遊戯王ARC-V63話の感想です。
前回黒咲が「貴様、丸腰で逃げる気か?」と言って渡すものが
デュエルディスクである事に何の疑問も抱かなかった自分は
大分毒されている気がします。
捕縛隊登場
今まさに脱獄中の遊矢、沢渡、エンジョイ長次郎。
どうやら他の仲間は既に脱走済みのようです。
ノリノリの沢渡ですがしかし自由の扉を開けたらそこは屋上でした。
そして待ち伏せていたかのように捕縛隊3名も登場します。
こうして沢渡VS捕縛隊のバトルロイヤルが開始されました。
捕縛隊はジュッテ・ナイトとキリビ・レディを召喚、そしていきなり
レベル3のシンクロモンスターゴヨウ・ディフェンダーをシンクロ召喚します。
それもゴヨウ・ディフェンダーの効果によって同時に3体も。
いきなり大盤振る舞いの捕縛隊、さすがに一味違うようです。
例のシステム再び
沢渡は魔界劇団-サッシー・ルーキーを召喚してディフェンダーに攻撃しますが
効果により攻撃力が3000となったディフェンダーに返り討ちにあいます。
破壊こそ免れたもののかなりの痛手です。お上の力は偉大です。
2人目の捕縛隊もその効果でゴヨウ・ディフェンダーを3体召喚します。
しかし特殊召喚したターンは攻撃できない為このままターン終了。
まあいきなり3000×3で攻撃できたら強すぎますからね。
とにかく今はデュエルをしながら逃げる事を優先する沢渡たち。
アクションフィールドで作った足場を頼りに逃亡を図ります。
見かねた遊矢は自分もデュエルに乱入します。そして発生する乱入ペナルティ。
まだあんのかよそのシステム!
社長さん解除しとこうよそれ!どう考えても足引っ張るだけじゃん!
ボン太くんのボイスチェンジャーじゃないんだから解除できるでしょ!
遊矢は飛び降りるように促しますが沢渡がビビってます。
しかしそれを見かねたエンジョイ長次郎、沢渡を掴んでダイブ!
遊矢はEMトランポリンクスを召喚、見事に着地の衝撃を和らげます。
さすがに遊矢はこういう時のアクションデュエルは手馴れてますね。
ディフェンダー×9
そして3人目も同じようにゴヨウ・ディフェンダー3体を召喚します。
同じモンスターが9体とかそうそう見られる光景じゃありません。
そして3人目はさらにジュッテ・ナイトを通常召喚。
そのままゴヨウ・ディフェンダー3体ともにチューニング、
今回のサブタイトルを勤めるゴヨウ・キングをシンクロ召喚します。
レベル8のゴヨウであり攻撃力は2800。
さらにフィールド上のゴヨウモンスターの数×400攻撃力を上昇させます。
フィールドのゴヨウは8体、なんと6000もの攻撃力に到達しています。
まさにキングにふさわしい性能を持ったモンスターです。
そしてそのままトランポリンクスを攻撃。
遊矢は罠カード「エンタメターン」でトランポリンクスを守備表示にして耐えます。
ゴヨウキングはやはりモンスター奪取効果を持っており相手モンスターを破壊した時
さらにフィールド上の相手モンスターのコントロールを奪う効果を持っています。
これによりサッシー・ルーキーが捕縛されそのままダイレクトアタックをします。
縄に捕まったまま振り回されるサッシー・ルーキーが哀愁を漂います。
とにかくこれで遊矢のライフが残りわずかとなってしまいました、ピンチです。
黒咲の独壇場
エンジョイ長次郎も見かねてデュエルに加勢しようとしますが
「エンジョイデュエルじゃ無理だ」と沢渡に静止されます。
ここ、長次郎のデュエルディスクには乱入ペナルティが無い為、
長次郎だけライフ4000になる違和感を生じさせない為に
参加させないというなにやら大人の事情的な思惑が感じられます。
だから外しとこうよペナルティ!
しかしここで権現坂登場、すぐさま沢渡達の加勢に加わります。
すかさず権現坂の背中に陣取る遊矢、どれだけ信頼しているか分かりますね。
権現坂も乱入ペナルティを受けながらも新しい超重武者である
超重武者ジシャ-Qを2体召喚。
効果により攻撃不可能なロック状態を作り出します。
しかしここでゴヨウ・キングの更なる効果が発動。
フィールドのゴヨウをリリースする事でレベル8以下相手モンスターの
コントロールを奪うというキングに相応しい凄まじい効果です。
しかも見た所相手ターンにも使用でき、1ターンの回数制限もありません。
インチキ効果もいい加減しろ!
その効果で2体のジシャーQを奪われてしまった権現坂、
もう打つ手が無いのか無念とばかりにターン終了します。
やはりエンジョイ長次郎が加勢しようと思った時、そこに現れたのは黒咲!
新カード「RR-リグ」によりレベル4のモンスターを全て鳥獣族にし、
さらに新カード「レスキュー・エクシーズ」によりコントロールを奪われた
2体のジシャーQとサッチー・ルーキーを素材にオーバーレイ、
RR-ライズ・ファルコンをエクシーズ召喚します。
捕縛隊はゴヨウ・キングの効果でライズ・ファルコンを奪取しようとしますが
ゴヨウ・キングの効果はレベル8以下のモンスター限定です。
当然エクシーズモンスターであるライズ・ファルコンは捕縛できません。
捕縛隊「レベルが無いとはレベル0という意味ではないのか!?」
まあシンクロ次元だからね、エクシーズとか知らないからしょうがないね。
かくして相手のフィールドに特殊召喚されたモンスターが8体いるという
まさにライズファルコンの為に用意されたシチュエーションにより
捕縛隊は一網打尽にされてしまいました。黒咲の貫禄は凄まじいですね。
サブタイトルの出番、前半で終了です。
相変わらずの有能長官
デュエルが終わった後デニスも合流。
既にセレナを助け出してクロウやシンジと合流しているようです。
セレナと2人きりだったのに何もしていませんこの融合次元の手先。
まあデュエルディスクもない状態でしたし何も出来なかったのでしょう。
外にたどり着き、後は川を泳いで渡れば逃げ出せるという時に
サーチライトで照らし出され、ロジェ長官登場。
そのままデュエルも何もなしに普通に拘束されました。
ちょっとロジェ長官のデュエル見れるかなと思っていただけに残念です。
やはりセレナだけは別扱いで連行する目的のようです。
しかしそこで別の車が登場、彼らは行政評議会と名乗りました。
拘束したランサーズ達の身柄を引き取りたいとの事です。
当然ながら難色を示すロジェ長官ですがそこにいかにも偉そうな
5人の人物が登場、彼らが評議会のトップのようです。
どうやらセキュリティとは別の組織系統のようで
立場的にはロジェ長官でも簡単に口出しできない組織のようです。
そしてその中でも代表的な立場と思われるのがホワイト・タキ議長。
なんか普通に「ホワイト」って名前付く人が出て来ました。
以前メリッサ・クレールがシンクロ次元の色担当だって予測してたのに
もうあからさまに「白」って単語の出てる人が登場しちゃいましたよええ。
でも議長本人はデュエルをするようにはとても見えません。
もしかした今後息子か娘あたりが登場するのかもしれませんね。
裁判フェイズ
ランサーズ達は拘束されたままなにやら裁判所っぽい場所に連れてこられました。
ロジェ長官はやはり身柄を引き渡すのが不満で彼らの危険性を訴えています。
まあ治安維持局からしたら散々引っ掻き回した挙句脱獄もしていますからね。
難色を示すのはある意味当然とも言えます。
ただセレナだけ特別扱いしようとしているあたりなにやら
ロジェ長官だけが知り得ている情報も何かしらあるようにも感じられます。
異なる次元から来た、という発言も嘘だとは思っていないようです。
そうしている中ようやく姿を現す赤馬零児社長。月影と零羅も一緒です。
恐らく評議会に接触して交渉していたのでしょう、
見事評議会の協力を得るのに成功している模様です。実に良い手際です。
次元戦争に関する事も説明済みであり信頼もしてもらえているようです。
恐らく例の映像を見せながら説明したのでしょう、柚子とは大違いです。
フレンドシップカップの前に
しかしロジェ長官は次元戦争の話を信じようとはしませんでした。
というよりはランサーズ達の方こそ警戒しているのでしょう。
彼らこそが侵略しようとしているのでは?というのがロジェ長官の意見です。
まあコモンズをなんとかしたいロジェ長官からすればランサーズ達厄介ですし
そういう思惑も結構含んでいるのだと思います。
評議会も完全に信頼していたわけではないようでそこで何故か
ランサーズ達をフレンドシップカップに出場させるという話になりました。
デュエルの力を証明すれば信頼してくれるようです。
信頼といっても多分「協力するに値するか」の方の信頼なのかもしれません。
ちなみにこの時ランサーズがデュエル戦士という説明も受けていたようですが
一緒にいたエンジョイ長次郎も半ば無理矢理仲間入りしていました。
とばっちりを喰らった形の長次郎ですがフレンドシップカップに出場するという話になり
長次郎にとっても出場は念願だったようで大喜びしていました。
しかもこのフレンドシップカップ、元は長次郎が捕まった時に多くのコモンズが暴走、
それでトップスとコモンズの仲を取り持つ為に作られたそうで
長次郎はフレンドシップカップ結成の一員を担っているそうです、凄まじい重要キャラです。
遊矢はそんな大会よりもまずは柚子を探すことが先決と乗り気ではない様子でしたが、
ロジェ長官が「柚子も出場しますよー」って言うとすぐさま食いつきました。
長官もランサーズのフレンドシップカップの出場にはもう反対する事はありませんでしたが
代わりに条件を突きつけます、その条件とは前夜祭のエキシビジョンマッチにおいて
遊矢とジャック・アトラスをデュエルさせるというものでした。
遊矢を選んだ理由は一番ペンデュラム召喚に精通しているとロジェ長官が踏んだ為です。
融合でもエクシーズでもなくペンデュラム召喚に目をつけたのには何か理由があるのでしょうか。
もしかしたらこのデュエルでペンデュラム召喚を詳しく解析しようとしているのかもしれません。
次回予告『デュエルキング ジャック・アトラス』
今回の予告はメリッサ・クレールの実況です。
前夜祭のエキシビジョンデュエルで遊矢もライディングデュエルデビューです。
次回はいよいよジャック・アトラスの登場ですね。
超熱血!デュエル塾
今回は捕縛隊のゴヨウデッキの解説です。
ゴヨウ・ディフェンダー×9により9000×9になるとか凄まじいです。
この事からも集団戦に特化したデッキである事が分かりますね。
使用したカードの詳細も書かれていましたが何やらちょっと記述が変な部分もありました。
多分誤字だと思われます。
キリビ・レディ
効果モンスター
星1/炎属性/戦士族/攻 100/守 100
①:自分フィールドに戦士族モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
ゴヨウ・ディフェンダー
シンクロ・効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:自分フィールドのモンスターが「ゴヨウ・ディフェンダー」のみの場合、
このカードはエクストラデッキから特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードはこのターン攻撃できない。
②:このカードが相手モンスターに攻撃された相手のダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、
フィールドの「ゴヨウ・ディフェンダー」の数×1000になる。
③:このカードが効果で破壊された場合に発動する。
自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
ゴヨウ・キング
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外の「ゴヨウ」モンスター1体以上
①:このカードが戦闘を行う場合に発動できる。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで、
自分フィールドの「ゴヨウ」モンスターの数×400アップする。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、
相手フィールドのモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
その相手モンスターのコントロールを得る。
③:相手フィールドにモンスターが召喚・特殊召喚したターン、
自分フィールドの「ゴヨウ」モンスター1体をリリースし、て発動できる。
相手フィールドのレベル8以下のモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターのコントロールを得る。
コメント
王様の登場で今回のゴヨウシリーズのOCGの目が全部潰れた気がするんです
まあさすがにOCG化される時には弱体化されるんじゃないかな(