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遊戯王OCGカード考察:肥大化

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コンボ用だけど単体でも結構使える

 

今回紹介するのはレイジング・テンペストよりこのカードです。

 

 

 

肥大化
通常罠
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は倍になり、直接攻撃できない。

 

 

レイジング・テンペストに収録される汎用の通常罠カードの1つです。

 

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ゴブリン達が謎の光線を受けて巨大化しています。

光線を浴びて小さくなっているミクロ光線とは逆の構図です。

大きくなったゴブリン達が動揺している様子から

ミクロ光線が誤作動を起こしたとも考えられます。

 

 

その効果は相手モンスター1体の攻撃力と守備力を倍にし

さらにそのモンスターの直接攻撃を封じるというものです。

相手モンスターを強化させるカードであり基本的にはこの強化を

逆に悪用できるカードと組み合わせる事になるでしょう。

 

 

このカードとのコンボを狙う際に真っ先に思い浮かぶのは

アマゾネスの剣士やNo.54 反骨の闘士ライオンハート

ダイガスタ・スフィアードのようなダメージ反射効果を利用する事です。

特にスフィアードはガスタ全体に反射効果を持たせられる為

リクルーターを自爆特攻させる事で1ターンキルも狙いやすいです。

いっその事魔法の筒でそのまま反射してしまうという手もあります。

他には破滅竜ガンドラXと組み合わせる事で

大ダメージを狙いつつ高い攻撃力を確保する事が可能です。

RR-ライズ・ファルコンも相手の攻撃力を自分のものにしつつ

複数回攻撃が狙えるので強力です。

強制転移で強化した相手モンスターを奪ってしまうのもいいでしょう。

いずれの使い方も壊獣など高い攻撃力のカードを意図的に送りつければ

より安定してコンボを狙っていく事が可能です。

 

ちなみに同じモンスターに重ねて発動する事も可能で

2枚かければ相手の攻撃力守備力は4倍になります。

参考までに攻撃力守備力が2400以上のモンスターに2枚発動し

アマゾネスの剣士で殴れば1ターンキルです。

 

 

何気に重要なのは強化したモンスターは直接攻撃が出来なくなる点で

いざという時には防御カードとして使う事も可能です。

通常罠で永続的に相手の攻撃を封じられるカードは結構貴重であり

特に場をがら空きにしやすいデッキではお世話になるでしょう。

 

 

シンプルなテキストながらも様々な悪用方が考えられる面白い1枚です。

他のカードとのコンボを狙いつつコンボ用のカードが揃わなかった時でも

直接攻撃を封じれると中々小回りの効くカードだと思います。

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