遊戯王ゴーラッシュ140話の感想です。
前回から結構間が空きましたが新年初のゴーラッシュですね。
前回の感想はこちらです。
目次
うぬら5人か
見知らぬ場所に飛ばされたユウディアスと遊歩。
未来じゃないと判断する遊歩に対してユウディアスはここは昆虫忍者村だと解釈します。
その発想は予想外だったようで遊歩はいきなりツッコミ役です。
ユウディアスがぼけて遊歩がツッコミをするという構図もなんだか懐かしいですね。
まあダークマイスター時代でも遊歩はツッコミ役していたと思いますが。
そうして漫才していると助けを呼ぶニャンデスターの声があり
マナブが犬神家のポーズをしていました。
ギャグに見えますがかなり命の危険が高い状態でしたね。
まあともかくマナブを助けると傍にはズウィージョウもいました。
とはいえいつも敵か味方か分からない立ち位置にいるのでマナブは警戒しています。
ともかくこの戦国時代にはこの5人がやってきたようですね。
そうなると他のメンバーがどこに飛ばされたのかが気になるところです。
そしてズウィージョウがいうには星の位置が100年単位で経過しており
更には現代では消滅したはずの恒星も確認できるようです。
どうやらズウィージョウには星を見ただけで今の時間が分かり、
月を見ただけで今居る場所が分かる程度の能力があるようです。
宇宙人であるズウィージョウが地球から見た天体を完璧に把握しているというのは
相当にすごい事です。
周囲を探索してみると地形が似ていながらも明らかに街並みが現代のそれではなく
六葉町が存在していない事が分かってしまいます。
それはまだ作られていないからにほかなりません。
そう、うぬら5人がやってきたのは戦国時代だったのです。
戦国時代にやってきてしまった事に
自分がダークマイスターとなって色々と活動してきたせいだと自責の念に囚われる遊歩。
そんな遊歩をあなたなら止められたのではないかとズウィージョウを責めるユウディアス。
流石にこの状況では皆そう簡単には冷静になれないようですね。
先ほどズウィージョウを警戒していたマナブが2人の仲裁をしているあたり
ある意味この中で一番冷静なのがマナブと言えますね。
ともかく今の目標は元の時代へと帰る事であり
そのためにはまず情報を集めなければいけません。5人の行動は決まりました。
が、歩いていると鳴子に足を引っかけてしまい、マナブが突如拘束されます。
そこに現れるのは七星忍者隊 花牙の軍団 副隊長、七星凛影。きっちり自己紹介してくれました。
SEVENS時代から過去の回想に姿を見せていた七星家のご先祖様です。
リンリンに似ていると感想をもらしますがむしろ子孫の方がそっくりなんだよなぁ・・・。
その凛影は刀を抜いたかと思ったらそれは刀ではなくデュエルディスクでした。
どうやらこの戦国時代では戦はラッシュデュエルで行うのが基本のようです。
当然こんな時代に本来ラッシュデュエルもデュエルディスクも存在しません。
それでもラッシュデュエルができるのであれば話が早いといった感じで
自分が勝ったら知っている事を話してもらうとユウディアスが応じます。
こうしてユウディアスVS七星凛影のラッシュデュエルが開始されました。
・・・・・・が、どうも掛け声の文化が違っているようで微妙に噛み合いません。
「ラッシュデュエルなんだから掛け声はラッシュデュエルだろう?」
という凛影の言葉にユウディアスは同意したようなそぶりをしつつ
結局言い直しても噛み合いませんでした。お前はそういう奴だよユウディアス。
やっぱり先祖も変な奴でした
先攻は凛影、ドロー。
《花牙武者のリンドウ》と《花牙狼のクロバナ》を召喚してリリース、
《花牙クノイチ・リンカーネイション》をアドバンス召喚します。
さらにデッキトップからカード3枚墓地へ送り
魔法《花牙手裏剣十凛(かげしゅりけん じゅうりん)》を発動、
相手に300のダメージを与えます。
凛影はこれでターンエンド。
ユウディアスのターン、ドロー。
《グラビティアラ・アイ》と《インターステライアー》を召喚、
ステライアーの効果でライフを回復しつつアイの効果でデッキトップを操作します。
そして2体リリースで《コスモタイタン》をアドバンス召喚し
すぐさまそれをリリースして魔法《ギャラクティカ・スパーク》を発動。
デッキトップ3体を墓地へ送りコスモタイタンと同じレベルのモンスター、
《バニシング・ヘリアカルライザー》《ギャラクティカ・オブリビオン》、
そして《ギャラクティカ・レミニセンス》の3体を一気に特殊召喚します。
ヘリアカルライザーとレミニセンスの効果で更に攻撃力も上昇します。
凛影もレベル7を一気に3体出してきたのには驚きますが
攻撃時に罠《花牙撒火刺(かげまきびし)》を発動、
場の植物族×100のダメージを与えますがこれの本命はダメージではなく
自分の場に魔法罠をなくす事、
そう、リンカーネイションの効果は自分の場に魔法罠がなければ
相手ターンの間だけ、自分の場の元々の攻撃力が最も高いモンスターの数値だけ強化されます。
自分の攻撃力が2300なのでそれを参照して4600にまで攻撃力が上昇、
そのまま相手を返り討ちにしてしまいます。
ユウディアスはこれでターンエンドです。
凛影のターン、ドロー。
再度《花牙手裏剣十凛》を発動してダメージを与えつつ墓地を肥やし、
更に相手モンスターの攻撃力を下げます。
そして手札2枚をデッキに戻す事で魔法《真花牙分身(しんかげぶんしん)》を発動、
墓地からリンカーネイション2体を蘇生します。
そのまま3体で総攻撃をしかけ、
ユウディアスは罠《シャイニング・ガード》でモンスターを守備表示にしてダメージを減らすものの、
それでも大ダメージを受けた上でモンスターが全滅してしまいます。
凛影はこれでターンエンド、
次のターンこそ成敗してくれると言いますが何やら急に自分語りをはじめます。
自分の人生は成敗ばかり、忍びとして御屋形様の命に従い成敗するのは定めながらも
もし違う時代に生まれていればもっと人の役に立てたのではないか、
初対面のユウディアスに妙に迫りながらつい午後に忍者劇に入ってしまったと言ってますが
午後の忍者劇って何だ、この時代にあるのかそんなものが。
蒼月流創始者登場
そんな凛影の嘆きに対してユウディアスが抱いた感情は・・・怒りでした。
デュエルとはお家の為にやるものではないと、
凛影の言葉や考え全てが気に食わないと。
ユウディアスのターン、ドロー。
相手のターンになった事でリンカーネイションの永続効果が適用、
4600が3体並ぶ事になりました。
しかしそんなものお構いなしにユウディアスは
《トランザム・ライナック》《トランザム・ジュライ》《トランザム・ライカー》と
3体を一気に召喚。
そしてリチュアル魔法《ディスカルマ・リチュアル》でこの3体を生け贄に捧げて
《トランザム・ディスカルマ・ライナック》をリチュアル召喚します。
その憎悪と怒りに満ちたユウディアスの様子に
遊歩も、マナブも、ズウィージョウでさえも驚きと同様が隠せていません。
効果によってリンカーネイション3体の攻撃力は3000ダウン、
そして3回攻撃が可能なディスカルマ・ライナックで3体とも戦闘破壊され、
凛影のライフは0となりました。ユウディアスの勝利です。
勝負が決して自分の命を好きにしろという凛影。
そんな凛影に対してユウディアスは御屋形様の元へ連れていけと言います。
お前に成敗を強いるろくでもない領主の事を知るのだと。
そして実際に凛影は彼らを御屋形様の元へ連れていきます。
そこにはマナブにとってとても見慣れた家紋があり、
そしてそこにいたのは・・・蒼月流創始者、蒼月学玄(そうげつ がくげん)。
つまり、マナブのご先祖様でした。
というわけで新年初のゴーラッシュでした。
戦国時代にも当たり前のように存在しているラッシュデュエル。
凛影は戦はこれで勝負を決めるが基本だと言っていました。
つまりこれが基本となるくらいにはラッシュデュエルが、デッキが、
何よりもデュエルディスクが広く普及しているという事になります。
電気すらろくになさそうな時代にソリッドビジョンまで完備しているのは明らかに異常です。
それぐらいには過去の時代に異常が起きているという事であり
今後はこの異常の原因を探るのも行動目標になってきそうですね。
次回予告 第141話『Hey!蒼月流』
蒼月流創始者、蒼月学玄とラッシュデュエルをするのは子孫である蒼月マナブ!
負けた方は今後「ソウデス」と名乗る自分の名前を賭けたデュエルをするようですが
ご先祖様の名前変えちゃったら結局自分の名前も変わったりしないんでしょうか。
学玄が使うモンスターには懐かしの魔将ヤメルーラの姿が見えます。
攻守変更とかも駆使してくるかもしれませんね。