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《アングリーバーガー》遊戯王OCGカード考察 ちゃんと元のハングリーバーガーも使えと言わんばかりのリメイク!

今回紹介するのは4月26日発売の

DUELIST ADVANCE(デュエリスト・アドバンス)」よりこのカードです。

 

 

カード説明

アングリーバーガー
儀式・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2800/守1850
「レシピ」カードにより降臨
このカード名はルール上「ハングリーバーガー」として扱う。
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「ヌーベルズ」モンスター1体を手札に加え、このカードをデッキに戻す。
②:攻撃可能な相手モンスターはこのカードを攻撃しなければならない。
③:自分・相手ターンに発動できる。
自分・相手フィールドの攻撃表示モンスター1体をリリースし、
手札・デッキから攻撃力2000の「ハングリーバーガー」1体を特殊召喚する。

wiki

 

闇属性戦士族のレベル6儀式モンスターです。

《ハングリーバーガー》のリメイクモンスターとなります。

 

ビフォー

 

 

アフター

 

その者にしか作る事のできない真に独創性のある一皿
そんな料理のことを我々は作った者への敬意を込めて
“必殺料理(スペシャリテ)”と呼ぶのだ

 

元のハングリーバーガーに比べてチーズやピクルスなど具材が豊富になっています。

またハングリーバーガーは日の丸の旗が刺さっていましたが

こちらは代わりにヌーベルズの星のマークになっています。

恐らくは《Recette de Spécialité~料理長自慢のレシピ~》において

シェフ・ド・ヌーベルズが本当に作っていた必殺料理がこちらだと思われます。

 

「アングリー」怒っているといった意味の言葉ですが

恐らくは口を大きく開けている様子を表す「あんぐり」をかけていると思われます。

 

攻撃表示のモンスターをリリースして素のハングリーバーガーをデッキから

「レシピ」カードにより降臨
このカード名はルール上「ハングリーバーガー」として扱う。

まずルール上《ハングリーバーガー》として扱う効果外テキストがあります。

完全に同一のカード名として扱うルールであり

元のハングリーバーガーと合わせてデッキに合計3枚までしか採用できません。

③の効果に元のハングリーバーガーが必要なので

このカードを2枚、元のハングリーバーガーを1枚採用する、

もしくは元のハングリーバーガーでこのカードを1枚採用するみたいな形がよいでしょう。

 

 

完全にハングリーバーガー扱いなので

《バグリエル・ド・ヌーベルズ》でデッキから特殊召喚する事も問題なく可能ですし

《儀式の下準備》で《ハンバーガーのレシピ》と一緒にサーチも可能です。

 

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「ヌーベルズ」モンスター1体を手札に加え、このカードをデッキに戻す。

①の効果は1ターンに1度、手札からこのカードを見せる事で

ヌーベルズ1枚をサーチしつつ自身をデッキに戻します。

《シェフ・ド・ヌーベルズ》などをサーチする手段として機能し、

自身は儀式モンスターなのでサーチも容易です。

《バグリエル・ド・ヌーベルズ》でデッキから特殊召喚ができるので

デッキに戻る点もあまり問題にはならないでしょう。

 

②:攻撃可能な相手モンスターはこのカードを攻撃しなければならない。

②の効果は攻撃可能な相手モンスターにこのカードへの攻撃を強制させます。

元のハングリーバーガーの設定にある

「美味しそうな匂いにつられて近づくと逆に食べられてしまう」を再現した効果だと言えます。

返り討ちを狙う、というよりも

《ポワレティス・ド・ヌーベルズ》などが持つ攻撃される事をトリガーにする効果を

無理やり満たす使い方がメインとなってくるでしょう。

 

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
③:自分・相手ターンに発動できる。
自分・相手フィールドの攻撃表示モンスター1体をリリースし、
手札・デッキから攻撃力2000の「ハングリーバーガー」1体を特殊召喚する。

③の効果はお互いのターンに1度、

自分か相手の攻撃表示モンスター1体をリリースする事で

攻撃力2000の《ハングリーバーガー》を手札やデッキから特殊召喚できます。

自身は攻撃力2800なので素のハングリーバーガーを用意している事が条件となります。

バグリエル・ド・ヌーベルズ》の③の効果に似ていますが

素のハングリーバーガーしか特殊召喚出来ない代わりに

対象に取らなくなっているのでより強力な除去手段となっています。

 

特殊召喚できる素のハングリーバーガーは特に効果の類はありませんが

このカードと合わせてランク6のエクシーズ召喚に繋げられます。

 

どちらを何枚採用するか

①のサーチ効果が実に優秀で

手札に来てもデッキに戻せるので《バグリエル・ド・ヌーベルズ》の効果で

デッキからの特殊召喚がより狙いやすくなっています。

バグリエル・ド・ヌーベルズ》の使い勝手を大きく向上させてくれる存在です。

②の効果で《ポワレティス・ド・ヌーベルズ》などをサポートし、

③の効果で素の《ハングリーバーガー》の存在意義もしっかり増やしてくれるという

実によくできたカードです。

 

③の効果が強力なのは間違いありませんが

デッキに素の《ハングリーバーガー》を1枚しか採用していない場合、

発動出来る回数も1回となってしまいます。

発動回数を増やしたいあればこのカードの採用枚数は1枚にして

素のハングリーバーガーを2枚採用するという形をとってもいいでしょう。

とはいえ①のサーチ効果も便利であり

そちらを活かすのであればこのカードの採用枚数を増やしたいのが悩ましい所です。

③の効果を諦めて①の効果に専念してこのカードを3枚積みする、という選択肢も含めて

どちらを何枚採用するかは決闘者の個性が出る所でしょう。

 

 

ハンバーガーのレシピのコック長が初代料理長という設定なので

こちらは初代料理長のハングリーバーガーを2代目料理長が

独自のアレンジを加えて作った2代目ハングリーバーガーという事なのでしょうね。

初代の意思はしっかり受け継がれています。

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