今回紹介するのは7月26日発売の
「DOOM OF DIMENSIONS (ドゥームオブディメンションズ)」よりこのカードです。
目次
カード説明
永続罠
①:1ターンに1度、
「絢嵐」カードを含む自分の墓地の速攻魔法カード3枚を対象として発動できる。
以下を適用する。
●そのカードをデッキに戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
●このターン中、自分フィールドの風属性モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:「サイクロン」が発動した時、
相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
そのカードの効果を無効にする。
③:このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
【絢嵐】用の永続罠です。
絢嵐渦麗ヴァルルーンが嵐を発生させ大きな波が発生させています。
まさに天候を操る恐ろしい権能が発揮されているイラストですね。
サイクロンが本当に無効にできるように!
「絢嵐」カードを含む自分の墓地の速攻魔法カード3枚を対象として発動できる。
以下を適用する。
●そのカードをデッキに戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
●このターン中、自分フィールドの風属性モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
①の効果は1ターンに1度、
絢嵐カードを含む、墓地の速攻魔法3枚を選択し、
それらをデッキに戻して1枚ドローするか、
1ターンの間、自分の場の風属性の攻撃力と守備力を300アップさせます。
ドローする効果はアドバンテージの確保だけでなく、
墓地にいった速攻魔法をデッキに戻して再びサーチできるようにする使い方もあります。
ただ《サイクロン》は墓地にあった方が都合がいい事も多いので
とりあえず2枚は墓地に残しておくようにしたい所です。
ステータスアップの方を選んだ場合は速攻魔法をデッキに戻す必要はなく、
単純に打点アップ目的で活用可能です。
上昇値は低めなものの、
《絢嵐豪火フォニクス》が3000打点相手に一方的に戦闘破壊できるようになったりと
決して無駄ではありません。
風属性全般の強化になるので他の風属性モンスターを混ぜていた場合でも恩恵があります。
相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
そのカードの効果を無効にする。
②の効果は同一チェーン上で1度、《サイクロン》が発動した時に
相手の表側カード1枚の効果を無効にできます。
初心者が陥りやすいミスである「発動した魔法罠を破壊すればそれを無効にできると勘違いする」、
通称「最強サイクロン」と呼ばれるものを実際に再現した効果であり
相手が魔法罠を発動した時に破壊すれば本当に無効にできるようになります。
それだけでなく破壊したカードとは別のカードを無効にする事も可能と
最強サイクロンよりさらに最強になっています。
このカードを自分フィールドにセットする。
③の効果は《サイクロン》によって破壊された場合に
自分の場にセットできます。
絢嵐はサイクロンの発動をトリガーに色々行動を行うデッキですが
相手が魔法罠を伏せなかった場合でもセットしたこのカードを破壊する形で
無理やりサイクロンを発動させる事が可能になっています。
1ターンに1度の制約がないので複数回サイクロンの発動の為に破壊して
そのたびにセットしなおすといった芸当も可能です。
実質的に《サイクロン》を万能の妨害手段としても扱えるようになるカードであり
サイクロンを用意にサーチできる【絢嵐】にとっては
このカードの有無で妨害性能が大きく変わってきます。
いざという時に①の効果でのドロー&デッキに戻しての再利用も便利であり
何かとお世話になってくるでしょう。
令和の時代にまさかの最強サイクロンが実現です。
サイクロンテーマならこれは欠かせないって
公式も考えたのかもしれませんね。