アモルファージ以外でも使ってみる?
今回紹介するのはシャイニング・ビクトリーズよりこのカードです。
アモルファージ・ヒュペル
ペンデュラム・効果モンスター
星4/地属性/ドラゴン族/攻1750/守 0
【Pスケール:青3/赤3】
このカードのコントローラーは、
自分スタンバイフェイズ毎に自分フィールドのモンスター1体をリリースする。
またはリリースせずにこのカードを破壊する。
①:自分フィールドに「アモルファージ」モンスターが存在する限り、
お互いに受ける効果ダメージは0になる。
【モンスター効果】
①:P召喚・リバースしたこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに「アモルファージ」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
アモルファージ・ノーテス
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/ドラゴン族/攻2250/守 0
【Pスケール:青3/赤3】
このカードのコントローラーは、
自分スタンバイフェイズ毎に自分フィールドのモンスター1体をリリースする。
またはリリースせずにこのカードを破壊する。
①:自分フィールドに「アモルファージ」モンスターが存在する限り、
お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
【モンスター効果】
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに「アモルファージ」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
アモルファージのモンスター2体です。
ヒュペルは鷹、ノーテスは熊からドラゴンに変異したような姿となっています。
名前の由来は恐らくヒュペルは傲慢、ノーテスは怠惰を意味しており、
やはり八つの枢要罪から取られたものだと思われます。
モンスター効果は他のアモルファージと共通するもので
モンスターゾーンに存在する限りアモルファージ以外の
エクストラデッキからの特殊召喚を封印するというものです。
ノーテスは上級モンスターである為かイリテュムと同じく
ペンデュラム召喚やリバースするという条件を必要とせず
どのような状態でモンスターゾーンにいてもエクストラ封じの効果が発揮します。
ペンデュラム効果も他のアモルファージと同様、
毎ターン維持の為にモンスター1体をリリースする必要のある制約効果と
アモルファージがモンスターゾーンにいる間発生するメタ効果となります。
ヒュペルはアモルファージがモンスターゾーンにいる間、
お互いの効果ダメージを0にする効果が発生します。
汎用性の高い効果ではないですが効果ダメージを狙うデッキは除去に乏しい事が多く、
バーンデッキ相手に対しては非常に強力なメタとして効果を発揮するでしょう。
またこちらからの効果ダメージも0になる点はデメリットと言えますが
サウザンドブレードを活用するデッキに対しては発動を妨害するメリットにもなります。
ノーテスはアモルファージがモンスターゾーンにいる間、
お互いにドロー以外の方法でデッキから手札に加えられなくするサーチ封じを持ちます。
最近のデッキではサーチ手段を持たないデッキはほとんど存在せず、
非常に広い範囲に対して妨害性能を発揮するペンデュラム効果だといえるでしょう。
サーチを多様するエンタメイトに対しは特に高いメタ性能を発揮する事が可能です。
ただしサーチを封じされるのはこちらも同じであり、
アモルファージ・インフェクションや虚竜魔王アモルファクターPなどが持つ
サーチ効果が使えなくなる為これらのカードを採用している場合には注意しましょう。
やはりペンデュラム効果である関係上他のアモルファージのペンデュラム効果と合わせて
合計で2種類までしかメタ効果を発揮する事ができません。
ヒュペルは特に相手を選ぶ類の効果である為、相手のデッキや状況に合わせて
ペンデュラムゾーンにセットするかどうか判断する必要が出てきます。
ノーテスはアモルファージ以外のデッキに採用してみるのも面白いです。
モンスターとしてフィールドに存在するだけでエクストラを封じれる上に
レベル8であるイリテュムよりも柔軟にフィールドに出しやすいでしょう。
帝などに混ぜてアドバンス召喚を狙ってみるのもいいですし
レベル6のペンデュラム召喚が可能なデッキに採用してみるのも十分にアリです。
エクストラデッキからの特殊召喚が封じられてしまう為に
ペンデュラム召喚からエクシーズやシンクロなどは狙いづらくなりますが
他のモンスターと一緒にペンデュラム召喚する分には問題ありません。
魔装邪龍 イーサルウェポンやマジェスペクター・ユニコーンなどは
エクシーズに繋げずとも十分に強力なカードであり、併用もしやすいでしょう。
またマジェスペクター・ユニコーンの効果で一時的にノーテスを手札に戻す事で、
一旦エクストラ封じを解除、自分だけエクシーズ召喚などをした上で
改めてノーテスを場に出して再びエクストラ封じ、といった動きも狙えます。
そもそもアモルファージではレベル6のペンデュラム召喚は難しく、
そういう意味でも他のデッキに出張させて輝くカードだとも言えます。
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