今回紹介するのはディメンション・オブ・カオスよりこのカードです。
禁忌の壺
リバース・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2000/守3000
「禁忌の壺」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリバースした場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
・・・・・・露骨です。
露骨なまでの占術姫強化用のカードです。
レベル9というリバースモンスターの中で最大のレベルを持っています。
これは占術姫タロットレイのリリース要因を1枚で補えるレベルであり、
占術姫タロットレイの運用に合わせたレベル調整と見て間違いないでしょう。
そしてリリースに使った後はタロットレイの効果により
そのまま墓地から裏側守備表示で特殊召喚、リバース効果を繰り返し使えるという
タロットレイとセットで使えと言わんばかりの性能をしています。
また占術姫コインノーマの効果でデッキから裏側守備表示で特殊召喚できますし、
占術姫がいれば黒猫の恨みで裏側守備表示にもできますので、
そういう意味でも占術姫と相性のいいモンスターと言えます。
ただし相性がいいといっても占術姫ではない為、コインノーマの効果で
特殊召喚する場合はタイミングに気をつけましょう。
まあリバースモンスターで最大の守備力を持っていますので
例え効果が使えない状況でも壁として運用させる事は可能ですが。
さて肝心のリバース効果ですが4つの効果から1つを選択して発動する事が出来ます。
そしてその4つの効果ですが分かりやすく言えば
強欲な壺、ハリケーン、サンダーボルト、強引な番兵です。
フフフ……… よりどりみどり
全部禁止されている魔法カードです。まさに禁忌ですね。
これらから効果を選んでいいというのですからその強さは折り紙つきです。
どの効果も有効的に使えないという場面はまず存在しないと考えいいでしょう。
効果さえ発動できればそれだけで強力なアドバンテージとなり得ます。
最上級モンスターに相応しい効果を持ったリバースモンスターと言えるでしょう。
占術姫にとっては救世主となりえるカードですが、それ以外のデッキでこのカードを
使いたい場合は最上級のリバースモンスターという事もあって中々手間がかかるでしょう。
手札に来た場合に処理する手段も必要になって来ますし、蘇生手段に関しても
裏側守備表示で特殊召喚する手段は浅すぎた墓穴やバースト・リバースぐらいです。
変わった方法ではリバース・リユースで相手の場に特殊召喚した後
洗脳解除や所有者の刻印でこちらの場に戻すという方法もあります。
いずれにせよしっかりとデッキ構築を考える必要が出てきます。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
もし禁忌の壺の効果を繰り返し使いたい場合是非とも採用したいモンスターです。
その効果で毎ターン禁忌の壺を裏側守備表示にする事が可能です。
手札に避難する為月読命自信が相手に狙われにくいのも特徴です。
禁忌の壺が手札に来た場合にアドバンスセットの手助けとなるカードです。
こちら側でリリース要因を1体確保できるならば有効に機能するでしょう。
効果を使い終えたリバースモンスターをリリース要因にするのもいいですし、
最上級帝を召喚できるデッキに禁忌の壺を採用してみるのも面白いでしょう。
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