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遊戯王ゴーラッシュ!!第141話『Hey!蒼月流』感想 近年まれに見る下品なノリでお送りいたします

遊戯王ゴーラッシュ!!141話の感想です。

前回の感想はこちらです。

 

 

負けたらソウデス

蒼月マナブのご先祖様にして蒼月流創始者、蒼月学玄。

ユウディアス達うぬら5人は自分たちが未来から来たと説明し

何故この時代にラッシュデュエルがあるのかを訪ねています。

が、そもそもこの時代の人達からすれば

ラッシュデュエルというのはそこにあって当然という認識になっており

なかったらどうやって戦うのか?と疑問にすら思っています。

ラッシュデュエル以外の闘いを知らない、という事は

相当昔からラッシュデュエルが根付いているという事になりそうです。

 

こうして学玄と会話しているのですがどうも学玄の様子がおかしいです。

会話をしているはずなのに口元が動いていません。

なんとこの学玄、屁で会話をしていました。

いや屁て!?可能かどうかはさておきここに来て随分直球で下品なネタを出してきました。

もうノリが学級王ヤマザキとかのそれです。

なお鍛錬を重ねた結果、匂わないので安心してください。それだけの問題かなぁ?

ちなみにユウディアスは素直に褒めてます。

そもそも学玄に会いに来たのは前回怒りに満ちたユウディアスが文句を言う為だったはずですが

もうそんな事はすっかり頭にはないようです。

今週のユウディアスはただの天然です。

 

そんな下品な学玄に対して怒り心頭なのは子孫のマナブ。

貴様の許しがたい蒼月流を正してやると意気込んでラッシュデュエルを挑み、

学玄は負けた方は「蒼月」ではなく「ソウデス」を名乗るという条件を突きつけます。

マナブが負けたらソウデスマナブです。まあスタディ総帥よりはマシなんじゃないかな。

というわけでマナブVS学玄のラッシュデュエルが開始されました。

子孫と先祖の対決です。ついでにどちらも声優は花江夏樹さんです。

 

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滑稽を極めろ

先攻は学玄、ドロー。

《鬼将メザメ》と《貫貴益荒男》をリリースして《ヤメルーラ》をアドバンス召喚します。

魔将ヤメルーラではなくただのヤメルーラです。まだ将軍ではないという事なのでしょうね。

効果についての言及がないので恐らくは通常モンスターだと思われます。

さらに《手弱女ルル》と《魔戦士アヤメ》を召喚、

どちらも場にヤメルーラがいる時に効果を発動でき

デッキトップから3枚墓地へ送りそこに闇属性戦士族がいれば

次の相手ターン終了時までルルはレベル7以上の特殊召喚を、

アヤメはレベル7以上のアドバンス召喚をそれぞれ封じます。

つまりマナブは次のターン、レベル7以上を特殊召喚もアドバンス召喚も出来なくなりました。

学玄はこれでターンエンドです。

 

マナブのターン、ドロー。

何やら急にマナブのご先祖様たちが会議をはじめました。

君らどういうポジションで会話してるんだ。

マナブだけでなく先祖たちも屁で会話するのはアレだと思っていたようで

蒼月流の看板をおろすべきか悩んでいます。

 

マナブは最上級モンスターの特殊召喚もアドバンス召喚も封じられた状態で

どうするべきか考え・・・久々にマナミングを繰り出しました。

まずモンスター2体を展開し《火葬犬ニトロ》でダメージを与えます。

そして2体をリリースしてモンスターを・・・アドバンスセット!

あくまで封じられているのは表側のアドバンス召喚だったのでセットは可能であり

さらにそれをリリースして《ヴォルカライズ・イフリート》をアドバンス召喚します。

レベル6なのでアドバンス召喚が可能であり

リリースしたモンスターのレベルに応じて攻撃力が上がるので

レベル6ながら2800というヤメルーラを超える攻撃力を手に入れました。

 

マナブは学玄に言います。馬鹿な思い付きで蒼月流を始めたのかもしれないが、

その後に続く子孫たちは血の滲む思いで努力をしてきたと。

子孫が先祖に対して説教するという中々珍しいシーンが見られています。

そのままヤメルーラを攻撃して戦闘破壊、マナブはこれでターンエンドです。

 

学玄、今度は尻に天狗の面をつけて踊り出しました。名付けてガクテングです。

まあ屁で会話するよりは下品ではないですね。

ちなみに踊りながら屁をする技術はまだ身に着けていないとの事で普通にしゃべっています。

多分屁で会話してたの、同じ声優同士の対決だから区別するメタ的な意味もあったんだろうなぁ。

 

そしてここでマグト兄さんの開設コーナー、すっかり解説役が板についています。

そもそも蒼月流は学玄が滑稽な踊りによって敵の戦意を喪失させて生き延びた経緯があり

その滑稽な舞が評判となって広まった事が由来となっています。

このあたりはSEVENSでも少し語られていましたね。

そして今の学玄は更に滑稽さを磨き上げる為に様々な芸を身に着けたようです。

でも屁で会話してたなどというのはさすがに子孫たちは知られたくなかったようで

こういった学玄の芸を黒歴史扱いして封印した模様です。

マナブも由緒正しき蒼月流を何だと思っているんだと学玄に対して問いますが、

学玄は生きるか死ぬかの闘いにおいて由緒正しさなど何の役にも立たないと、

そんなものを意識する方が馬鹿げていると一蹴します。

それよりも馬鹿馬鹿しい事を考える方が正しい世になると思わないかとも。

殺し合いの戦国時代の世の中で学玄がたどりついた答えという事なんでしょうね。

その言葉に対してマナブも何か感銘を受けた様子です。

 

学玄のターン、ドロー。

魔法《復活の大盤振舞》を発動、デッキトップから3枚墓地へ送り

その中に闇属性戦士族が3体いれば墓地から蘇生、更に相手モンスターを破壊できます。

見事に条件を満たし《ヤメルーラ》を蘇生し、相手のイフリートを破壊します。

そして再びルルとアヤメを召喚してレベル7以上が出せなくなるロックを形成、

更に今回はフィールド魔法《蒼き月の楽殿》によってセットも封じました。

トドメとばかりに魔法《右手に盾を左手に剣を》を発動、

これで攻撃力と守備力を入れ替えてライフを削りきる算段です。

3体のモンスターでダイレクトアタックを仕掛ける学玄、

マナブは2体の攻撃は受け入れるものの3体目の攻撃に罠《手札大増刷》を発動、

お互いに5枚になるようにドローし、引いたモンスターの数×100だけ

攻撃してきた相手モンスターの攻撃力を低下させます。

今回お互いが引いたモンスターの合計は6枚、

そのため攻撃力を600下げ、結果ギリギリライフを100だけ残します。

学玄はこれでターンエンドです。

 

大量のドローの果てに

絶体絶命の状況なのにとても楽しいのだとマナブは言います。

なんかもうすっかりマナブはご先祖様を認めた様子で意気投合しています。

その様子にユウディアスやズウィージョウもちょっと嬉しそうにしています。

なお女性陣の反応はこう。

さすがにノリにはついていけてない様子です。

 

マナブのターン、ドロー。

最上級モンスターを出す事が封じられたのならどうするか、

そう、それ以下のレベルのモンスターでなんとかするしかありませんね。

《フレイミング・ブライト》を召喚。

そして魔法《手札活殺》によってお互いの手札を全て捨てる事で攻撃力を強化します。

それに対して学玄は罠《手札落札》を発動、

相手の墓地のカード5枚を相手の手札に加え、同じ数だけ自分もドローします。

そしてお互いの手札の枚数×200だけブライトの攻撃力をダウンさせます。

弱体化を受けながらもマナブは続けざまにブライトの効果を発動、

自分の手札を全て墓地へ送る事で相手に同じ枚数だけドローさせ

相手の手札の枚数×400だけ自身の攻撃力をアップします。

これにより学玄の手札はなんと10枚になりブライトの攻撃力は6000にまで到達します。

 

ブライトでヤメルーラを攻撃。

学玄は部下である蘭影と凛影を下がらせます。最後は直接やりあいたいと。

そして罠《勝利の軍配》を発動、

これは相手に1枚ドローさせそれがモンスターだった場合、

ヤメルーラの攻撃力を2500アップさせます。

マナブが引いたカードは・・・モンスターの《SPアシスタント・アーチ》。

こういう所でモンスター引いてしまうのがマナブであり

ズウィージョウもあきれたように「そういう所だぞ」と言っています。

そして《勝利の軍配》には更に効果があり

学玄がドローし、それがモンスターであった場合は相手の攻撃力を2500ダウンさせます。

もしここでモンスターを引けばそれで返り討ちにして勝負が決着です。

そうして引いてきた学玄のカードは・・・・・・何もありませんでした。

そう、学玄はこれまで何度も各種効果で大量の墓地肥やしを行っていました。

そこに来てマナブが更に学玄に大量のドローをさせていたので

もう学玄のデッキにはカードが残っていなかったのです。

このためにこのデュエルはデッキ切れによる学玄の敗北となります。

学玄もデッキの残り枚数は完全に把握していましたが

それを承知でデュエルを続けたかったとの事です。

 

ラッシュデュエルに敗北した学玄は約束通りこれからはソウデスを名乗ろうとしますが

それをされると子孫である自分もそう名乗らなくてはいけなくなるので

これまで通り蒼月でいてくださいとマナブはお願いします。

もう完全にマナブは学玄を尊敬すべき創始者として認め、

いつかは自分も蒼月流を極めたいと願うようになります。

 

というわけで改めて自分たちが未来から来たことを説明し、

まずはこの時代に何故ラッシュデュエルがあるのかを調べる事にしました。

学玄は自分の主君ならば何か知っているかもしれないと、

屁手紙をしたためてくれる事になりました。屁手紙ってなんだよ。

そしてその主君の名は・・・「翁丁臼(おうていうす)」。

いやオーティスじゃねぇか!?

 

 

 

 

というわけで蒼月流創始者、蒼月学玄との会合でした。

マナブや学人のご先祖様というわけである程度予想はしていたのですが

予想よりもっと斜め上にはっちゃけた人でした。

多分この人はクレヨンしんちゃんにいっても立派にやっていけると思う。

 

そんな学玄のデッキは《ヤメルーラ》を中心に添えた闇属性戦士族デッキ、

ロックを狙いつつ更に墓地肥やしにも長けてたデッキでしたが

今回はその墓地肥やし性能がデッキ切れという敗因になっています。

デッキ切れで勝負がつくというのはかなり珍しいですね。

そして今回の一番のオチはこれ。

今回の蒼月流の人達、全員花江夏樹さんです。彼岸島かな?

 

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次回予告 第142話『けだものの姫』

公式予告

 

またサイブタイトルのネタが大分ギリギリですね。

翁丁臼の元へ向かう途中で領地で暴れまわるけだものの姫と遭遇するわけですが

はい、どう見てもエポックですね。

とはいえここは過去、ひょっとしたらエポックの先祖という可能性もあります。

でもまあここまで髪型も似せてきてるならエポックでいいんじゃないかとも思いますが。

そして洗井のご先祖っぽい人もいました。

まあ扱い的にはやられ役っぽいですが、合唱。

 

 

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