遊戯王ARC-V131話の感想です。
エドとカイトが倒れながらも2人の想いを受け継ぎ
暴走していた心を取り戻しつつ改めてユーリに挑むユーゴ。
その一方でプロフェッサーの部屋では・・・。
親方!空から裸の女の子が!
アークファイブの起動を進める赤馬零王、
遊矢は拘束されながらもなおも暴走を続けています。
どうやらレイと同時に対ズァークの4つのカードも消滅したようで
プロフェッサーはそのカードの復活も考えているようです。
そして柚子達4人の意識が失ったと同時に零羅の身に異変がおきます。
アークファイブをとめようとする零児を静止する零羅、
その口から発せられたのはいつもの零羅の口調ではありませんでした。
そして零羅は言います。レイが自分に語りかけてくると。
レイはこのままズァークが復活すれば今度こそ世界が滅ぼされるといい
そしてズァークを止められるのは自分しかいないと主張しています。
そして零羅はそんなレイの心を汲み、
何よりも零児の本当の姉の復活を願い、レイを復活させようとします。
しかし零児は言います。「その為にセレナ達が消えてもいいのか?」と
零羅もやはりセレナに対する仲間意識はあるみたいでその言葉に動揺しますが
それでもレイの想いを見捨てる事も出来ず、ただ1人自分がレイの味方をしようと
兄である零児に対してデュエルを挑みます。
そんな弟の反抗に対して挑戦する零児、事は一刻を争う状況ですが
自分に対して反逆の意思を向ける零羅を見る様子はどことなく嬉しそうに見えました。
こうして零児VS零羅の兄弟対決が始まりました。
お兄ちゃん、ガンメタ
先行は零児です。
零児はまずDD魔導賢者トーマスと新カード、DDブラウニーでスケールをセッティング、
DDリリスとDDナイトハウリングをペンデュラム召喚します。
そして永続魔法「余剰召喚の契約書」を発動、
このカードは魔神王の契約書と同じく融合を内臓しており
リリスとナイトハウリングを素材にDDD烈火王テムジンを融合召喚です。
そしてここでブラウニーのペンデュラム効果が発動、
エクストラデッキからモンスターが特殊召喚された時に
自身をペンデュラムゾーンから特殊召喚し、
さらにこれをトリガーテムジンの効果発動、リリスを墓地から蘇生します。
そしてリリスとブラウニーでDDD疾風王アレクサンダーをシンクロ召喚です。
ここまではいつもの零児の流れですがここからいつもと少し流れが違いました。
手札に回収したナイトハウリングを召喚し墓地のリリスを蘇生します。
そして余剰召喚契約書のさらなる効果を発動、リリスのレベルを1下げます。
そしてレベル3のナイトハウリングとリリスでオーバーレイネットワークを構築、
新カード、DDD磐石王ダリウスをエクシーズ召喚です。
ダリウスの効果で余剰契約書を墓地へ送りさらなる契約書をサーチします。
この人また契約破棄してる・・・
そしてカードを1枚伏せてターンエンド。
零羅のターン、ドロー。
零羅のCCCは兄から「他人から光を貰えるように」と託されたものであり
相手のカードを巧に利用するテーマです。
しかし渡した本人であり兄である零児はその事を当然熟知していました。
零児はここで永続罠「常闇の契約書」の効果を発動、
このカードを発動していないプレイヤーは相手モンスターを対象に
魔法罠を発動できず、さらにフィールドのモンスターを利用して
融合、シンクロ、エクシーズ、アドバンス召喚できないというものです。
なんだそのインチキカード
とにかくこれで零羅は零児のモンスターを魔法罠の対象に発動できず、
CCC特有の相手モンスターをコピーする戦術が封じられました。
零羅のデッキを知り尽くした上でのこのメタカードの発動です。
零児はこれで完全に零羅に勝ったと思い、サレンダーを勧めますが
零羅はまだ勝負を諦めておらずフィルム・マジシャンを召喚、
そしてカードを1枚伏せてターンエンドします。
弟が兄を超える時
零児のターン、ドロー。
珍しく契約料を払いライフを1000失っています。
デュエルを諦めない零羅に思う所がありながらも
零児は容赦なく零羅を叩き潰そうとします。
そこには「まだ零羅は自分には叶わない」という気持ちもありました。
まずはダリウスでフィルムマジシャンを攻撃、
しかしフィルムマジシャンの効果でダリウスの攻撃力をコピー、
さらに1ターンに1度戦闘での破壊を防ぎます。
しかしダリウスも同じくオーバーレイユニットを消費して破壊を無効、
さらにフィルムマジシャンを破壊して零羅に500ダメージを与えます。
そして次にアレクサンダーで零羅にダイレクトアタック、
零羅はこの攻撃をまともにくらいライフは残り1000です。
そしてトドメとばかりにテムジンでダイレクトアタックをしますが
ここで零羅はアクション魔法「ダメージ・バニッシュ」を発動、
戦闘ダメージを0にします。アレクサンダーの攻撃の時に咄嗟に拾ったようです。
「これがランサーズの戦い方だ」と零児に主張しながらその猛攻を凌ぎました。
零児はこれでターンエンドです。
零羅のターン、ドロー。
まずは永続罠「フォト・フレーム」を発動、
常闇の契約書を選択肢その効果と名称をコピーします。
そしてさらに魔法カード「純粋な光(ピュア・レイ)」を発動、
自分と相手の場に同名カードがある時にそれを破壊するというもので
零児の常闇の契約書を破壊します。
完全に形成をひっくり返されてしまった兄零児、
ここでようやく零羅が自分の想定よりはるかに強くなっていた事に気付きます。
枷がなくなった事で零羅はCC隻眼のパスト・アイを召喚、
さらに魔法カード「写真融合」を発動してアレクサンダーをコピー、
アレクサンダーとパストアイを素材に
CCC武融化身ソニック・ハルバートを融合召喚です。
ソニック・ハルバートは2回攻撃できる攻撃力3000のモンスターであり
相手の場に風属性がいる場合攻撃回数がさらに+1されます。
これによりダリウス、テムジン、そしてアレクサンダーに次々と攻撃をしかけます。
その攻撃を前にして零児は思いました。
「自分は化け物を作り出してしまったのかもしれない」と・・・。
2人の思いを引き継ぐも・・・
場面は変わってユーゴとユーリのデュエルです。現在ユーリのターン。
前回墓地に送られたグリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンですが
自身の効果で融合素材となっていた墓地のカードを除外して蘇生します。
そしてカードを1枚伏せてターンエンドです。
ユーゴのターン、ドロー。
クリスタルウィングでグリーディーヴェノムを攻撃します。
その効果でグリーディーヴェノムの攻撃力を上回り見事戦闘破壊、
ユーリに3000の大ダメージを与えますがグリーディーヴェノムの効果も発動、
クリスタルウィングを破壊しユーゴもまた3000ダメージを受けてしまいます。
ですがユーゴは罠カード「エクストラ・シェイブ・リボーン」を発動、
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが破壊された時に
そのレベルより低い同じくエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを
墓地から蘇生させるというものです。
この効果でクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを蘇生させさらにこれをトリガーに
手札からレベル5のSRファイブシックスプレーンを特殊召喚、
その効果の発動をクリアウィングで無効にして破壊しその攻撃力を得ます。
これによりクリアウィングの攻撃力は4300まで上昇、
そのままグリーディーヴェノムに攻撃をしかけますが
ユーリは墓地のドロソフィルム・ヒドラの効果を発動、
グリーディーヴェノムを破壊されながらもライフを500残しました。
そしてユーリもまたエクストラ・シェイブ・リボーンを発動、
墓地からスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを蘇生させます。
ユーゴはこれでターンエンドです。
ユーリのターン、ドロー。
ユーリはスターヴヴェノムの効果でクリアウィングの効果をコピーします。
そして手札から装備魔法「捕食接ぎ木」を発動、
墓地のドロソフィルム・ヒドラをコピーします。
そして先ほどユーゴがやったようにドロソフィルムヒドラの効果を発動、
それをクリアウィングの効果をコピーしたスターヴヴェノムで無効にして破壊、
その攻撃力をスターヴヴェノムに加えます。
攻撃力の上昇したスターヴヴェノムでクリアウィングを攻撃して破壊、
ユーゴのライフは0となり敗北、ユーリを止める事は出来ませんでした。
やっぱり前回先にユーリなんとかしとくべきだったんや・・・。
個人的に現在一番OCG化して欲しいアークファイブのテーマ【CCC】、
1VS1のデュエルとしてはアユちゃん以来となりました。
状況は不安ですが今後も零羅の活躍は気になる所です。
所で零羅の成長に驚いている零児ですがそもそもあなた、
最初から零羅をランサーズの切り札となる存在として連れてきてましたよね?
レイに協力するのはともかくこのクライマックスな局面で
切り札として成長しているのはむしろ想定通りで無ければ困るんですが・・・。
次回予告 132話『稀代のエンターテイナー』
ついに榊遊勝出陣です。どうやらデニス戦のような逃亡ではない模様。
猛獣使いのようなモンスターの姿が見えますが
遊勝が使うデッキもエンタメイトなのでしょうか。
なんとなくですが遊勝は
非ペンデュラムがメインのエンタメイトを使いそうですね。
超熱血!デュエル塾
司会は零児と素良
今回は赤馬零羅のCCCについての解説です。
CCCのコンセプトが「相手のカードをコピー」と明言されてますね。
それにしてもCCCって何の略称なんでしょうね。
CCC武融化身(ぶゆうけしん)ソニック・ハルバート
融合・効果モンスター
星8/風属性/悪魔族/攻3000/守 0
「CC隻眼のパスト・アイ」+レベル7以上の風属性モンスター
①:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
相手フィールドに風属性モンスターが存在する場合には、
このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
フォト・フレーム
永続罠
①:相手フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として
このカードを発動できる。
発動後、このカードは対象のカードと同じ種類(魔法・罠)のカード及び
同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
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