今回紹介するのはシャイニング・ビクトリーズよりこのカードです。
電子光虫－ライノセバス
エクシーズ・効果モンスター
ランク７/光属性/昆虫族/攻2600/守2200
昆虫族・光属性・レベル７モンスター×２体以上
このカードは自分フィールドのランク５・６の昆虫族モンスターからＸ素材を２つ取り除き、
そのＸモンスターの上に重ねてＸ召喚する事もできる。
①：このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
②：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
相手フィールドの守備力が一番高いモンスターを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
新しく登場したランク７のエクシーズモンスターです。
白色に輝く機械仕掛けのカブト虫といった姿をしており、
「デジタル・バグ」の名が示すとおり電脳世界での存在となるモンスターなのでしょう。
右京先生あたりが使いそうなエクシーズモンスターですね。
①の効果はいわゆる貫通ダメージを与える効果です。
②の効果に比べると地味な印象ですがあって嬉しい効果なのは間違いありません。
同じランクのガイアドラグーンと同じ効果ですがなんと攻撃力も２６００と同じです。
②の効果は１ターンに１度、オーバーレイユニットを１つ消費する事で
相手フィールドの守備力が一番高いモンスターを破壊するというものです。
さらにこの効果はフリーチェーンで発動する事が可能です。
守備力が１番高いモンスターしか破壊する事が出来ませんが、
その代わり対象に選ばない破壊効果である事が特徴となります。
①の効果とシナジーしており、守備力の高いモンスターをこの効果で破壊して
守備力の低いモンスターには①の効果で貫通ダメージを与えるという動きが可能です。
フリーチェーン版の地砕きとも言える効果ですがこちらは地砕きとは違い
破壊するモンスターを１体に限定していないのが大きなポイントです。
もし守備力の１番高いモンスターが複数いる場合全て破壊する事が出来ます。
特に相手が同じモンスターを同時に展開した場合などには複数破壊が狙いやすい為、
この特徴を覚えておくといいでしょう。
真炎の爆発に対しても大きな抑止力となるでしょう。
ランク７のモンスターですがランク５、６の昆虫族エクシーズがフィールドにいれば
素材を２体取り除くことでオーバーレイネットワークを再構築する事も可能です。
甲虫装機 エクサビートルと甲虫装機 エクサスタッグの２体が該当します。
元のエクシーズ素材に光属性、昆虫族のレベル７モンスター２体を指定していますが
現在この条件に該当するモンスターは１体も存在しません。
一応ＤＮＡ改造手術やＤＮＡ移植手術を使えばエクシーズ召喚も可能になりますが
基本的には甲虫装機エクシーズからランクアップさせて出す事になるでしょう。
しかしランクアップさせてエクシーズ召喚する場合素材を２体取り除く関係上
なんらかの手段でエクシーズ素材を増やさない限り１度しか②の効果を発動できません。
フリーチェーンで発動でき、複数回発動しやすい効果だけにこの点は結構痛いです。
効果を複数回使いたい場合エクシーズ素材を増やす必要が出てきますが、
個人的にオススメなのはＮｏ.６６ 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートルに
ＲＵＭ－アストラル・フォースを使い甲虫装機エクシーズにランクアップさせる方法です。
この場合オーバーレイユニットが２つになる為、②の効果を２回発動できる上、
ランク４のエクシーズがメインのデッキでライノセバスを活躍させる事が可能です。
マスターキービートルはエクシーズ素材に闇属性を指定している点には気をつけましょう。
現状では甲虫装機エクシーズからのみランクアップできるエクシーズモンスターですが
種族以外はあまり甲虫装機との接点は見られません。
このカードを有効利用しやすい「電子光虫」というテーマが出てくる可能性は高そうです。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
②の効果がフリーチェーンで発動可能なので相手ターンに特殊召喚する事で
相手の行動を妨害しやすくなります。
オーバーレイユニットを使った後もアタッカーとして十分活躍できる点も魅力です。
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