今回紹介するのはEXTREME FORCE(エクストリーム・フォース)よりこのカードです。
星遺物-『星盾』
効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻 0/守3000
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
EXデッキから特殊召喚されたモンスターが発動した効果を受けない。
②:このカードと同じ縦列の自分の「星遺物」カードは相手の効果の対象にならず、
相手の効果では破壊されない。
③:このカードが墓地に存在する場合、
自分・相手のスタンバイフェイズに1000LPを払って発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
その後、相手は自身の手札・墓地からモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
闇属性機械族のレベル6モンスターです。
星杯、聖鎧に続く3つめの星遺物です。
相変わらず聖遺物モチーフなくせして闇属性です。
巨大なカイトシールドが朽ちた町にそびえたっています。
その隣には同じく巨大な槍か剣と思われるものそびえたっています。
星遺物が刻む傷痕にも姿が確認でき
ジャックナイツ達が所持している星遺物と考えていいでしょう。
モチーフとなっている聖遺物の中で言葉の響きが近いものとしては
聖十字架でしょうか。でもなんとなくしっくりきませんね。
①の効果はモンスターゾーンに存在する限り
EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を受けない限定的な耐性です。
素の防御力が3000ある事もあり除去手段をEXデッキに頼っている相手ならば
このカードの対処に四苦八苦する事になるでしょう。
②の効果はこのカードと同じ縦列に存在する星遺物に
対象耐性と効果破壊耐性を付与するというものです。
特に永続魔法、永続罠の星遺物をサポートに持つジャックナイツと相性がよく
それらのカードの場持ちに貢献してくれます。
③の効果は自分、相手のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地にあれば
ライフを1000支払う事で墓地から特殊召喚できる蘇生効果です。
ただしこの効果の発動後に相手に手札か墓地から
モンスターを特殊召喚する権利を与えてしまいます。
迂闊に蘇生すると逆にピンチに陥ってしまう事になるでしょう。
ただそれでも墓地から簡単にレベル6を用意できるのは優秀で
特にランク6のエクシーズ素材としての活躍が期待できます。
相手ターンに蘇生させる場合は主に壁要因が欲しい場合となるでしょう。
もし相手がこのカードの突破に四苦八苦するようなデッキであるのならば
デメリットを考慮しても積極的に特殊召喚する価値があると思います。
特に突破手段がホープ・ザ・ライトニングのようなエクシーズモンスターや
蘇生できない特殊召喚モンスターぐらいしかない相手であれば
何度も蘇生させる事で「打ち止め」を狙う事が出来るでしょう。
攻撃力0、守備力3000、効果も防御よりなものばかりと実に盾の鑑のような壁要因です。
相手によっては簡単に突破されてしまうのでどちらかと言えばサイドデッキ向けでしょうか。
攻撃力0の機械族という事で何気に6レベルのモンスターの中でも
機械複製術に対応する貴重な1枚です(同じレベルでは後はブンボーグ006ぐらい)
そういう意味でもランク6のエクシーズ素材に向いているカードだと言えるでしょう。
「『同じ縦列』という記述で自身を対象に含む可能性があるカード」
というのは実はこのカードが初めてであり②の効果の耐性が
自分自身にも適用されるかどうかというのはちょっと不明瞭だったりします。
この書き方だと適用されそうな気はするんですけどね。
もしされるのであれば
「守備力3000でEXデッキのモンスターに対する完全耐性に加え
効果破壊耐性と対象耐性を持ちしかも毎ターンぽこじゃかでてくる」
というすさまじい性能を持つ壁カードとなります。
このカードを突破できないデッキはかなりの数に上るでしょう。
ただしその場合でも壊星壊獣ジズキエルと雷撃壊獣サンダー・ザ・キングは
このカードを容易に突破可能な天敵といえる存在になります。
単純なモンスター除去としても使えるカードなので
対策を考えるのであればデッキに忍ばせておくといいでしょう。
他の対象手段としてはライトロード・モンク エイリンなんてのもあります。
追記:ちゃんと自分も耐性もらえる裁定来ました!
非常に優秀な壁要因として活躍できるでしょう
星遺物も順調に種類が増えてきています。
そろそろ星遺物に蠢く罠も実用できるぐらいにはなってきましたね。
このまま聖遺物の数が増えればさらに使い勝手が増すでしょう。
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