今回紹介するのはコレクターズパック2017よりこのカードです。
超重武者オタス-K
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
自分の守備表示モンスターが相手モンスターと
戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを手札から捨て、
戦闘を行うモンスター以外の自分フィールドの
「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの守備力はそのダメージ計算時のみ、
対象のモンスターの守備力分アップする。
②:相手モンスターの直接攻撃宣言時、
墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
超重武者の新しい仲間となるレベル1モンスターです。
アークファイブにおいて権現坂昇がサバイバルデュエルで使用し
カバートークンに超重武者ビッグベン-Kの守備力をプラスさせる事で
黄昏の忍者将軍-ゲツガの攻撃を防いだ上で貫通ダメージを与えました。
両腕に盾を3枚ずつ、計6枚を装備した青いロボットです。
ドヤ顔ダブルシールドどころの騒ぎではないのですが
盾を6つも持って何する気なんでしょうかこの超重武者、
レッツパーリィでもする気なんでしょうか、青いし。
内側4つ、明らかに防御として使え無さそうなんですが
でもなんかこの盾フリスビーみたいに飛ばせそうですね。
①の効果は自分の墓地に魔法罠が存在しない場合に
自分の守備表示のモンスターが戦闘を行うダメージ計算時、
手札からこのカードを捨てる事で戦闘していない超重武者1体を選択、
その超重武者の守備力を戦闘するモンスターに加えられるというものです。
超重武者ではすっかりお馴染みのフルモン仕様の発動条件であり
守備表示限定ですが手札誘発のコンバットトリックとして活用できます。
同じような効果を持つ超重武者装留バスター・ガントレットと比較した場合、
フィールドにモンスターが2体いなければいけない点でやや使いづらいですが
超重武者以外の守備力上昇にも使える点や
ステータスの低いカードをステータスの高い超重武者で守れる点など
こちら側ならではのメリットもいくつかあります。
このカードを手札から捨てれば②の効果に繋げる事も出来る為、
②の効果の為の布石と考えれば十分優秀な効果です。
②の効果は相手がダイレクトアタックを行う時に
墓地のこのカードを除外する事で墓地の超重武者1体を蘇生するというものです。
蘇生できる超重武者に制限はなく超重荒神スサノ-Oや
超重蒸鬼テツドウ-Oを蘇生できれば大きなアドバンテージに繋がります。
①の効果でこのカードを墓地に捨てる事が出来れば無駄がありません。
このカードと有力な蘇生候補が墓地に存在する状態であれば
相手は迂闊にダイレクトアタックをする事が出来なくなりますが
かといって墓地のこのカードをなんとかしない限りはずっとその状態が続くため
相手としてはリスクを承知でダイレクトアタックしなければいけないケースも多いです。
超重武者の生存性能を飛躍的に高めてくれる存在です
そもそも守備表示で戦闘するのが基本の超重武者にとって
ダメージを食らう状況というのはバーンか貫通ダメージか直接攻撃です。
その中で最もダメージを食らうケースとして多いであろう直接攻撃に対して
「墓地の好きな超重武者を蘇生」という対策が出来るこのカードは
ダメ―ジを食らう機会を大幅に減らす事に貢献してくれるでしょう。
より打たれ強くなった超重武者で進化した不動のデュエルを見せてやりましょう。
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