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ペンデュラム・パラドックス:遊戯王カード考察  ペンデュラム召喚しないデッキでも結構有用

今回紹介するのはEXTREME FORCE(エクストリーム・フォース)よりこのカードです。

 

 

 

ペンデュラム・パラドックス
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、
Pスケールが同じでカード名が異なるモンスター2体を選んで手札に加える。

 

 

ペンデュラムサポートとなる通常魔法です。

ペンデュラムの振り子と共に時間を表すような螺旋が描かれています。

パラドックスとは矛盾やジレンマを意味する言葉で

主に「一見正しそうに見えるが間違っている説」もしくは逆に

「一見間違っているように見えるが正しい説」の事を指します。

イラストから考えるとタイムパラドックスもイメージしているのかもしれません。

 

 

その効果は1ターンに1度、エクストラデッキに表側表示で存在する

同じスケールのペンデュラム2種類を1枚ずつ選んで手札に加えるというものです。

カード名のパラドックスは回収するスケールが同じであるが故に

そのカードだけではペンデュラム召喚の準備ができない故につけられたのかもしれません。

カード名に「ペンデュラム」が入っているのも特徴で

デュエリスト・アドベントでサーチする事も可能です。

 

 

エキストラデッキからペンデュラム召喚できる枚数が制限される新マスタールールにおいて

エキストラデッキから手札に移動させる事が出来るこのカードは

ペンデュラム召喚できる枚数を増やすい点で単純に便利です。

調弦の魔術師のようなそもそもエキストラデッキから特殊召喚できないカードも

このカードで手札に回収する事で再利用が可能になります。

同じスケール2種類を回収しなければいけないという制約こそありますが

低スケールと高スケールの2種類に統一されているテーマというのは結構存在しており

そういったテーマであればある程度EXデッキに溜まっていればさほど問題になりません。

単純に条件に該当するテーマの例を挙げるだけでも

イグナイト

マジェスペクター

ダイナミスト

アモルファージ

セフィラ

メタルフォーゼ

と数多く存在しておりこれらのテーマであれば問題なく採用できるでしょう。

それ以外のペンデュラムデッキにおいてもある程度意識すれば

スケールの数値を1~8の間で上下2種類に統一する事は十分に可能です。

 

 

また「Pモンスターは使うけどP召喚は狙わない」といったデッキであれば

単純にペンデュラムモンスター2体を再利用する手段として重宝します。

例を挙げれば魔界劇団エキストラとあと適当なスケール3の闇属性ペンデュラム、

例えば竜魔王ベクターPあたりをエキストラデッキから回収すれば

その2体で覇王眷竜スターヴ・ヴェノムに繋げる事が可能です。

この場合竜剣士マスターPあたりも一緒に採用しておけば

レスキューラビットも採用しやすくなるでしょう。

 

他にも黒牙の魔術師をモンスター効果やP効果目的で採用している場合に

手札に回収して再利用する手段としても有効です。

この場合一緒に採用するスケール8としては

サーチ効果を持ったEMドクロバット・ジョーカーや

同じく闇属性魔法使い族のサポートとなる虹彩の魔術師あたりがいいでしょう。

 

スケール4であるEMトランプ・ウィッチとEMトランプ・ガール2体を

融合サポートとして使いまわすのも面白いです。

この場合オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンもスケール4なので

併せてこちらも採用が検討できます。

 

 

様々なペンデュラムテーマに恩恵のある優秀なカードです。

新マスタールールにおいてもまだまだペンデュラムは終わりません。

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