遊戯王ゴーラッシュ146話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
突然ですが私、妖怪になりました
未来からの救助を待つ間、戦国時代で領土の統治に励むユウディアス一行。
そんな中、学玄から屁手紙が届きます。
どうやら近隣の村で妖怪八尺様が表れて困っているとの事。
人相書きを見る限り明らかに人間のサイズに比べて八尺どころじゃない気がしますが
比較されているのが子供であればまあ納得でしょうか。
領地の安全を守るのも大殿の務めという事でユウディアスは八尺様探しに出かけます。
そうして八尺様を見かけたであろう場所へ行き探すのですが
そこで出会ったのはなんとゴーハ・ユウナでした。
やはりというべきかユウナも戦国時代に飛ばされていたようです。
八尺様っぽい恰好をしているものの勿論彼女はそんなにでかくありません。
遊飛が3メートルほどあるサーフボードを見かけてこれぐらいの大きさのはず・・・
おや?なんで戦国時代にサーフボードが?
と思ったらそのサーフボードこそ八尺様、丘・サー・ファー子でした。
みつ子と同じ3メートル宇宙人の系譜であり
そしてなんとユウナにおける妖怪の師匠であるとの事。
ユウナは一足先に戦国時代に飛ばされてきたのですが
どう生きていけばいいのかもわからず絶望していました。
そうしている中で出会ったのがファー子です。
彼女はとにかく欲望に正直に生きているようで子供を驚かしたり
お供え物を勝手に食べたりとやりたい放題しています。
ちなみにお供えものをされていたのは
明日を待ちきれない気持ちを生み出す伝説の妖怪、「明日待ちきれない法師」との事。
随分ピンポイントな怪異をもたらす妖怪ですね。
まあともかく戦国時代を生きてくにはこれぐらいのたくましさが必要だと考え
ユウナは彼女を師匠と慕い、妖怪になる決意を固めたようです。
お前本当に変なところで行動力あるな!?
ちなみにファー子がサーフィンの練習をしているのは
河童に会いたいからとの事です。川に行った方がいいんじゃないかな。
テルと出会ったらどういう反応するんでしょうね。
さてそんなファー子ですが遊飛を見て侍だと判断して
ラッシュデュエルで成敗してやると言い出しました。
むしろ遊飛は侍と敵対していた立場ですがとにかくラッシュデュエルには応じる形に。
こうして遊飛VSファー子のラッシュデュエルが開始されました。
親方!空から大量のダマムーが!
先攻はファー子、ドロー。
《秘密捜査官ミスキャスト》を召喚。彼女も秘密捜査官デッキのご様子。
効果で墓地肥やしを行いつつ1体を手札に回収し
《秘密捜査官ミスライド》を召喚、効果で手札1枚を捨てて1枚ドローします。
更に展開をしつつフィールド魔法《秘密の聖域(サンクチュアリ)》を発動、
ターンエンドです。
そもそもなぜファー子は侍が嫌いなのか。
どうもサーフィンの練習をしていたところに翁丁臼配下の侍と遭遇、
変なのがいるぞと馬鹿にされて恥ずかしさで逃げ出す日々を送っていたからのようです。
おかげでサーフィンができなくなったとして恨んでいた模様。
遊飛のターン、ドロー・・・が、何やらぼーっとしています。
《ジョインテック・ベビーレックス》と《ジョインテック・コピーレックス》、
更に《ジョインテック・ヘビーレックス》を召喚、ここに来てレックス関連のカードがやたら来ました。
コピーレックスの効果でデッキ3枚を墓地へ送り、
カード名を《ジョインテック・レックス》に変更します。
そしてベビーレックスの永続効果により場に《ジョインテック・レックス》がいる事で
自分モンスターの攻撃力を800上昇させます。
そのままコピーレックスでミスライドを攻撃・・・とした所で
ファー子が罠《秘密反撃サンアタック》を発動、
デッキトップを3枚墓地へ送り、3枚とも秘密捜査官であれば
自分モンスターの攻撃力を3000もアップさせます。
というわけでこれによりコピーレックスは返り討ちに会い、1300ダメージです。
遊飛はこれでターンエンド。
返り討ちにあったというのにリアクションが薄く、
もうどうでもいいよと身を投げています。
どうもかなり無気力状態になっている様子ですね。
ユウナがいうには目の前の事で精いっぱいな状況に追われて生きていると
気付かないうちに大切なものを失って空っぽになってしまうとの事。
「もう疲れちゃって 全然動けなくてェ・・・」な状態なわけですね。
ただ前回まで普通だったので明らかにここに来て急に摩耗してるのはちょっと不自然です。
遊飛の無気力さに動揺しながらもファー子のターン、ドロー。
ミスライドの効果で再び手札1枚捨ててドロー、
さらに2体目、3体目のミスライドを出して同様にに効果で手札交換をします。
そして3体でコンタクト・フュージョン。
海よ!ボクの海よ!
今ここに、勝利のビックウェーブを呼び起こせ!
秘密神議官アルテミス・ディレクシン!!
《秘密神議官アルテミス・ディレクション》をコンタクトフュージョン召喚です。
秘密捜査官にもコンタクトフュージョンモンスターが来てしまいました。
その効果は手札3枚を墓地へ送って相手のカードを3枚破壊して
更に自身のライフを3000回復しつつ墓地のサンアタックを回収するというもの。
これで遊飛のモンスターと伏せカートとモンスターを同時に破壊してしまいます。
いよいよ追い詰められた・・・という状態で
突然空に裂けめができ、大量のダマムーが落ちてきました。
そう、タイムマシーンで未来から飛んできたのです。
そして108人のダマムーは遊飛の中に入り込んだかと思うと
先ほどまで無気力だった遊飛が急にやる気に満ち溢れます。
どうも遊飛が無気力だったのはダマムー、つまりアースダマーを失っていたからのようです。
どうやらダマムーとは煩悩を司ってもいたようですね。
やる気を取り戻した遊飛は罠「ジョインテック・リベンジ」を発動、
墓地からベビーレックスを蘇生させ効果破壊耐性と戦闘破壊耐性を付与します。
相手モンスターを破壊する効果もありますが
フィールド魔法の効果で墓地のカード3枚をデッキに戻す事で身代わりにされました。
そのままディレクションで攻撃され1800のダメージを受けてしまいます。
ファー子はこれでターンエンドです。
さてこのダマムーですがなんと明日待ちきれない法師その人だった模様。
「アースダマー」が色々訛って「明日待ちきれない」になったようですが分かるかそんなもん。
第一アースダマーなんて呼称ここ最近誰も使ってなかったでしょうが!
それはともかくとして伝説の妖怪として崇められていた以上、
ちょくちょくダマムーが戦国時代にあらわれていた事になります。本当に謎ですね。
戦国時代だよ全員集合
アースダマーを取り戻してめっちゃ元気になった遊飛のターン、ドロー。
手札3枚を見せて魔法「コインテック・ツーボット」を発動、
2回コイントスを行い、2回とも表なら3枚ドロー、
外れたら手札を全てデッキに戻すというギャンブルカードですが見事に3枚ドローを成功させます。
そして2体召喚で2体リリースし《ジョインテック・レックス》を召喚、
効果でフィールド魔法を破壊しようとしますが3枚デッキに戻して身代わりに、
ベビーレックスの効果で《ジョインテック・レックス》を手札に戻して更破壊効果発動、
こちらも墓地コストで破壊を防ぎますが再びレックスをアドバンス召喚して再度破壊効果。
これも墓地コストで身代わりにしますがこうなると遊飛の狙いが読めてきますね。
そして魔法《パワーボンド》を発動、
ジョインと過去!ジョインと未来!
開け無限の可能性!その手で明日を切り開け!
「ジョインテック・エースレックス!!
《ジョインテック・レックス》と《ジョインテック・エース》を素材に
《ジョインテック・エースレックス》をフュージョン召喚します。
《パワー・ボンド》の効果で攻撃力が5800にまで上昇しつつ
効果でファー子の伏せカードを破壊します。
ファー子はやはりフィールド魔法の効果で墓地コストを使って身代わりにしようとしますが
先ほどから散々墓地コストを使ったせいでもう墓地が残っていませんでした。
そのために伏せていたサンアタックが破壊され更に2回攻撃も可能となります。
ライフが6700もあるとたかをくくっていたファー子でしたが
5800の2回攻撃にはひとたまりもなく、そのままライフが0となりました。
遊飛の勝利です。
ダマムーと一緒に未来から全員集合とばかりにみんな集まってきました。
もうこれ主要キャラが全員戦国時代にやってきた感じですね。
そしてその中にはテルもいました。あーあ、出会っちまったか。
ずっと河童を探し求めていたファー子は開眼☆ファー子アイズを発動します。
テルからすればそもそも初対面の相手なので何もわかってない感じですが。
あと案の定ファー子はみつ子やバスケゴール子のご先祖様だったようです。
未来からやってきた仲間たちと再会を喜ぶ一方で
静かにその場を立ち去ろうとするユウナ。
まあ散々悪さしてきたわけですから合わせる顔がないのも仕方ないでしょう。
ですがそんなユウナにアサカは駆け寄り、手を指し伸ばします。
未来ではムツバの子孫とゴーハの末裔が握手をしていたと。
わだかまりがあったとしてもなんだかんだ長い付き合いですし
同じ男に惚れたもの同士として共感できる部分もあるでしょうしで
仲直りできたらいいとずっと思っていたのでしょうね。
躊躇いつつもユウナは同じく手を伸ばし友情の握手を交わします。
そして思わず泣き崩れます。
元々1人で戦国時代を生きていく覚悟をしていた中、
元の時代のみんなと再会できて仲直りもできるとは思わなかったのでしょう。
後は無事に未来に帰るだけ・・・といった所でタイムマシーンに何やら異変が発生します。
そして牢屋で幽閉されていた翁丁臼が笑みを浮かべました。
というわけで箸休め回かと思ったらまさかのユウナと再会、
そしてタイムマシーンで仲間がかけつける展開となりました。
もう戦国時代に主要キャラが全員集まってそうな雰囲気であり
このまま戦国時代で最終決戦しそうな勢いですね。
以前、デュエルに敗北して幽閉されていた翁丁臼ですが
まだまだ何か企んでいる様子。
まああんな意味深なデッキを使用しておいて
1回で登場終わりとは思ってませんでしたが。
次回予告 第147話『天と蘭』
翁丁臼が脱獄をしてテンテンと接触、
そしてなんやかんやあってテンテンとランランが翁丁臼にタッグデュエルで挑むようです。
というわけでSEVENSでもなかった表と裏の七星の連携ですね。
翁丁臼は1度ユウディアスが撃破しているわけですが
まだ本当の力を隠し持っている可能性もありますね。
そして何か強調されている臼。やっぱり何か秘密ありそうですね。
個人的にはカード生成器だと思っていたのですが。