遊戯王ARC-V136話の感想です。
勝つ事だけを考えろというNGワードにより復活してしまったズァーク。
この邪悪なサンタさんから世界を守る為にランサーズが立ち上がります。
全次元同時中継
アークファイブの影響か復活したズァークの姿は融合次元のみならず
シンクロ、エクシーズ、スタンダードでも確認ができています。
それぞれの次元のキャラがズァークの姿に驚いており
久しぶりに登場した修造は子供たちを精一杯かばっています。
そして同じく久しぶりの日美香はズァークが別次元の存在だと感じ取っています。
ちょっとしばらくスタンダード次元の様子が写っていなかったので
日美香が影で何かしてるかとも疑ってましたがそんな事もなかったようです。
零児は姿の見えなくなったズァーク本体を探そうとしていますが
零羅は父、零王の安否が気になるようです。
零児はきっと逃げているはずだと言いますが
どうやら零羅が言うにはレイが零王に語り掛けようとしているようです。
相変わらずレイはズァークを自分が倒そうと考えているみたいですね。
ですがレイはまだ復活しておらず零王がかなり焦っています。
どうも急ピッチで復活を進めた弊害が出ちゃっているみたいですね。
クリスマス撲滅委員会ズァーク
ズァークは人々に「我を復活させたのはお前たちだ」と語り掛けています。
当然ながら人々はそんな事は頼んだ覚えはないと返すのですが
ズァークにしてみれば「復活させといて今更それは無いだろう」との事です。
そして中途なく街を破壊するズァーク。
人間に戦わさせられたモンスターの声を聴き続けていたズァークにとっては
そういう身勝手な人間の存在が許せないのでしょう。
その目的は「人類絶滅」まさに人類にとってはこれ以上ないほど危険な存在です。
もしかしたら人類を絶滅させてモンスターの世界を作るつもりなのかもしれません。
そんなズァークを止めようとエドは素良に協力を要請します。
素良はそのエドの頼みを「やだね」と一蹴しますが
代わりに「君が僕の手伝いをするなら考えるよ」とエドに協力を要請、
なんとも素良らしい返しですね。
エドは少し困った顔もしつつもその表情は明るいものでした。
そうして2人は破壊活動を続けるズァークの前に立ちふさがります。
姿を現せという言葉の前に「最初から目の前にいた」といいその姿を現すズァーク。
その姿はまさにモンスターに変貌した遊矢とも言うべきものでした。
遊矢の姿がベースなのは恐らく遊矢がユーリを吸収したからでしょう。
もし前回のデュエルでユーリが吸収していたらきっとユーリベースだったと思われます。
ともかくこうしてズァークVS素良&エドのデュエルが始まりました。
覇王
先行はズァーク。
彼はスケール0の覇王門零とスケール13の覇王門無限でスケールをセッティング。
レベル1から12のペンデュラム召喚が可能といういきなりラスボスっぷりを見せつけます。
そして覇王眷竜ダークブルム2体をペンデュラム召喚してターンエンドです。
続いてエドのターン、ドロー。
ズァークがペンデュラム召喚を使った事に驚く2人ですが
それは同時にズァークの中に遊矢の意識が残っている証と考えます。
その為2人はズァークを倒すのではなく意識を呼び覚ます為に動く事を決めます。
エドは融合を発動、ディシジョンガイとドリルガイを素材にし
D-HEROディストピアガイを融合召喚です。
ディストピアガイのエフェクトでズァークにダメージを与えようとしますが
覇王門零の効果でそのダメージを無効、逆に覇王門無限の効果で回復してしまいます。
ならばとディストピアガイでダークブルムを攻撃するもこれも無効にしてしまいます。
エドはせめてもの抵抗として魔法カード「D-ソウルバースト」を発動。
これは場のD-HERO1体を選択してその攻撃力を半分にし
半分にした攻撃力分のダメージを相手に与えるというものですが
ズァークは覇王門零と覇王門無限のコンボでこれも逆に回復してしまいます。
しかし本当の目的はディストピアガイの攻撃力を半分にする事にあり
これによりディストピアガイのエフェクトでダークブルムを破壊します。
エドはカードを1枚伏せてターンエンドです。
続いて素良のターン、ドロー。
素良はまずデストーイ・サンクチュアリを発動、
これにより手札とエクストラデッキからエッジインプ・DTモドキ、
デストーイ・シザー・ベアー、デストーイ・シザー・タイガーを墓地に送ります。
そして魔玩具融合を発動、今墓地に送ったこの3体を素材として除外し
デストーイ・マッド・キマイラを融合召喚です。
そしてマッドキマイラで残る1体のダークブルムを攻撃して破壊、
マッドキマイラは破壊して墓地へ送った相手モンスターを奪う効果を持ちますが
ダークブルムはペンデュラムである為墓地へいかずエクストラデッキへ行きます。
この一見ミスとも思える説明、素良はわざと行っていました。
初めて一番最初に遊矢とデュエルをした時にも同じような状況が発生しており
その時の記憶を遊矢に思い出させる為にその状況の再現をしたかったのです。
そんな素良の「師匠」という叫びにもズァークは一切耳を傾けません。
説得が失敗し素良は下を向き涙を流してしまいます。
それでもまだ諦めてはおらずカードを1枚伏せてターンエンドです。
統合召喚、覇王龍ズァーク
再びズァークのターン、ドロー。
ズァークはペンデュラム召喚でダークブルム2体を再び呼び戻します。
しかしエドはこのタイミングを狙って罠カード「D-ハイパーノヴァ」を発動。
これは場にD-HEROがいる状態で相手がモンスターを特殊召喚した時に
その特殊召喚したモンスターを全て破壊するというものです。
そしてダークブルムが破壊されたタイミングで素良も動きます。
罠カード「デストーイ・マッド・パレード」は場にデストーイが存在する時に
場のカードが破壊された時に発動できこれにより覇王門零と覇王門無限も破壊します。
「ペンデュラム召喚は1ターンに1度しかできない」という隙をついて
ズァークの場をがら空きにするのが2人の目的だったのでしょう。
しかしズァークは場のモンスターが破壊されたのを条件に
手札からアストログラフ・マジシャンを特殊召喚、
その効果で覇王門零と覇王門無限、ダークブルム2体を全て元の状態に戻してしまいます。
スケールの関係上そのままアストログラフマジシャンをペンデュラム召喚できましたが
あえて手札に残しておいたズァークのリカバリー能力が光ります。
そしてアストログラフマジシャンの更なる効果を発動、
自身をリリースする事で場、墓地、デッキ、エクスストラデッキから
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン、ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン、
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを除外、
人類を破滅に導く存在、覇王龍ズァークを呼び出します。
アストログラフマジシャン強すぎぃ!
自身をリリースするだけでいいとかちょっとラスボス出す条件として緩すぎませんか!?
ズァークはこの時の召喚を「統合召喚」と呼んでおり
覇王龍ズァークは融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムの全てを兼ね備えた
まさに全てを統合するモンスターとなっています。
カードの色も5色を使った非常に豪華な仕様になっています。
OCGでも同じ仕様にしてよかったんじゃないかな
そしてこのズァークはこの覇王龍ズァークと一体化します。
この状況を見て黒咲とカイトが乱入して素良とエドに加勢するも時既に遅く、
ズァークの恐るべき効果が発動。
相手の場のモンスターを全て破壊、そしてそのモンスターのプレイヤーに
破壊したモンスターの合計分のダメージを与えます。
破壊されたマッドキマイラとディストピアガイの合計攻撃力は4200、
そのダメージが素良とエドに襲いかかり2人のライフが一瞬で尽きてしまいました。
素良とエドは黒咲とカイトに後を託して倒れてしまいます。
黒咲はズァークに対して「お前にそんな姿は似合わない」と
かつてのユートのようなセリフを言いながらカイトと共にズァークに挑みます。
きっと遊矢とユート、2人ともに対して告げた発言なのでしょう。
とうとうズァーク戦です。物語もまさにクライマックスといった所ですね。
ここからはきっとランサーズオールスターのような形でズァークと戦うのでしょう。
この場にデニスと月影がいないのが非常に悔やまれます。
もう1つ気になるのはレイの動向です。一体彼女はどう動いてくるのでしょうか。
なんとなくズァークの後に真のラスボスとして控えてそうな気もしますが・・・。
次回予告 137話『反逆の覇王眷竜』
今度は黒咲とカイトのエクシーズ組がズァークの相手をします。
そしてそれに対抗するかのようにズァークもダークリベリオンを出しています。
どうやら覇王龍ズァークにはエクストラデッキから覇王眷竜を出せるらしく
恐らく覇王眷竜ダークリベリオンみたいな名前になっているのでしょう。
超熱血!デュエル塾
司会は零児と素良と沢渡。
今回はズァークの使用した覇王テーマに関する解説です。
アニメ版の覇王テーマはOCGのそれよりもやや尖ったな性能で
場に複数の覇王カードを揃える事で真価を発揮するテーマとなっています。
そして特筆すべきは覇王龍ズァークの性能ですね。
覇王龍ズァーク
融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
【Pスケール:青1/赤1】
①:自分フィールドの「覇王」モンスター1体をリリースして発動できる。
Pゾーンのこのカードを召喚条件を無視して特殊召喚する。
【モンスター効果】
ルール上、このカードは融合・S・Xモンスターとしても扱う。
その際、このカードのランクはそのレベルと同じとする。
このカードは「アストログラフ・マジシャン」の③の効果でしか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、この効果でモンスターを破壊されたプレイヤーに、
破壊した全てのモンスターの攻撃力の合計分のダメージを与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
②:融合・S・Xモンスターが自分・相手の墓地に存在する限り、または除外されている限り、
このカードは破壊されず、フィールドから離れる効果を受けない。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドのモンスターは相手の融合・S・Xモンスターの効果を受けない。
④:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動できる。
エクストラデッキから「覇王眷竜」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する。
⑤:相手がドローフェイズ以外でカードを手札に加えた場合に発動できる。
そのカードを破壊する。
いやぁもうやりたい放題ですね
フィールドから離れる効果を受けない上に破壊耐性を持っていると書いてあります。
その上融合、シンクロ、エクシーズモンスターに耐性を持っており
上記以外のカードの除去以外の効果でなんとか穴をつくしかないという感じですね。
気になるのはペンデュラム効果です。
ペンデュラムゾーンから特殊召喚する効果を持っていますがOCGと違い
このモンスター自身にはペンデュラムゾーンに移動する効果がありません。
フィールドから離れる効果以外は有効な為、
何かしらほかにペンデュラムゾーンに移動させるカードを持っているのかもしれませんね。
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