今回紹介するのは3月22日発売の
「デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ」よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/獣戦士族/攻2500/守2500
レベル5モンスター×2
①:このカードは特殊召喚されたターンには戦闘及び相手の効果では破壊されない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手がモンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力は500アップする。
③:自分・相手のスタンバイフェイズに、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
【K9(ケーナイン)】に属する光属性獣戦士族のランク5エクシーズモンスターです。
恐らくはK9-00号 ルプスの進化系と思われます。
ビフォー
↓
アフター
ルプスが狼男の姿になり、口に剣をくわえながら爪をふるっています。
赤い三日月がバックにあるのがより狼男らしさが出ていますね。
イヅナの設定を見る限りK9の装備は化け物かが進行しない為の安全装置であるようで
この姿はあちら同様にその安全装置を解除した状態なのでしょう。
更なる暴走形態であるK9-EX “Werewolf”の存在を考えると
これでもまだ自我があり制御が効く状態なのでしょうね。
相手がモンスター効果を発動すればするほど強くなる
エクシーズ素材に特に制限はなく、
レベル5モンスターを2体並べる事でエクシーズ召喚が可能です。
ただこのカードは光属性なので
《K9-66b号 ランタン》と《K9-66a号 ヨクル》が持つ
光属性エクシーズの素材になれない制約に思いっきり引っかかってしまうので
【K9】でエクシーズ召喚しようとするとその点を意識しないといけません。
《K9-00号 ルプス》と《K9-17号 イヅナ》には制約がないので
基本的にこの2体でエクシーズ召喚を狙っていく事になるでしょう。
特にルプスは相手ターンにエクシーズ召喚が狙えるので①の効果をより活かしやすいです。
①の効果は特殊召喚されたターンの間は
戦闘破壊耐性と効果破壊耐性が付与されます。
自分ターンに出した場合はフリーチェーンの破壊効果などを無視して強引に攻撃を通せますし
相手ターンに出した場合は対処されづらい壁として機能します。
特に《K9-00号 ルプス》を素材にエクシーズ召喚した場合は対象耐性も付与されるので
より強固な場持ち性能を確保できます。
相手がモンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力は500アップする。
②の効果は相手がモンスター効果を発動するたびに自身の攻撃力が500アップされます。
相手が何かしらモンスター効果を発動していくたびに永続的に攻撃力が強化されていき、
特に相手ターンでは相手が普通に展開を行うだけでも5000打点ぐらいは簡単にいきます。
相手がこのカードの対象ができなければ
次の自分ターンでは手痛い反撃を行えるでしょう。
自分ターンに出した場合でも相手が手札誘発なりフリーチェーン効果を1回発動すれば
3000打点に到達するのでよりアタッカーとして活躍しやすくなります。
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
③の効果はお互いのスタンバイフェイズにオーバーレイユニットを1つ取り除くことで
場のカード1枚を除外できます。
スタンバイフェイズと発動に少しタイムラグがあるものの
モンスターと魔法罠どちらにも通用する除去手段であり使いどころは多いです。
相手ターンに出すとより効果的
同じK9のランク5である《K9-17号 “Ripper”(リッパー)》と比較すると
こちらは特に相手ターンで出す事に向いた性能をしており
ルプスを素材にエクシーズ召喚すれば対象耐性も付与されてより強固になる点から
あちらの効果で相手ターン中にエクシーズ召喚するのが推奨された感じになっています。
またリッパーよりもオーバーレイユニットの消費が控えめな点から
各種魔法罠で《K9-EX “Werewolf”》へランクアップさせる土台としても適しています。
《K9-EX強制解除》をセットした状態であれば
相手がどうにかしてこのカードを除去できる手段を用意してきたら
ランクアップすると同時に除去が行えるのでよりいやらしい布陣として機能します。
逆にオーバーレイユニットを使い切ったリッパーに《K9-EX強制解除》などを使い、
このカードに繋げるのもいいでしょう。
普段は寡黙な感じなのが
この形態の荒々しさが強調されてていいですね。
イヅナとの関係も気になるところです。