馬頭鬼の相方、満を持してOCG化!
今回紹介するのはPREMIUM PACK 19よりこのカードです。
牛頭鬼
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
「牛頭鬼」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
レベル4、地属性のアンデット族です。
漫画版GXにおいて三沢大地の使用していたカードであり
その効果で酒呑童子を墓地へ送りました。
漫画では妖怪族という独自の種族でしたが
他の妖怪族同様にOCG化の際にアンデット族へ変更されています。
大きな木槌を片手に持つ筋肉モリモリマッチョメンな黒毛和牛です。
牛頭鬼とはその名の通り牛の頭を持つ怪物であり
地獄で亡者達を責める獄卒の中でもかなりポピュラーな存在です。
地獄を題材とする作品では馬頭鬼と一緒に大抵いるんじゃないでしょうか。
基本的には馬頭鬼とセットであり2人合わせて牛頭馬頭(ごずめず)です。
相方の馬頭鬼が出てから実に約9年経ってからのOCG化です。
①の効果は1ターンに1度、メインフェイズ時に
デッキからアンデット族1体を墓地へ送る墓地肥やし効果です。
墓地依存度の高いアンデット族にとって
新しい墓地肥やし手段として大いに貢献してくれるでしょう。
相方の馬頭鬼との相性もバッチリでこちらの効果で馬頭鬼を落とせば
墓地の馬頭鬼を除外して
同じようにデッキからアンデット族を墓地へ落せるユニゾンビと比較すると
チューナーである点や悪夢再びに対応している点はユニゾンビが優秀ですが
効果を発動してもアンデット族以外でも攻撃可能な点がメリットであり
アンデット族以外のモンスターも併用しやすくなっています。
特にアンデット族以外のランク4を使いたい場合この差は効いてきます。
②の効果はこのカードが墓地へ送られた場合に
自身と同名カード以外のアンデット族1体を除外する事で
手札からアンデット族1体を特殊召喚できるというものです。
発動条件が「墓地へ送られた場合」と非常に緩く、
デッキからでもエクシーズ素材からでも墓地へ送られれば発動可能です。
効果の発動には墓地のアンデット族を除外する必要がありますが
不知火であれば逆にこれを効果発動のトリガーとして利用可能です。
正直①の効果だけでも十分すぎるほど優秀です
同じく墓地肥やし効果を持つユニゾンビがアンデット族に必須級であるように
このカードもまたアンデット族にとって必須級の性能を秘めています。
チューナーが必要な場合以外ではユニゾンビよりも使いやすい点もあり
そもそも両方とも採用しても何も問題はないでしょう。
それに加え不知火であれば②の効果も有効活用しやすく
不知火をはじめとするアンデット族にとって非常に嬉しい1枚となっています。
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