今回紹介するのは4月26日発売の
「 DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「リジェネシス」モンスターと同じ縦列の、
相手フィールドの全てのカードに以下の効果を適用する。
●表側表示カード:効果が無効化される。
●裏側表示モンスター:表示形式を変更できない。
●裏側表示の魔法・罠カード:次のターンの終了時まで発動できない。
【リジェネシス】用の通常罠です。
再世の導神 シェモースが2つの魔法陣のようなものを展開しています。
この魔法陣によって相手の動きを封じるのでしょう。
カード名は「モーゼの十戒(テン・コマンドメンツ)」からだと思われます。
旧約聖書においてモーゼが神に与えられたと言われる十の戒律の事で
カトリックとプロテスタントで微妙に内容が異なっていますが
概ね殺しちゃダメ、盗んじゃダメ、主以外に神がいちゃダメといった感じです。
リジェネシスと同じ縦軸のカードは効果発動できないわ表示変更できないわ
①:自分フィールドの「リジェネシス」モンスターと同じ縦列の、
相手フィールドの全てのカードに以下の効果を適用する。
その効果は1ターンに1度、
自分の場のリジェネシスと同じ縦列の相手のカード全てに3種類の効果を及ぼします。
相手の表側カードに対してはその効果を無効にします。
モンスターと魔法罠どちらに対しても効果的であり
同じ縦列にリジェネシスさえ用意できれば優秀な妨害効果として機能します。
相手の裏側モンスターに対しては表示形式を変更できなくさせます。
主に《天地再世》あたりで裏側表示にしたモンスター相手に発揮する形となるでしょう。
前述の効果無効もそうですがこの効果は永続であり
《底なし落とし穴》のように次のターン以降も裏側表示にしたままにできます。
相手の裏側の魔法罠に関しては次のターン終了時まで効果を発動できなくさせます。
相手ターンに発動した場合でも次の自分のターンの間は発動できなくなるので
相手が魔法罠を伏せたエンドフェイズ時にでも発動できれば
その次の自分ターンはそれらを気にせずに動いていく事ができます。
状況次第では複数枚のカードの妨害に繋がる強力な妨害効果ですが
このカードを把握している相手はできるだけ
リジェネシスと縦軸が合わないようにカードを出してくるはずなので
そのままだと思うように機能しないでしょう。
そこで大事になってくるのが《再世神》 のようにフリーチェーンでリジェネシスを出せるカードで
このカードの発動にチェーンしてリジェネシスを妨害したい相手カードの縦軸に特殊召喚する事で
より効果的に妨害を発揮できるようになります。
《天地再世》のように複数体一気に特殊召喚できるのであれば
さらに広範囲をこのカードの妨害に巻き込めるようになるでしょう。
また【リジェネシス】そのものが継戦能力の高いテーマであり
上手くいけば3枚4枚のリジェネシスは平気で並べられます。
たくさんのリジェネシスを並べた状態であれば
《再世神》のような特殊召喚手段がなくとも相手はとても動きづらくなるでしょう。
25周年記念テーマだけあって
公式もリジェネシスまだまだ推してきてますね。
中々面白い妨害性能をしていますが綺麗に決まったら恐ろしそうですね。