今回紹介するのは6月28日発売の
「TACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-」よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:デッキから「御巫神舞-二貫子」以外の「御巫」カード1枚を墓地へ送る。
その後、デッキから「御巫神舞-二貫子」以外の
「御巫」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「御巫」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
手札・デッキから「御巫」儀式モンスター1体を特殊召喚する。
【御巫】用の通常魔法です。
アラヒメの御巫が苦しんでいる所にハレとニニの2人がアクロバティックな舞をしています。
アラヒメの中にいるフゥリを舞によって助け出そうとしているものと思われます。
カード名は「三貴子(ミハシラノウズノノミコ)」からだと思われます。
日本神話におけるイザナギが禊をした際に落とした3柱の神、
アマテラス、ツクヨミ、スサノオを指す言葉です。
このカードの場合はハレとニニの2人を指して二貴子なのでしょう。
墓地肥やしして魔法罠をセットして更にデッキから直接御巫儀式を
①:デッキから「御巫神舞-二貫子」以外の「御巫」カード1枚を墓地へ送る。
その後、デッキから「御巫神舞-二貫子」以外の
「御巫」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「御巫」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、
デッキから同名カード以外の御巫を墓地へ送った後に
デッキから同名カード以外の御巫魔法罠をセットできます。
墓地肥やしと魔法罠の確保を同時に行う事ができる優秀な効果で
特に《御巫の火叢舞》を蘇生対象と同時にデッキから引っ張ってくることが可能です。
そのまま《御巫奉サナキ》でも特殊召喚すれば
《ウズヒメの御巫》のエクシーズ召喚に繋げる事も可能です。
制約として効果を発動したターンは
エクストラデッキから御巫しか特殊召喚できなくなります。
焔聖騎士にハレを混ぜて逆ハーレムとかが難しくなるわけですね。
他のカードをエクストラデッキから出したい場合は
このカードの発動前に出しておく必要があります。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
手札・デッキから「御巫」儀式モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
墓地から除外しつつ、更に自分の場のオーバーレイユニットを1つ消費する事で
手札やデッキから御巫儀式モンスターを直接特殊召喚できます。
オーバーレイユニットの残っているエクシーズさえ確保できれば
デッキから 《オオヒメの御巫》を直接特殊召喚する手段となります。
《アラヒメの御巫》もデッキから引っ張ってくることが可能であり
ランク9のエクシーズ素材などに活用できます。
ただ《ウズヒメの御巫》のオーバーレイユニットを消費して発動する場合、
攻撃回数が1回減る点には留意しましょう。
攻撃が1回減っても十分にライフを削りきれる、
もしくはそもそも効果的な攻撃ができない場合などに消費するといいでしょう。
またそれ以上に①の効果と同じターンに発動できないので
①の効果を発動していれば1ターン待つ必要がある点に注意です。
色々と制約こそあるものの墓地肥やしと魔法罠の確保、
そして《アラヒメの御巫》の展開手段も兼ねているというとっても強力な魔法カードです。
このカード1枚で《ウズヒメの御巫》まで繋げられる事もあり
あちらを絡めた1ターンキルを積極的に狙っていけます。
①の制約から純正の【御巫】でこそ真価を発揮するカードですが
②の効果だけでも十分に優秀なのでエクシーズを用意した上で
手札コストにするなり《おろかな副葬》などでデッキから直接墓地へ落とすなりすれば
他のデッキや混合デッキでも活用可能です。
①の効果も発動前にあらかじめエクストラデッキから特殊召喚しておくか
そもそもエクストラデッキに依存しないデッキに御巫を混ぜる形であれば
活用していけるでしょう。
今後ハレとニニに加えてフゥリも混ぜた
「御巫神舞-三貴子」ってカードも出てくるかもしれませんね。