて使う事で2:2交換に持ち込む事が可能となっています。

余ったトークンをリリース要員にするのもいいでしょう。

 

 

またフリーチェーンでモンスターの種類を問わずリリースできるカードは中々貴重で

クリフォート・アーカイブあたりをリリースする事で

それぞれの効果で相手のカードを除去できたりもします。

闇黒世界-シャドウ・ディストピア-があれば

相手モンスターをリリースして相手のカードを破壊するといった芸当も可能です。

後はエネミー・コントローラーで相手モンスターのコントロールを奪った際に

相手に返す前にこのカードでリリースしてしまうなんていうのもできます。

 

 

面白い所では相手がこちらにモンスターを送り付けてきた際の対策になったりします。

他にも相手がこちらにトーチ・ゴーレムを送り付けて

アカシック・マジシャンでバウンスして再利用しようとしてきた場合等に

このカードで両方ともまとめて除去するといった芸当が可能です。

アカシック・マジシャン以外の相手のカードがあればそっちを狙ってもいいでしょう。

同様に壊獣を送られた場合にも有効に使えるので

そういったカードを使ってくる相手の対策としてサイドデッキに忍ばせるのも手です。

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