アタッカーとしても展開要因としても活用できる!
今回紹介するのはコード・オブ・ザ・デュエリストよりこのカードです。
DDD疾風大王 エグゼクティブ・アレクサンダー
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/悪魔族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「DDD」モンスターが3体以上存在する場合、
このカードの攻撃力は3000アップする。
②:このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
ブラック企業「ディファレント・ディメンション社」シンクロ課の重役です。
DDのシンクロとしては3体目となります。
アークファイブにおいて赤馬零児がズァーク戦で使用したカードであり
エグゼクティブ・テムジン、エグゼクティブ・シーザーと共に3体並び
その効果で展開をサポートしつつ自身の攻撃力を6000まで上昇、
覇王龍ズァークに攻撃して破壊こそできなかったものの大きなダメージを与えました。
アニメと比較すると攻撃力の上昇条件が少し厳しくなっている代わりに
墓地蘇生効果のレベル制限がなくなっています。
通常のアレクサンダーに比べて鎧が豪華になっており
また剣も波打つように枝分かれした独特の形状へと変化しています。
エグゼクティブとは企業の上級管理職や重役などを意味する言葉であり
まさにアレクサンダーが「昇進」した姿だと言えるでしょう。
レベル10のシンクロモンスターでありシンクロ素材には特に制約がありません。
DDで使う事が前提となっている効果ですが
DD以外のモンスターをデッキに混ぜる場合でもシンクロ召喚が狙いやすいでしょう。
①の効果はフィールドにこのカードを含めてDDDが3体以上いる場合に
自身の攻撃力が3000上昇する永続効果です。
元々の攻撃力と合わせて6000にまで到達し
ほとんどのモンスター相手に戦闘で勝つ事が可能となります。
アニメと違いDDではダメなのが厄介な所で
実際に展開を狙う場合新マスタールールの特殊召喚制限が問題となってきます。
DDD壊薙王アビス・ラグナロクやDDD反骨王レオニダスなど
メインデッキに入るDDDを活用していくといいでしょう。
②の効果は1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在する状態で
他のDDが召喚、特殊召喚された場合に
墓地からDD1体を蘇生するというものです。
昇進前となる疾風王アレクサンダーの効果から
レベル4以下というレベル制限が撤回され大型のDDも蘇生できるようになっています。
昇進して立場が上がった事でこき使える部下が増えたとも解釈できますね
特にDDDを蘇生できれば①の効果にも繋げやすくなるので
積極的にDDDの蘇生を狙っていくといいでしょう。
蘇生であればメインモンスターゾーンに置ける点もポイントです。
昇進前と比較するとやはり①の効果が乗った時の攻撃力の高さと
蘇生できるDDDに制限がなくなったのが大きな強化点となってきます。
昇進前は蘇生したモンスターを素材にエクストラデッキから
さらなる特殊召喚を狙っていくのが基本でしたが
こちらは大型モンスターを蘇生させてそのまま活用しやすくなっているため
より新マスタールールと相性のいいカードだと言えるでしょう。
DDはエクストラデッキからの特殊召喚が連続で狙いやすく
それ故に新マスタールールにおけるエクストラデッキの制約がかなり響いてきます。
特にアニメのようなエグゼクティブ・シーザーとエグゼクティブ・テムジンと共に
3体一緒に並べるのが難しくなったのはかなりの痛手と言えます。
しかし新カードが登場して着実に強化されているのも事実である為
是非とも新しいルールに合わせたデッキ構築を考えていきたい所です。
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