超融合内蔵モンスター出ちゃった☆
今回紹介するのはフュージョン・エンフォーサーズよりこのカードです。
捕食植物サンデウ・キンジー
効果モンスター
星2/闇属性/植物族/攻 600/守 200
「捕食植物サンデウ・キンジー」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が融合素材とする捕食カウンターが置かれたモンスターの属性は闇属性として扱う。
②:自分メインフェイズに発動できる。
闇属性の融合モンスターカードによって決められた、
フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを
自分の手札・フィールド及び相手フィールドの
捕食カウンターが置かれたモンスターの中から選んで墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
新しく登場するレベル2のプレデター・プランツです。
「サンデウ」はモウセンゴケ、「キンジー」はエリマキトカゲの事であり
その名のとおりエリマキトカゲとモウセンゴケが融合したような
中々に不気味な姿となっています。
他のプレデター・プランツに比べてかなり動物の要素が色濃いです。
①の効果はこのカードがモンスターゾーンに存在する間
フィールドに存在する捕食カウンターの置かれたモンスターは
融合素材にする場合に限り闇属性モンスターとして扱うというものです。
これにより捕食カウンターが乗っているモンスターであれば
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンや
捕食植物キメラフレシアの融合素材にしてしまう事が可能です。
②の効果に繋げる為の布石になる効果だと言えます。
②の効果は1ターンに1度、闇属性の融合モンスターを融合召喚する際、
フィールドのこのモンスターを融合素材に含む、自分の手札、フィールド、
そして捕食カウンターの乗った相手モンスターを素材にして墓地に送り
融合カード無しで融合召喚できるというものです。
融合カード無しで融合モンスターを召喚できる効果は数多く存在しますが
なんと言っても相手モンスターも融合素材に出来るのが特徴であり
相手のモンスターを融合素材として食らってしまうという
まさに捕食植物の名に相応しい効果だと言えます。
相手モンスターを融合素材にするには捕食カウンターを乗せる必要がありますが
フライ・ヘルやスキッド・ドロセーラを活用すれば
条件を満たすのは難しくありません。
ただし融合素材とするモンスターは墓地に落とす必要がある為、
トークンやペンデュラムモンスターを素材にできない点には注意しましょう。
追記:コストではなく効果なので出来ました、申し訳ありません。
その代わりこれの効果もまた対象に選ばない効果である為、
捕食カウンターさえ乗っていれば対象耐性持ちも素材にできます。
待って!これ強くない!?
ついに超融合を内蔵したモンスターが登場してしまいました。
捕食カウンターを乗せるという準備が必要なものの
相手モンスターを素材にできるというのは非常に強力です。
超融合がチェーン不可の代わり手札1枚をコストにする必要がある点を考えると
融合カードすら必要ないこの効果はまさに破格だと言えるでしょう。
しかもこのカードで出す事が可能なスターヴ・ヴェノムやキメラフレシアが
これがまた強力な性能を秘めている点も嬉しいポイントです。
真価を発揮するには他の捕食植物の力を借りる必要がありますが、
相手のカードを素材にする事を考えずに単に融合内蔵のモンスターとしても
他のデッキに出張させる選択肢も効果的です。
闇属性主体デッキであればこのカードを採用するだけで
スターヴ・ヴェノムやキメラフレシアの融合召喚を狙うことが可能となり
これらのカードが欲しいデッキであれば非常にオススメです。
変わった所ではDNA改造手術と組み合わせるのも面白いです。
ドラゴン族にしてしまえばファイブ・ゴッド・ドラゴンの素材になれ
最大で相手モンスター4体を融合素材として吸収してしまう事が可能です。
とはいっても相手の場にモンスターが4体揃う場面はそう存在しない為
ある程度は自分のモンスターも融合素材にする必要があるでしょう。
このカードの登場によりスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが
名実共にプレデター・プランツのエースとして君臨する事になりました。
特にユーリファンにとってはこのようなカードが来る事を
ずっと待ちわびていたのではないでしょうか。
プレデター・プランツ、中々恐ろしいテーマになりそうですね。
「我等が(融合素材として)1つに・・・」
コメント
『墓地へ送り』なので多分Pモンスターとトークンでも素材にできると思いますよ。
『墓地へ送り』は効果処理であり、コストではないので問題ないはずです。
融合と超融合のテキストを確認しましたが、両方とも『墓地へ送り』と書いてあります。
失礼しました。指摘ありがとうございます