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銃砲撃(ガン・キャノン・ショット):遊戯王カード考察 実にキースらしいイカサマカード

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今回紹介するのはデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-よりこのカードです。

 

 

 

銃砲撃(ガン・キャノン・ショット)
永続罠
①:1ターンに1度、コイントスを行う効果が発動した場合、
その効果で表が出た数によって以下の効果を適用する。
●1回以上:相手に500ダメージを与える。
●2回以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●3回以上:相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで捨てる。
②:コイントスを2回以上行う効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
そのコイントスの効果を全て表が出たものとして扱う。

 

 

リボルバー・ドラゴンの攻撃名と同じカード名を持つ

いわゆる必殺技カードの1つとなる永続罠です。

 

リボルバー・ドラゴンが3つの銃口から一斉発射をしています。

確か原作では3回同時攻撃はしていなかったと思うので夢の攻撃ですね。

 

 

①の効果は1ターンに1度、コイントスを行う効果が発動した場合に

表が出た回数によって3つの効果が発動するというものです。

1つ以上では相手に500ダメージを与えます。

バーン効果としては普通のダメージ量でしょうか。

本命となる効果ではないですが相手がライフを軽視するような戦いかたであれば

何だかんだで結構効いてくると思います。

 

2つ以上では相手のカード1枚を選んで破壊できます。

モンスター・魔法罠どちらも破壊できる万能除去として状況を選ばず役に立ちます。

対象に取らない破壊である点も覚えておくといいでしょう。

リボルバー・ドラゴンなどの効果なら50%の確率で狙える効果であり

基本的にはこの効果を主軸に活かしていく事になるでしょう。

 

3つ以上であれば相手の手札を確認した上で

その中から1枚選んで捨てるというピーピングとハンデスを兼ね備えた効果です。

禁止カード級の非常に強力な効果ですが3回コイントスを行う効果の場合

発動できる確率は8分の1とそう簡単に狙える数値ではありません。

積極的に狙っていくのであれば②の効果とのコンボが前提になるでしょう。

発動さえできれば前述した2つの効果も合わせて大きなアドバンテージが取れます。

 

 

②の効果このカードが墓地にある状態でコイントスを2回行う効果が発動した時に

墓地のこのカードを除外する事でそのコイントスの結果を

全て表が出た扱いに出来るというイカサマ効果です。

・・・この効果見てこう思った人も多いんじゃないでしょうか。

 

当然正位置ィィィィィィィィ!

まあアルカナフォースじゃこの効果使えないんですけどね

実はコイントスを2回以上行うカードというのはかなり少なく

リボルバー・ドラゴンとその派生系統を除けば

後はサンド・ギャンブラー、伝説の賭博師、E・HERO カオス・ネオス、

あとラッキーパンチぐらいしかありません。

この中でも本命なのは一緒に収録されるデスペラード・リボルバー・ドラゴンで

かりに2枚目以降のこのカードとデスペラード・リボルバー・ドラゴンが一緒にあれば

・表側表示のモンスター3体選んで破壊

・おまけでフィールドのカード1枚選んで破壊+500バーン

・相手の手札1枚選んでハンデス

・自分は1枚ドロー

という凄まじいアドバンテージを得ることが可能です。

また6000のライフを失うリスクを享受する事が出来るのであれば

ラッキーパンチで3枚ドローを狙う事も可能です。

ただ注意点として優先権の関係上「コイントスをする効果」を発動した直後に

相手が割り込んでチェーン出来るタイミングが存在しており、

もし実際に相手がチェーンした場合、この効果の発動タイミングを逃してしまいます。

相手がこの事を理解しているのであれば妨害を狙ってくる可能性は十分あるでしょう。

 

 

「コイントスの結果を操作する」というギャンブルの風上にも置けないカードですが

だからこそこれ以上ないほどにバンデット・キースらしさを感じるカードです。

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