ほらほら、羽箒打ってもいいんだよ?(ゲス顔)
今回紹介するのはデステニー・ソルジャーズよりこのカードです。
魔界劇団の楽屋入り
通常罠
「魔界劇団の楽屋入り」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のPゾーンに「魔界劇団」カードが2枚存在する場合に発動できる。
デッキから「魔界劇団」Pモンスター2体を選び、
自分のエクストラデッキに表側表示で加える(同名カードは1枚まで)。
魔界劇団用の罠カードです。
楽屋裏の和気藹々とした一場面が表示されています。
個人的にかなりイラストアドの高い1枚です。
一番手前側ではファンキー・コメディアン、ワイルド・ホープ、
そしてダンディ・バイプレイヤーが打ち合わせをしています。
ビッグ・スターは今しがた出番が終わった所なのでしょう、
ソファに座り首にタオルを巻いてドリンクを飲んでいます。
プリティ・ヒロインは鏡の前でお色直しをしております。
恐らくこれから出番があるのでしょう。
OCG版ではリリースという表現になっていましたが
アニメではいくつかの魔界劇団の効果はフィールドの魔界劇団を
エクストラデッキに移動させる事で発動していました。
この効果もエクストラデッキに関係のある効果であり魔界劇団では
エクストラデッキを楽屋裏に見立てている事が連想できます。
その効果は1ターンに1度、自分のペンデュラムゾーンに
両方とも魔界劇団がセッティングされている時に
デッキから魔界劇団2体を1種類ずつ選び、
エクストラデッキに表側表示で置いておくというものです。
墓地肥やしならぬエクストラデッキ肥やしとも言うべき効果であり
実質的に任意の2枚の魔界劇団をペンデュラム召喚できる効果となります。
発動条件の関係上おかしなスケールのセッティングをしていない限りは
このカードが発動できる=ペンデュラム召喚の準備が整っている事になります。
またこのカードは魔界台本のセットされた状態で破壊される地雷効果の条件である
「エクストラデッキに魔界劇団ペンデュラムが存在している事」
を満たしやすくする上でも重宝します。
例えば相手がハーピィの羽箒を握っているとして
「よし今はまだエクストラに魔界劇団いないな、使うなら今しかねぇ!」
と考えてぶっ放してきた場合にもそれにチェーンしてこのカードを発動する事で
エクストラデッキに魔界劇団を送り地雷効果を発動させる事も出来るわけです。
とは言っても相手がこのカードの情報を知っているのならば
セットカードが存在する状況では迂闊に羽箒使ってくる可能性は低いでしょう。
しかし逆に言えば「魔界劇団の楽屋入りというカードが存在する」という事実だけで
実際にセットしていなかったとしても相手は伏せカードを迂闊に破壊できなくなります。
まさにデッキプールに存在している事が意味を持つカードだと言えるでしょう。
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