遊戯王ヴレインズ第9話の感想です。
ついにプレイメーカーの前に姿を現したリボルバー。
リボルバーは意識の戻らないブルーエンジェルを人質に取り
プレイメーカーとのデュエルを申し込んできます。
ネット社会否定派
リボルバーの誘いにのるようにプレイメーカーもまたDボードで追いかけます。
リボルバーに対して怒りをぶつけるプレイメーカーですが
当然ながらハノイの騎士たちは数多くの人間から恨まれています。
リボルバーにとってプレイメーカーはごまんといる恨みを持つ1人に過ぎないのです。
プレイメーカーが立てばAiはかつてハノイの騎士にしたようにリボルバーを食べ
逆にリボルバーが勝てばAiはハノイの騎士の手に渡ってしまいます。
まさにお互いを賭けたデュエルです。
そしてサポートAIが無い事を疑問に思うAiに対してリボルバーは言います。
自分はAIなど信じておらず、ネット社会そのものが虚構の存在であると
見せかけの利便と絆に委ねられた魂には肝要な生命の息吹と鼓動が存在しないと。
Aiも言っているようにつまるところネットそのものに否定的なわけです。
これがリボルバーの真意かどうかは分かりませんが
少なくともハノイの騎士という集団の理念はここにあるのかもしれません。
イグニスやサイバース世界こそが破滅をもたらす元凶だと主張します。
そしてリボルバーが手をかざすと突然地面が割れマグマが噴き出しました。
これもハノイの騎士お得意の破壊工作なのでしょう。
地獄絵図となったリンクヴレインズでついにデュエルが開始されます。
ゴーストガールは中継をする為に2人の後を追います。
ちなみにリボルバーのDボードはこんな感じ、
微妙にジェットボートっぽいですね。
クラッキング・ドラゴンの真の使い手
先行はリボルバー。
まずライフを1000支払い永続魔法「ドラゴノイド・ジェネレーター」を発動します。
そしてその効果でドラゴノイドトークン2体を特殊召喚、
早速2体をリリースしてクラッキング・ドラゴンをアドバンス召喚です。
リボルバーはこれでターンエンド、そしてエンドフェイズにジェネレーターの効果で
プレイメーカーに2体のトークンが提供されます。
しかしそれと同時にクラッキング・ドラゴンの効果が発動、
トークンの攻撃力を下げつつプレイメーカーに400ダメージです。
プレイメーカーのターン、ドロー。
ダメージを受けたとはいえせっかく貰ったトークン、有効活用しない手はありません。
プレイメーカーは開幕からいきなりアローヘッド確認してリンクスパイダーをリンク召喚、
その効果で手札からビットロンをダメージを受けつつ特殊召喚です。
さらに同様にダメージ覚悟でバックアップ・セクレタリーを特殊召喚、
そこからハニーボット、デコード・トーカーと連続でリンク召喚を決めます。
残ったトークンを参照してデコード・トーカーの攻撃力が2800に上昇しますが
最初のデュエルと違い今回クラッキング・ドラゴンはフィールドの中央、
つまりデコード・トーカーのリンクをずらした形で召喚されています。
最初から警戒されていたのでしょう、これにより攻撃力がクラキングドラゴンに届きません。
しかりそれはプレイメーカーも織り込み済みです。
トークンをリリースしてレベル5のコンデンサー・デスストーカーをアドバンス召喚。
ダメージと攻撃力弱体化を受けながらもデコード・トーカーの攻撃力を800上げます。
バーンダメージだけでも既に2200ダメージを受けてますがこれで攻撃力3600、
クラッキング・ドラゴンの攻撃力を上回る事に成功しました。
カード1枚セットした上でクラッキング・ドラゴンを攻撃、見事撃破に成功します。
さらにデスストーカーで直接攻撃もしてライフを1400まで削りました。
プレイメーカーはターンエンド、デスストーカーの攻撃力が2000に戻ります。
クラッキング・ドラゴンを倒されたリボルバーですが
まだまだ小手調べと言わんばかりにその自信は揺るぎません。
その事をプレイメーカーが察知するとAiはその能力を不思議がります。
どうやらプレイメーカーはリンクセンスと呼ばれる
ネットワークの気配を感じ取る力があるのでは?という事のようです。
恐らくはインターネットを通じて行う読心能力のようなものなのでしょう。
プレイメーカーははぐらかしてますが。
LINK-4
リボルバーのターン、ドロー。
まずカードを1枚セットした後にゲートウェイ・ドラゴンを特殊召喚、
さらにその効果で手札からスニッフィング・ドラゴンを特殊召喚、
そしてもう1枚スニッフィング・ドラゴンをサーチして通常召喚、
一気にフィールドに3体のドラゴン族が現れました。
「現れるがいい!我が道を照らす未来回路!」
リボルバーはスニッフィングとゲートウェイをリンクマーカーにセットし
LINK-2、ツイン・トライアングル・ドラゴンをリンク召喚です。
そして500ライフを払い墓地からクラッキング・ドラゴンを蘇生させます。
効果無効で攻撃も無効になったクラッキング・ドラゴンを蘇生した事を疑問に思うAiですが
リボルバーはつぶやきます。「さて、何が出てくるか・・・」
このつぶやきでプレイメーカーは察しました、リボルバーが何をしようとしているのかを。
データストームを操れるリボルバーならばきっとやってくると思ったのでしょう。
まるで解答を明かすかのようにリボルバーは津波のようなデータストームを呼び寄せます。
そしてリボルバーはスキルを発動します。ライフ1000以下の時に発動できるスキルを。
「わが手に宿れ!新たな息吹!ストームアクセス!」
そしてリンクモンスターを手に入れたリボルバーは未来回路を顕現させ
ツイントライアングル、スニッフィング、クラッキングの3体をリンクマーカーにセット、
LINK-4、トポロジック・ボマー・ドラゴンをリンク召喚です。
どうやらLINK-4はリンクモンスターの中でもかなり特別な扱いのようで
リンク召喚の余波だけで吹き飛ばされそうなほどの衝撃波を発しています。
トポロジック・ボマー・ドラゴンはサイバース族ですが
リボルバーは「毒を持って毒を制す、それもまた一興」と
サイバース狩りをしている自分がサイバース族を使う事も悪くないと考えてるようです。
そもそもネット社会を否定する為にクラッカーをしているあたりもスタイル出てますね。
リボルバーはドラゴノイドジェネレーターの効果でトークン1体を特殊召喚、
そしてこれをトリガーにトポロジックボマードラゴンの効果が発動、
リンク先にモンスターが特殊召喚された時に
お互いのメインモンスターゾーンのモンスター全てを破壊します。
これによりプレイメーカーのデスストーカーが破壊され
デコードトーカーの攻撃力が2300に戻ってしまいました。
この時デスストーカーが効果破壊された事でお互いに800のダメージが発生、
リボルバーのライフが100になりますが
「私のライフはまだ100も残っている」と意に介す様子がありません。
そしてトポロジック・ボマー・ドラゴンでデコードトーカーを攻撃します。
「終極のマリシャス・コード!」
破滅のバーストストリームの流れを汲む攻撃名です。ライバル感出てますね。
ちなみにマリシャスコードとは悪意あるプログラムという意味です、さすがハノイ。
デコードトーカーが破壊され残りのライフが300にまで減りますが
トポロジックボマーの攻撃はまだこれで終わりません。
その効果でさらにデコードトーカーの攻撃力分のダメージ、
つまり2300のバーンダメージを与えようとしていました。
いやぁリボルバー強いですね。
ドラゴノイド・ジェネレーターを巧みに活かした見事なデュエルです。
VRAINSのデュエルはいずれもそうですがかなりレベルが高いです。
制作スタッフがいかにデュエルに精通しているかが伺えますね。
次回予告 10話『衝撃!サイバース消失』
2人の決着はつかず戦いは新たなステージへ突入する
データストームの中心部に導かれたプレイメーカー
用意された決戦の地は 風の無い淀んだ静寂が支配していた
更なる罠を仕掛け 待ち構えるリボルバー
なんとここに来てマスターデュエルでデュエルをするようです。
舞台が変わった事でスピードデュエルは中断された形なのでしょうか。
何にしてもVRAINS初のマスターデュエル、どうなるか楽しみです。
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