ビッグベンーKが一気に出しやすく
今回紹介するのはインベイジョン・オブ・ヴェノムよりこのカードです。
超重武者装留チュウサイ
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
「超重武者装留チュウサイ」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの
「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのモンスターを
装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードが装備されている場合、
相手は装備モンスター以外の自分のモンスターを攻撃できない。
③:このカードの効果でこのカードを装備した自分のモンスターをリリースして発動できる。
デッキから「超重武者」モンスター1体を特殊召喚する。
INOVで登場した新しい超重武者装留です。
アークファイブにおいて権現坂昇が天城カイト戦で使用したカードであり
超重武者ソード-999に装備して相手の攻撃を防ごうとしましたが
沢渡に邪魔されてしまいあまり活躍できませんでした。
4つの腕がついた肩用の追加パーツといった外見です。
何ていうか誰でも阿修羅になれるセットとかそんな感じです。
なんとなくメタルギアソリッド4に登場した
スクリーミング・マンティスを思い出します。
カード名の由来はまあ「仲裁」なんでしょう。
アニメでも沢渡とカイトの争いを止めようとして使われましたし。
①の効果は自分の場の超重武者1体に手札かフィールドのこのカードを
装備カード扱いで装備させられる超重武者装留共通の効果です。
ただしこのカードにはステータスを上昇させる効果はありません。
②の効果はこのカードの効果でチュウサイを装備しているモンスターがいる場合
相手はそのモンスター以外に攻撃できなくなる攻撃制限効果です。
ビッグベンーKあたりのステータスの高いモンスターに装備できれば
他のカードを守る事が出来るでしょう。
複数のモンスターにチュウサイを装備できればロックも作れますが、
それをするくらいならジシャーQを用いた方が効果的でしょう。
③の効果は1ターンに1度、
このカードの効果でチュウサイを装備したモンスターをリリースする事で
デッキから好きな超重武者を特殊召喚できるというものです。
このカードと装備したモンスターと合わせて2体分のリリースが必要ですが
テンB-Nの効果で蘇生させたりイワトオシに装備させるなどする事で
ディスアドバンテージを軽減する事が可能です。
特に③の効果が非常に有用で超重武者の核となるビッグベンーKを
デッキから直接特殊召喚できるのは非常にありがたいです。
デッキから特殊召喚する候補はビッグベーンKが筆頭になりますが
相手に素材に出来るレベルのモンスターがいればタマーCを出したり
魔法罠を奪いたい場合にはヌス-10を出してみたりと
状況に合わせて柔軟な対応が可能となります。
また最近の超重武者では珍しく墓地に魔法罠が存在していても
問題なく全ての効果を発揮可能な為フルモンスター軸だけでなく
ブラック・ガーデン軸でも頼りになる1枚です。
アニメでは活躍に恵まれなかったカードですが
OCGでその鬱憤を思う存分晴らしてあげましょう。
…わかった この話はやめよう ハイ!! やめやめ