「QUARTER CENTURY ART COLLECTION(クォーター・センチュリー・アート・コレクション)」が
2月22日に発売されます。
全100種類の実用性の高いカードが収録されており、
その中には新規に書下ろしされたイラストのあるカードも存在しています。
せっかくなので今回はそんな中で新規書下ろしイラストの紹介もいくつかしてみる事にします。
今回は2回目です、前回はこちらです。
目次
迷宮城の白銀姫
横たわる彼女そっくりの石像達に囲まれるような形で
迷宮城の白銀姫がぽつんと座っています。
全体的に明るいノリなラビュリンスの中でもかなり意味深なイラストとなっています。
恐らくは彼女も元々は白磁製のゴーレムの類だと思われ
数多くの「失敗作」の中での「完成品」として迷宮城の主となったのでしょう。
横たわる石像達の顔にはヒビが入っているのが確認でき、
失敗作となった彼女たちも白銀の城の召使い アリアンナや白銀の城の召使い アリアーヌとして
城で楽しく暮らしているのでしょう。
同時に彼女たちが姫をお姉さまとして慕うのも
元々は同じゴーレムだったからという事で説明がつきますね。
黒魔女ディアベルスター
その名の通りに魔女風の恰好をしたディアベルスターが町中で遊我に座っています。
アザミナとの決戦を得た、いわゆるエンディング後の姿なのでしょう。
髪が長くなっており、また昔つけていたモノクロを再び装着しているなど
アステーリャだったころの面影がまた戻ってきています。
人前で堂々と鎮座しているあたり、もうお尋ね者ではなくなっていると思われ
本人の表情も実に穏やかなものになっています。
全体的に身なりが立派ですし悠々自適な生活を送れているのでしょうね。
それと同時に罪宝だった道具を一切持っておらず改めて姉達とお別れをした事が伺えます。
また足元には目つきの鋭い猫の姿があります。
この猫、全体的な色合いがディアベルゼに妙に似ているんですよね。
白魔女ディアベルゼは決戦時にもう体が文字通りにボロボロで朽ち果てていってた事が示唆されており
人としての体を失った後、なんらかの手段で猫としての体を手に入れて
第2の人生・・・いや猫生をおくっているのかもしれません。
立場的にはディアベルスターの使い魔って所なんでしょうね。
天霆號アーゼウス
体のいたるところが損傷し、ボロボロになったアーゼウスが
それでも左腕にエネルギーの槍を作り出して攻撃をしようとしています。
厄災の星ティ・フォンとの決戦を描いたと思われるイラストであり
あちらの攻撃を受け、満身創痍な状態でも
「運命に抗い、全てを滅する十二番目の鉾」としての役割を果たそうとしているのでしょう。
こういったボロボロの状態でもなお起動して戦うのはロボットものにおける王道中の王道であり
「男の子ってこういうのが好きなんでしょ?」
というものを全力で体現したかのようなイラストになっています。かくいう自分も大好きです!