今回紹介するのは4月26日発売の
「 DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星12/闇属性/獣戦士族/攻3800/守3500
「月光舞獅子姫」+「ムーンライト」モンスター×3
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ムーンライト」カード以外のカードの効果を受けない。
②:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
③:自分・相手ターンに1度、EXデッキから
「ムーンライト」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
月光の原野の頂点に立って舞う百獣の王よ!
月明かりに舞う獣たちよ!
月の引力により渦巻きて新たなる力と生まれ変わらん!
融合召喚!現れ出でよ!
月光の夜空を舞い統べる王の中の王!月光舞獅子神姫!!
【月光(ムーンライト)】の新規となる
闇属性獣戦士族のレベル12融合モンスターです。
《月光舞獅子姫》の進化系となります。
ビフォー
↓
アフター
全体的に服装が豪華になっておりより紫を強調したような色合いになっています。
また剣やローブにも円を線で繋げたような独特の模様が描かれています。
進化前の面影も色濃く残っており正統進化って感じですね。
OCGオリジナルのモンスターですが
セレナ役の稲村優奈さんによってオリジナルの口上がつけられています。
フリチェでEXデッキ墓地肥やしをして特殊召喚されたモンスター全破壊
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
融合素材には《月光舞獅子姫》と他のムーンライト3体を指定しています。
《月光舞獅子姫》自体がかなり重めの融合モンスターなのに加えて
そこからさらにムーンライト3体を別に要求するという
融合モンスターの中でもトップクラスに重い素材指定となっています。
とはいえ《月光舞獅子姫》そのものは《月光彩雛》等で代用が効きますし
《月光狼》で墓地融合もできるのでしっかり準備すれば
消費を抑えつつ融合召喚する事も可能です。
「ムーンライト」カード以外のカードの効果を受けない。
①の効果は場に出ている間、
ムーンライトと名の付くカード以外の効果を一切受けません。
ほとんど完全耐性と言ってよく、このカードを除去する手段は
壊獣によるリリースなどごく一部に限られます。
②の効果は2回攻撃です。
《月光舞獅子姫》も持っていた効果でモンスターにしか攻撃できないといった制約もなく、
3800打点で2回直接攻撃を叩き込むことも可能です。
「ムーンライト」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
③の効果はお互いのターンに1度、
エクストラデッキからムーンライト1体を墓地へ送る事で
相手の場の特殊召喚されたモンスターをすべて破壊できます。
《月光舞獅子姫》が持っていた全体除去を更にパワーアップさせたもので
発動条件が緩くなった上で墓地肥やしの豪華特典までついています。
フリーチェーンで全体除去を行える強烈な効果であり
自分ターンであれば相手の場を一掃した上で2回の直接攻撃を叩き込みやすいですし
相手ターンであれば展開を大きく妨害する事ができます。
エクストラデッキから各種ムーンライトを墓地へ送る事ができる点も
《月光舞剣虎姫》など墓地で発動できるカードを送る手段になりますし
墓地融合のサポートにする事もできます。
先攻で出しても強い新たな切り札
まさに《月光舞獅子姫》の強化版といった性能をしており
より耐性が強力になった上に攻撃前に全体除去が撃てるようになったので
2回の直接攻撃がまともに通ればそれだけで相手は7600もの戦闘ダメージを受けます。
何かしらで攻撃力を強化したり別途モンスターを並べたりしていれば
1ターンキルも容易に狙っていけます。
仮に1ターンキルを狙えなくてもフリーチェーンの全体除去は強力無比であり
耐性も相まって相手の展開を大きく制限する事ができます。
相手によってはこのカードを出されたら詰む、なんてケースもあるでしょう。
【月光】は全体的に後攻向けのデッキですが
このカードは先攻で出す価値もとても高いです。
重い素材指定ながらも出すだけの価値は十分にある強烈な性能をしており
【月光】における新たな切り札に相応しい存在です。
月光舞獅子姫の時点でまさに切り札って感じのカードでしたが
そこからさらに重い素材指定の進化系が出てくるのはびっくりですね。
それでも十分出せるあたりが
月光の融合テーマとしての豪快さを表していますが。