強いのに虹彩の魔術師でサーチし放題!
というわけで12月25日、クリスマスです。
自分は昨日も今日も夜勤です(
今回紹介するのはペンデュラム・エボリューションよりこのカードです。
星霜のペンデュラムグラフ
永続魔法
「星霜のペンデュラムグラフ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は魔法カードの効果の対象にできない。
②:表側表示の「魔術師」Pモンスターカードが
自分のモンスターゾーン・Pゾーンから離れた場合に発動する。
デッキから「魔術師」Pモンスター1体を手札に加える。
時空のペンデュラムグラフ
永続罠
「時空のペンデュラムグラフ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は罠カードの効果の対象にできない。
②:自分のモンスターゾーン・Pゾーンの「魔術師」Pモンスターカード1枚と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果でカードを2枚破壊できなかった場合、
フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る事ができる。
魔術師用の新しい永続魔法と永続罠です。
星霜のペンデュラムグラフではアストログラフ・マジシャンが白昼の客星のような攻撃を、
時空のペンデュラムグラフではクロノグラフ・マジシャンが
ゲート・オブ・バビロンのような攻撃をそれぞれしています。
星霜(せいそう)とは歳月を意味する言葉で時空は時間や空間の事を表します。
丁度どちらも時間に関係する言葉だと言えるでしょう。
①の効果は星霜のペンデュラムグラフは自分の魔法使い族に魔法に対する対象耐性を
時空のペンデュラムグラフは罠に対する対象耐性をそれぞれ付与するというものです。
こちらのカードを対象にとってくる魔法カードは今の環境ではあまり見かけませんが
丁度ペンデュラム・エボリューションには黒牙の魔術師が
相手モンスターの攻撃力を半分にするペンデュラム効果を持っており
こういったペンデュラム効果から守る手段としては機能してくれます。
一方で罠カードは強制脱出装置、ブレイクスルー・スキル、迷い風など
いくつか見かけやすいものが存在しているのでこちらの方が活躍の機会が多いでしょう。
星霜のペンデュラムグラフの②の効果は1ターンに1度、
表側表示の魔術師ペンデュラムがペンデュラムゾーンかモンスターゾーンから離れた場合
デッキから魔術師ペンデュラム1体をサーチできるというものです。
同じくペンデュラム・エボリューションに収録される4体の擬人化ドラゴン達が
自壊効果を持っているため能動的に発動を狙っていく事も可能であり
それ以外でもフィールドから離れるだけで発動できる為非常に発動条件が緩いです。
維持できれば毎ターンコンスタントにアドバンテージを確保してくれるでしょう。
時空のペンデュラムグラフの②の効果は1ターンに1度、
自分のモンスターゾーンかペンデュラムゾーンの魔術師1体と
相手フィールドのカード1枚をそれぞれ選択して破壊するというものです。
この時2枚のうちどちらかが破壊できなかった場合さらにさらにぃ豪華特典として
フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送れるというものです。
モンスターと魔法罠どちらも破壊する事の出来る万能除去であり
虹彩の魔術師や黒牙の魔術師など破壊されて効果を発動する魔術師を破壊すれば
ディスアドバンテージを抑える事も可能です。
そして何よりも後半の効果が強力であり対象に取らない破壊以外の除去として
最近やたら数を増やしている「対象耐性&破壊耐性」というモンスターも除去可能です。
後半の効果の発動にはペンデュラム・コールや星刻の魔術師があれば狙える他、
相手のカードが破壊されなかった場合でも発動が可能なので
あえて破壊耐性持ちの相手のカードを選択するのも1つの手です。
どちらも特に②の効果が強力で毎ターン着実にアドバンテージを確保してくれます。
この2枚のカードはどちらも虹彩の魔術師の効果でサーチが可能であり、
上手く繰り返しサーチできれば相手からすれば放置すれば毎ターンアドを取られるのに
せっかく破壊してもすぐにサーチされるという非常にいやらしいカードとなります。
ペンデュラム・エボリューションの新規カードはどれも強力なものが勢ぞろいです。
魔術師ペンデュラムは一時期環境になるほど強力なデッキでしたが、
主力カードが規制されて今は少し落ち着いたテーマとなっています。
そんな魔術師ペンデュラムが今回の新カードでどれだけ強くなるかは見物です。
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