彼岸と帝、結構環境で活躍しているみたいですね。
アドバンス召喚も随分強くなったものです。
今回紹介するのはEXTRA PACK 2015よりこのカードです。
量子猫(Quantum Cat)
永続罠
①:種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。
このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ
通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
鏡像のスワンプマン(Swamp Mirrorer)
永続罠
①:種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。
このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ
通常モンスター(星4・攻1800/守1000)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
754 :爆音で名前が聞こえません:2008/07/02(水) 22:26:06 ID:Cd+juu8eO
トイコンEXもう一回やってみた(チャレでも解禁)
ゲージ残らなかった
まず2重小階段、階段
それから面倒な同時押し(2~4つ)が少し続く
同時押しの合間に16分単押しが混ざる
その後階段とも交互とも縦連打ともつかないものがしばらく降ってくる
で、その後階段+αが続いてブレイク
ブレイク直後にわけのわからないものが降ってくる
それ以降の後半は前半に比べて易しいかと
明確な回復地帯が少なすぎる
ひとつの ものごとに とらわれると すべてを みうしなってしまう にゃ
海外よりやってきた罠モンスター2体です。
両方とも思考実験が由来となっているカードです。
量子猫とはシュレーディンガーの猫の事と呼ばれる思考実験を意味します。
「外から一切の確認が出来ない箱の中に猫を閉じ込め、
その中に50%の確率で死んでしまう毒ガス発生装置を設置する。
この実験を行った結果猫は生きているか死んでいるかの確率が半々で存在するが
確実に生きているか死んでいるかどちらかの状態ではあるのだが
箱の中を確認するまで実際に生きているかどうかは推測する事しか出来ない」
といったものです、
これは「量子力学」と呼ばれるものを否定する為の思考実験なのですが
自分、あまりこの量子力学が何なのかよく分かっていなかったりします。
要約すると
「この箱の中の猫は50%の確率で生きているが50%の確率で死んでいる。
でも量子力学に基づくとこの猫は生きてもいるし死んでもいる状態になる。
それっておかしくないかな?」
という事らしいです。違ってたらごめんなさい。
スワンプマンの方も思考実験の1つで平たく説明するなら
「ある死んだ人間の身体構造、心や記憶を完全に受け継いだコピーがいたとして
そのコピーはその死んだ人間の同一存在となりえるか?」
という一種の哲学のようなものとなっています。
なお考案した本人は違う存在であるという考えのようです。
さてここまで全然カードの説明をしていません。
そろそろ本題に行きましょう。
2枚ともほぼ同一の効果を持った罠モンスターです。
その効果は発動した後、任意の種族と属性を指定し、
その指定した種族と属性を持つレベル4の通常モンスターとして特殊召喚するものです。
2枚の違いは罠モンスターとなった後のステータスで
鏡像のスワンプマンは攻撃力に、量子猫は守備力に秀でたステータスとなっています。
量子猫はモンスターとして確認するまでどの属性でもあるしどの種族でもある状態を
スワンプマンは種族や属性をコピーするという形で
それぞれ元ネタを意識している効果だと言えるでしょう。
その特徴から種族や属性を指定するランク4のエクシーズ召喚に重宝します。
エヴォルカイザー・ラギア、輝光子パラディオス、電光千鳥といった
エクシーズモンスターを様々なデッキで採用しやすくなるでしょう。
シンクロ素材としてもナチュル・ビーストやライトロード・アーク ミカエルといった
素材を指定するシンクロモンスターを出すのに一役買ってくれるでしょう。
罠カードであるが故に発動にタイムラグが存在しますが
No.16 色の支配者ショック・ルーラーでモンスター効果を封じられていても
展開手段として機能するのも見逃せないポイントです。
苦紋様の土像を活用する罠モンスターメインのデッキでも活躍が期待できます。
ランク4のエクシーズが狙いやすくなる為、エヴォルカイザー・ラギアや
No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートルをエクシーズ召喚すれば
他の罠モンスターを守りやすくなるでしょう。
2枚とも様々なデッキで採用できる可能性のある面白いカードです。
特に属性や種族を統一しており「もう少し展開力が欲しい・・・」というデッキには
これらのカードの採用を検討してみてはどうでしょうか。
「生きてもいるし死んでもいる状態とかおかしいですよね!」
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