今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。
トリックスター・スイートデビル
リンク・効果モンスター
光属性/天使族/攻2000/LINK-2
【リンクマーカー:左 右】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「トリックスター」モンスター2体
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードのリンク先のモンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られる度に、
相手に200ダメージを与える。
②:「トリックスター」モンスターの効果で相手がダメージを受ける度に発動する。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
このカードのリンク先のモンスターの数×200ダウンする。
トリックスターの新しい仲間となるリンクモンスターです。
トリックスター・ホーリーエンジェルと同じ攻撃力とリンク数、リンク素材であり
名前からも対の存在として意識されたモンスターだと思われます。
このカードのリンク先は左右でありメインモンスターゾーンに出すのが基本です。
EXモンスターゾーンに出すのが基本となるホーリーエンジェルとは
ある意味ここでも対の存在だと言えるでしょう。
トゲトゲな杖を持ったいかにもサドっけのありそうな天使の女の子です。
モチーフは恐らくタシロイモ科の植物、タッカ・シャントリエリです。
ブラックキャット、デビルフラワー、バットフラワーといった別名も存在しており
黒猫や蝙蝠を連想させる黒い花が特徴であり
このモンスターの髪型もその花の形を模しています。
手のポーズや2つある尻尾もブラックキャットを意識したデザインと思われます。
トリックスターの例にもれず毒花の一種であり根の部分に毒がありますが
地下茎の部分は食用として重宝されています。芋の仲間ですしね。
この子も見かけはSっぽいですが案外いい子なのかもしれません。
①の効果はこのカードがモンスターゾーンに存在している間
このカードのリンク先が戦闘か効果で破壊されて墓地へ送られた際に
相手に200ダメージを与えるバーン効果です。
トリックスターではすっかりとお馴染みとなった200バーン効果であり
例によって1ターンの回数制限がなく
悪夢の拷問部屋との相性は抜群です。拷問だ!とにかく拷問せよ!
リンク先にトリックスターが召喚される度に
200ダメージ与えるホーリーエンジェルの対を意識したような効果ですが
ホーリーエンジェルと違い破壊されるのはトリックスターでなくてもOKです。
自爆特攻などから自発的にバーンダメージを狙えますが
②の効果を考えるとリンク先を残した方が都合がいいのが悩みどころです。
②の効果は相手にトリックスターと名の付くモンスターで効果ダメージを与えるたびに
このカードのリンク先のモンスター数×200の数値分
相手のモンスター全ての攻撃力を1ターン下げる弱体化効果です。
これまたダメージを与えるたびに自己強化する効果を持った
ホーリーエンジェルの対を意識した効果となっています。
ホーリーエンジェル同様あくまでモンスターがダメージを与えた場合に限定されており
トリックスター・ライトステージの効果ダメージでは発生しない点に注意です。
左右両方にモンスターが存在していれば1回のバーンで400攻撃力を下げられる為、
3,4回ぐらい発動してしまえば相手モンスターの攻撃力は悲惨な事になります。
そのまま一斉攻撃で畳みかけてしまう事も十分にできるでしょう。
何よりもメインモンスターゾーン向きのリンクモンスターという点が嬉しい存在です。
EXゾーン向きのホーリーエンジェルとは役割分担がしっかりできており
ホーリーエンジェルをEXゾーンにリンク召喚した後に
まだリンク召喚を狙う余裕がある場合にはこのカードの出番となります。
基本的にホーリーエンジェルのリンクマーカー先が定位置となるでしょう。
ホーリーエンジェルのリンク先にトリックスター2体を出しつつ
さらにその2体でこのカードの召喚をすればそれだけで
ホーリーエンジェルの効果発動を3回狙えます。
またトリックスター・リンカーネイションの蘇生候補としても有力です。
順調に新カードが追加されていって強化されているトリックスター。
既に今の時点でトップクラスの実力を持っているテーマな事もあり
今後どうなっていくか非常に気になる存在です。恐怖的な意味で
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