これで捕食植物も融合デッキだ!
2016年の11月12日に新しいブースターパックである
「ブースターSP-フュージョン・エンフォーサーズ-」が発売されます。
今回紹介するのはそのフュージョン・エンフォーサーズからこのカードです。
捕食植物キメラフレシア
融合・効果モンスター
星7/闇属性/植物族/攻2500/守2000
「捕食植物」モンスター+闇属性モンスター
①:1ターンに1度、このカードのレベル以下のレベルを持つ
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
②:このカードが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
ターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、
このカードの攻撃力は1000アップする。
③:このカードが墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
プレデター・プランツのレベル7の融合モンスターです。
漫画版アークファイブにおいてユーリが紫雲院素良戦で使用し
ペンデュラム・ゾーンのカードで融合する「ペンデュラム・フュージョン」により
EMバラードとEMバラクーダを素材に融合召喚され
柚子を大いに嘆き悲しませました。
前述の通り漫画では2体のエンタメイトを融合素材にしていますが
OCG版に伴い融合素材が変わっておりこれが不可能になっています。
恐らく漫画版では「植物族×2」が融合素材だったのでしょう。
ラフレシアをベースにツタがハエトリグサのように変貌しております。
まさにラフレシアのキメラ(合成体)と言えるモンスターです。
残念ながらイケメンではありません。
融合素材に捕食植物1体と闇属性モンスター1体を指定しています。
融合カードさえ確保できれば融合召喚はそこまで難しくないでしょう。
超融合で相手モンスターを素材にするのも充分に狙えます。
またEMトランプ・ガールの効果で融合召喚を狙う手もあります。
①の効果は1ターンに1度、このカードのレベル以下の
フィールドのモンスター1体を除外するというものです。
自身のレベルが7ある為除外できるモンスターの範囲はかなり広く、
また捕食植物の効果で捕食カウンターを相手モンスターに設置できれば
エクシーズモンスター以外は除外対象にする事が可能です。
②の効果は相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動、
そのターンの間戦闘する相手モンスターの攻撃力を1000下げ、
自分は逆に攻撃力を1000上げるというものです。
このカード自身の攻撃力が2500ある為、
実質的に攻撃力4500のモンスターまで戦闘破壊可能となります。
この攻撃力を下げる効果は対象に取らない効果である為、
ブルーアイズ・カオスMAXドラゴンのように
効果破壊耐性と対象耐性を併せ持つ相手に対しても突破手段となりえます。
また1ターンに1度の制限が存在しない為、
捕食植物スキッド・ドロセーラなどで複数回攻撃を付与できれば
攻撃するたびに自身の攻撃力を上げていく事が可能です。
③の効果はこのカードが墓地へ送られた次のスタンバイフェイズ時に
「融合」もしくは「フュージョン」と名のつく魔法カードを
デッキからサーチできるというものです。
回収タイミングが次のスタンバイフェイズとやや遅いですが
融合回収をサーチして墓地から融合と素材を回収できれば
再びキメラフレシアの融合召喚が狙いやすくなるでしょう。
制限カードである超融合のサーチにも役立ちます。
またエクストラデッキから直接墓地へ送られてもサーチが出来る為、
ゲール・ドグラや轟雷帝ザボルグの効果で墓地に落とす事で
間接的な融合カードのサーチ手段として機能します。
この効果も②の効果同様に1ターンに1度の制限がなく、
複数枚一気に墓地に落とせばその枚数分サーチが可能です。
捕食植物における明確な強みの1つと言っていいです
除去性能、アタッカー性能、倒された後のフォローと
それぞれが高い水準で纏まっている優秀な融合モンスターです。
また植物族である事も見逃せないポイントであり
ギガプラントや増草剤などによる蘇生に対応しています。
墓地から蘇生させた場合でも3つの効果を十全に活用する事ができる為
とっても蘇生しがいのあるカードとなっています。
いままで捕食植物は融合次元のユーリの使うテーマでありながら
特に融合召喚との親和性がありませんでしたが、
捕食植物のエースとして相応しいこの融合モンスターの登場により
ついに捕食植物も融合テーマを名乗る事が可能となるでしょう。
生まれ変わった捕食植物で相手を妹と一緒に地獄に逝かせてやりましょう。
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