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遊戯王アークファイブ考察:デニス・マックフィールドと榊遊勝の繋がりについて他

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新年あけましておめでとうございます。

今年もどうかこのMUGEN次元をよろしくお願いします。

新年最初の記事はまたデニスについての考察です。

いや実を言うと前回書ききれなかったんですよ(

今回はもう少し細かい所の考察をしていきたいと思います。

前回の記事も参照にしていただけると幸いです。

 

 

 

結局デニスの本心はどこにあるのか?

結局の所アカデミアとしての彼とエンターテイナーとしての彼、どちらが本心なのでしょう?

印象的なのは74話のサブタイトルである「道化師の仮面」です。

これはトラピーズ・マジシャンの事でもあると同時にデニスの事も表しているように感じます。

そうであるならばデニスもまたアカデミアのデュエル戦士である本性を

エンターテイナーという仮面で隠しているという表現に繋がります。

やはりアカデミアの戦士であるデニスこそ彼の本来の姿なのかもしれません。

しかし道化師とはまさに素顔を仮面で隠し、人々に笑顔を与える存在であり

例えそれが仮面であったとしても立派なエンターテイメントである事に変わりはありません。

事実デニスはエンターテイナーとして多くの人々に笑顔をもたらしていました。

そしてエンターテイナーを演じているデニスは本当に楽しそうにしていました。

道化を演じ、悪役を演じ、黒咲コールをデニスコールに変えたいと願った彼は

例えそれが仮面であったとしても間違いなくエンターテイナーであると私は思います。

私は今でも「アークファイブにおける1番のエンターテイナーはデニス」だという考えです。

まだ遊矢も沢渡も彼が行った「悪役を演じ見事に負ける」というエンタメは実現できていません。

これは悪役もエンターテイメントには欠かせない存在である事を理解してこそ出来る行動です。

いつか遊矢や沢渡もデニスのように悪役を演じるエンタメをする所も見てみたいですね。

 

 

もしデニスの正体がバレていなかったら

黒咲とのデュエルによってデニスはアカデミアの刺客である事が発覚し

黒咲に倒された後素良の手でアカデミアに強制送還されてしまいました。

ではもし正体を隠し通せていたのならデニスはどうしていたのでしょう?

 

個人的にはそのままシンクロ次元を満喫していたと思っています。

というか彼、実はシンクロ次元に来てから1回もアカデミアの為に動いてません。

そもそもデニスは逆らえないからアカデミアに従って動いているだけで

彼個人としては他の次元での生活をエンジョイしたいように見受けられます。

これはエクシーズ次元に潜伏していた時、瑠璃を見つけてしまった事による

「もっと大道芸をしていたかった」という無念もきっとあるのでしょう。

事実として彼はスタンダード次元において柚子の存在を突き止めていましたが

それをアカデミアには伝えていません。帰還したら記憶を読み取られてしまう為

恐らくはスタンダード次元に来てからは一度も帰還していないのでしょう。

 

スタンダード次元にいた時はアカデミアに協力する体制をしていましたが

セレナを連れ戻すのが無理と判断し、ランサーズの一員となったあとは

完全にランサーズとしての活動を楽しむ動きにシフトした感じに思えます。

そもそも本当にアカデミアの為に動くならば月影のように単独行動しつつ

セレナや柚子を攫う為に機をうかがっていてもいいと思います。

デニス6

なのにデニスがしている事といったら権ちゃんと一緒に大道芸したり

地下デュエルで黒咲コールをデニスコールに変えてみようとしてみたり

収容所で権ちゃんに触発されてカード賄賂をしていたりとかそんな感じです。

単身でセレナと遭遇した場面もありましたが結局普通に助けただけです。

実際にシンクロ次元での活動を一番楽しんでいたランサーズは

デニスかそうでなければ黒咲のどちらかではないでしょうか。

 

アカデミアに縛られずにエンターテイナーとして思う存分活動できる事は

デニスにとってとても楽しい時間だったのだと思われます。

 

 

彼はどのようにしてエンターテイナーとなったのか?

アカデミアの戦士である彼が最初からエンターテイナーだったという事はないでしょう。

ならば素良が遊矢を通じてエンタメに興味を持ったように

デニスにもまたエンターテイナーとなるきっかけとなる出来事があったと思います。

黒咲戦との回想で語られたようにデニスはエクシーズ次元に潜伏していました。

「瑠璃を見つけたらハンティングのサインを送らなければいけない」と言っていましたが

これは記憶を読み取られる以上見つけてしまったら隠す事が出来ない為でしょう。

そしてハートランドで大道芸をしていた時には既に

彼のエンタメの象徴とも言えるエンタメイジの存在がありました。

エンタメイジはエクシーズテーマである為、ハートランドで入手したと考えられます。

 

 

・・・本当にそうでしょうか?

実はこれ、否定する根拠が存在します。

黒咲やユートがエクシーズ召喚をする際赤馬零児はエクシーズ召喚の反応を探知しました。

これはエクシーズ次元のエクシーズカードを使うと探知される事を意味します。

にも関わらずデニスがEmトラピーズ・マジシャンをエクシーズ召喚しても

特に赤馬社長が召喚反応について言及するシーンはありませんでした。

そもそも反応するのなら社長が怪しむ筈ですしLDSとして潜伏するのも不可能です。

それに加えてエンタメイジにはエンタメイトと関係のあるカードも存在します。

エクシーズ次元のカードがスタンダード次元と繋がりがあるとも考えにくいです。

ならばエンタメイジはスタンダード次元のカードという事になります。

そしてエンタメイジがスタンダード次元のカードならば次の疑問が発生します。

デニスはどこでスタンダード次元のカードを入手したのか?

エクシーズ次元でエクシーズ次元のカードを入手するのならば話は簡単なのですが

エクシーズ次元でスタンダード次元のカードを入手したならば複雑になってきます。

ハートランドで瑠璃探しをする前にスタンダード次元に潜伏していたという可能性もありますが

目的もなくスタンダード次元に来るというもの考えにくいんですよね。

柚子探しをしていたのならまずは瑠璃より先に柚子を見つけるのが先だと思いますし。

私が考えるデニスがエンタメイジを手に入れた理由はこれです。

 

 

 

「スタンダード次元から来た人間からエンタメイジを貰った」

 

 

丁度ハートランドにスタンダード次元から来た人がいて、

その人からエンタメイジを受け取り、

そしてエンタメデュエルを教わったのではないかと自分は考えています。

 

 

 

 

遊勝1

はい、榊遊勝からです。

デニスは作中で榊遊勝に憧れているという発言をしています。

ならばどこかで榊遊勝に実際に出会い、彼に憧れる何かがあったはずなのです。

そして榊遊勝は3年前から行方不明となっています。

恐らくはスタンダード次元ではない別の次元にいるのではないかと思います。

つまりデニスはエクシーズ次元で遊勝と出会い、

そしてエンタメデュエルとエンタメイジを受け継いだのではないかと考えます。

トラピーズ・マジシャンが遊勝の使うモンスターに似ていた事からも

エンタメイジが元々遊勝のデッキである可能性は高いのではないでしょうか?

遊矢はデニスに「父さんとタッグを組んでいるみたいだった」と言っていたのも

デニスが遊勝からエンタメデュエルを教えてもらったのならば説明がつきます。

恐らくは遊勝は様々な次元を旅してはエンタメデュエルを見せているのでしょう。

その途中でデニスに出会い、彼にエンタメを教えたのかもしれませんね。

デニスがトラピーズ・マジシャンを絆のカードとして大切にしていたのも

遊勝との思い出を大切にしていたからと考えれば納得が行きます。

 

 

 

 

デニス15

融合次元のデュエリストでありながらエクシーズ召喚をメインに使うという

アークファイブでも非常に特殊な位置づけに存在するデニス・マックフィールド。

作中ではエクシーズペンデュラムモンスターが既に登場していますが

もし今後「融合エクシーズモンスター」が登場するとしたら

それを使うのは彼なのかもしれませんね。

コメント

  1. 名無しの決闘者 より:

    思ったんですが、どうやって監督はデニスは再会させるんですかね。
    明らかに黒咲は嫌っているし、スパイとして潜入していた事を
    実は知っていたのは社長だけで他の連中は騙されたと感じている。
    もちろん敵として出てくるのは分かるんですが、遊矢の場合は
    デニスに対してどういう風に絡ませるのか気になります。
    おそらくそこでデニスが遊勝について話すと思いますし、
    まさか「榊遊矢・・・君の父親はアカデミアの教官になって
    いるんだよ。」と、遊矢がアカデミアで実父と戦う展開も
    あり得ますね。と言うか、そもそも実はプロフェッサーが正しく、
    他の次元が間違いだったという展開もあり得ると思いますね。

  2. 匿名 より:

    強力なエクシーズ反応が出るかどうかは、カードがエクシーズ次元のものであるかどうかというよりも、使用者がエクシーズ次元の人間であるかどうかが決め手なのかなと思います。
    エクシーズではありませんが、素良くんから『融合』のカードを受け取った柚子ちゃんがそのカードを使用して融合召喚を行っても、強い融合召喚反応を検知したという描写はありません。

    決闘者が行う召喚方法に対する相性が良い(潜在能力が高い)かどうかが召喚反応の強さにかなり関わっていて、基本的には自分の出身次元の召喚方法に対して潜在能力が高めということなのかなと思います。

    デニスさんのエンタメについては、アカデミアでスパイとして紛れる為の教育としてエンタメを学び、そしてそれがデニスさん自身にあっていたという可能性もあります。

    • 確かに使用者自身の方が召喚反応として大事である可能性は高そうですね。ですがそれを考慮してもエンタメイジはエンタメイトと関係あるカードもあるのでスタンダード次元のカードではないか?と推測しています。

  3. ラスラス より:

    これを見るデニスの最期が泣ける……ランサーズもデニスを受け入れてくれたと思うのに……
    個人的には最期はランサーズの誰かと戦わせてほしかったな

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