フィールド魔法サポートにもフィールド魔法メタにも!
今回紹介するのはマキシマム・クライシスよりこのカードです。
盆回し
速攻魔法
①:自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、
そのうちの1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、
お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。
汎用の速攻魔法です。
プリティ・ヒロインとティンクル・リトルスターの魔界劇団ガールズが
スポットライトを浴びながら劇をしています。
笑顔を欠かさないエンターテイナーの鑑であるプリティヒロインに対し
ティンクルリトルスターは何ともやる気の無さそうな表情をしていますが
観客のウケは良いようで拳を挙げて2人に声援を送っている観客が多数います。
「盆」とは舞台におけるターンテーブルの事であり
丁度後ろでビッグ・スターがスタンバイしている場所がそれです。
他の魔界劇団が裏方としてその盆を動かしている姿が確認できますね。
余談ですがTV番組「8時だョ!全員集合」において
ドリフターズのコントとしてオチに使われていたBGMが「盆回り」と言います。
[nicodo]sm811361[/nicodo]
「人類滅亡シリーズで流れているBGM」と言えば伝わる人もいるでしょう。
その効果は自分のデッキからそれぞれ違うフィールド魔法を2枚選び、
片方を自分の場に、もう片方を相手の場にそれぞれセットするというものです。
この効果でセットしたフィールド魔法がどちらか片方でも存在している状態だと
他のフィールド魔法を発動する事が出来ず、
発動したい場合には2枚ともセットしたフィールド魔法を破壊するか
お互いに一度セットしたフィールド魔法を発動した上で上書きしなければいけません。
このカードの使い方はいくつかあります。
最もわかりやすいのは相手のフィールド魔法封じです。
速攻魔法である為相手がフィールド魔法を発動した直後に上書きする事が可能であり
半魔導帯域や混沌の場でも送り付けた上で自分側のカードをセットしたままにすれば
相手は両方のカードを破壊しない限りフィールド魔法を発動できません。
トラミッドやトゥーン、幻煌龍や巨大戦艦といった
フィールド魔法に強く依存するデッキも数多く存在しており
機能停止に追い込めるほどの強力なメタカードになりえます。
ただしこの使い方をする場合自分はフィールド魔法に頼らない戦術が必要で
その上でフィールド魔法を直接引いてしまった場合に対処に困る事になります。
混沌の場を用いる場合は暗黒騎士ガイアロードも一緒に採用した上で
もう1枚チキンレースあたりでも採用しておけば
引いてしまった場合でもいくらか有効活用が可能です。
ツインツイスターなど手札コストにできる手段を用意しておくのもいいでしょう。
勿論相手がフィールド魔法を扱うデッキでなければ意味のない用法なので
フィールド魔法と一緒にサイドデッキに採用するのが基本となるでしょう。
他には4枚目以降のテラ・フォーミングとして採用する方法もあります。
上記にあげたようなフィールド魔法に強く依存するデッキは
とにかくフィールド魔法が来ないと始まらないケースも多い為、
少しでも手札に来るようにこのカードも採用するという選択肢はありでしょう。
他のフィールド魔法はやはりチキンレースあたり一緒に採用しておくのがオススメです。
ただしこの使い方だと今度は相手がフィールド魔法をセットしたままにした場合に
フィールド魔法が破壊された場合次のフィールド魔法が発動できずに困る事になります。
いざという時の為に送り付けたフィールド魔法を破壊する手段も用意しておきましょう。
逆に最初から破壊する目的でフィールド魔法を送り付ける選択肢もあります。
神縛りの塚や歯車街など破壊された時に発動する効果を持つフィールド魔法を送り付けて
それを破壊してしまおうという狙いです。
この使い方の場合チキンレースあたりと一緒に採用しておけば
直接引いた場合でもあまり扱いに困るケースが少ないという点と
自分側のカードをセットしたままにすれば
同時に相手のフィールド魔法を封じる役目も果たせる点がポイントです。
非常に癖の強く扱いの難しいカードです。
ですが同時に様々な利用法が存在する面白い性能を秘めたカードでもあります。
こういうカードこそ上手く使いこなしてみたいですね。
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