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遊戯王ゴーラッシュ!!第139話『大いなる成長』感想 犠牲を受け入れる事で使えるリチュアル召喚!

遊戯王ゴーラッシュ139話の感想です。

前回の感想はこちらです。

 

リチュアル魔法

トドメをさそうと《マスター・オブ・セブンスロード》が攻撃を仕掛ける中、

ユウディアスは罠《エクスレイム・オブ・ギャラクティカ》を発動、

墓地へ送られたギャラクシー族の守備力分だけ相手の攻撃力を下げるという効果で

《ギャラクティカ・オブリビオン》が送られた事で2500ダウンさせます。

それでも貫通攻撃を喰らってしまいますがライフを残す事には成功しました。

 

ユウディアスのターン、ドロー。

しかしオーティス遊飛は前回と同じように

罠《パラノーマル・フューチャーコントロール》を発動、

レベル10以下の特殊召喚と攻撃や効果の発動を封じてきます。

それでもユウディアスはモンスター3体を召喚しつつ

1体リリースで《シルヴァー・セイファート》をアドバンス召喚、

そして魔法《ギャラクティカ・プログレス》を発動してお互いに1枚ドローします。

そうしてユウディアスが引いたカードは・・・

リチュアル魔法《ディスカルマ・リチュアル》。

それは本来のユウディアスのデッキには入っていないものでした。

 

何故そんなものがデッキに入っていたのか。

はい勿論クァイドゥールの仕業です。って何かぺらぺらになってるー!?

恐らくはユウナによって分離させられた影響もあるのでしょうね。

クァイドゥールは言います。時間の力はとても重く、通常の力で勝つことはできないと。

クァイドゥールはオーティスを名乗る遊飛が時間パワーを使う事までは予測していましたが

自分自身ではその力を使いこなす事ができませんでした。

そこでクァイドゥールは並行世界パワーに目をつける事にしました。

時間パワーが縦に繋がる糸だとすれば並行世界パワーは横に繋がる糸であり

時間パワーに対抗できるものであると。

 

しかしその並行世界パワーもクァイドゥール自身には使う事ができませんでした。

でもユウディアスならば使う事ができると言います。

並行世界の力を使うという事はその存在を知りつつも、

その悲劇と苦痛を理解しつつもその犠牲の上に勝利をつかみ取ろうとする事、

それを今のユウディアスならば可能だとクァイドゥールは言います。

 

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大人になるって悲しい事なの

かつてクァイドゥールはオーティスと共に数多くのカルトゥマータを作り出してきました。

カルトゥマータは1人1人に独自の特徴や個性を持たされましたが

その中でもオーティスの生まれ故郷である天の川銀河をモチーフにしたユウディアスには

何か他にはない特別な個性を持たせようと考えました。

そうその個性とは目からビーム!・・・では勿論ありません。

クァイドゥールはおでこからビームを発射して

ビームくらいベルギャー人なら誰でも出せると反論します。

いやユウディアスも他のベルギャー人がビーム出す事見てるんじゃないかな。

何で驚いているんだ。

 

オーティスがユウディアスに持たせた独自の要素、それは「空白」でした。

クァイドゥールはそこから更に「大いなる空白」と命名しています。

その空白を持って生まれたユウディアスは物事を深く考えすぎず、

他人を疑う事を知らず、悪意にも気付かない、だからこそ多くの人に慕われてきました。

しかし空白を与えられたのはそれが目的ではありません。

その空白によってユウディアスは大いなる成長ができるといいます。

そう、ユウディアスは成長できる唯一のベルギャー人なのだと。

そして今、儀式による大いなる成長によって鬼神のごとき力を手に入れたと。

 

並行世界を犠牲にして使う事のできる儀式の力。

最初はこんなものを使ってはいけないとユウディアスは考えるものの、

何故かまったく迷いを感じる事がありません。

この力を使って勝利へのロードを突き進む事に何も抵抗が感じられないのです。

それでもこんなものはアカンベルギャーだクソクラーエだと否定しつつも

ユウディアスはついに発動します。

 

リチュアル魔法《ディスカルマ・リチュアル》発動!

見たこともない魔法カードの存在にオーティス遊飛も驚きを隠せません。

レベル合計が11以上になるように場の表側モンスターを素材として墓地へ送ります。

 

因果の河を超える時!
押し寄せるは苦痛!憎悪!そして絶望!
リチュアル召喚!レベル11!
トランザム・ディスカルマ・ライナック!!

主人公のものとは思えぬ実に禍々しい召喚口上から出てくるのは

レベル11リチュアルモンスター《トランザム・ディスカルマ・ライナック》。

これまた実に禍々しい姿をしており周囲の皆も怖いという印象を持たれています。

レベル11なので《パラノーマル・フューチャーコントロール》の影響も受けません。

 

クァイドゥールは言います。ユウディアスの成長は前からあったものの

自分が背中を押さなければそれが実る事はなかったと。

何故ならば成長するという事は大人になるという事であり

それはどんなものでも受け入れるまっさらな心が失われる事であり

嬉しい事であると同時に悲しい事でもあるからだと。

人を疑い、怒り、犠牲を受け入れるといういうなれば「悪」の心を持つ事で

ユウディアスは大人として成長できたという事なのでしょう。

 

決着、そして更なる展開に

オーティスは罠《パラノーマル・コール》により墓地からグラディマギアを蘇生、

しかしここでディスカルマ・ライナックの効果を発動します。

それはリチュアル召喚に使用した素材の数×1000だけ相手の攻撃力をダウンさせるというもの、

これにより蘇生したグラディマギアの攻撃力が3000ダウンします。

ディスカルマ・ライナックの攻撃でグラディマギアは戦闘破壊され残りライフが100になります。

しかしオーティスは罠《時の機械-タイム・マシーン》で更にグラディマギアを蘇生させます。

これで返しのターンで勝利する算段でしたが

ディスカルマ・ライナックには更なる効果が残っていました。

それはリチュアル召喚に使用した素材の数だけ攻撃が可能というもの。

次に攻撃を仕掛ければ今度こそユウディアスの勝利です。

 

ですがそこでオーティスは問いかけます。

自分を倒す事が何をもたらすかちゃんと理解しているのかと。

オーティスを倒せばすべてのベルギャー人が復活します。

しかしそれは同時にダークマター帝国が消え去るという事であり

更にオーティスの、遊飛の体にも危害が加わるかもしれないという事です。

躊躇するユウディアスですがそこに発破をかける少女の声がありました。

その声の主はクヤムヤ、初めて人の姿を見せています。

自分たちダークメンはダークマイスター遊歩によって生み出され

短いながらも充実した日々を過ごす事ができたと。

自分たちに悔いはない、サビュアス、ブリュエア、ゼイエト、フカムラも同じ気持ちだと。

だから遊歩に代わって決着をつけて欲しいと。

 

その言葉を聞き入れ、ユウディアスは2回目の攻撃を決行します。

オーティスもまたそんなユウディアスの決意を受け入れるかのように笑みを浮かべます。

それに対してユウディアスは涙を流していました。

この一撃でオーティスという存在は消えてしまう、

それに悲しみを持ちつつも強敵として刃を交えた事を嬉しく思うと。

オーティスの「やっぱりお前、すげー変わったな」という称賛ともいえる言葉を受け、

さらばだと別れを告げるユウディアス。

再びグラディマギアを戦闘破壊しオーティスのライフは0となりました。

ユウディアスの勝利です。

 

オーティスが倒された事でダマムーが大量に分裂しました。

それはもうコピペのように大量にです。

そしてそれが次第に消えていき、ベルギャー人達が次々に復活していきます。

同時にそれはダークマター帝国が消える事を意味し、

その影響でクヤムヤや、他のダークメン達も原型を保てなくなっていきます。

 

そしてオーティスもまた消えていこうとしていきます。

結局自分はオーティスなんかじゃなかったと自嘲する手を取るのはズウィージョウ。

「お前がたとえ何者であっても我にとって最高のサムシングであった」

そんなズウィージョウの言葉にオーティスはどこか救われたような顔をしていました。

 

しかしオーティスが、クヤムヤが消えていこうとした時に

時の機械-タイム・マシーンが暴走を始めてしまいます。

皆は驚くことしかできず、周囲にいた人々は皆タイム・マシーンに吸い込まれていきました。

 

 

タイム・マシーンの暴走から難を逃れる事ができていたアサカとテルは

消えたユウディアス達の行方を捜そうとしても調べようがない事を嘆きます。

ですが嘆いてばかりもいられず彼らにもやる事はありました。

それは復活したベルギャー人たちの救出。

シューバッハが頑張っているようですがなにぶん人数が人数なので

救出にはもうしばらく時間がかかる様子です。

それと同時に以前発見したあるものの解析も進めていました。

ゴーハに囚われた仲間を助ける際に、古いムツバの施設で見つけた古びたデュエルディスクです。

テルが言うにはまだ完全には解析できてはいないものの、

少なくとも数百年前に製造されたものであることは判明したとの事。

勿論本来であればそんな時代にデュエルディスクなんて存在しているはずがありません。

それが存在するという事は・・・過去に何かが起こっているという事です。

 

ユウディアスと遊歩が飛ばされた場所ではほら貝の音が鳴り響いていました。

どこか分からないながらも遊歩は言います。恐らくここは未来ではないと。

そしてそんな2人の後ろで目を光らせる何者かの姿がありました。

あーこれはどう見ても七星の一族のものですね。ランランのご先祖様ですね。

SEVENS時代にも戦国時代の回想で登場していましたね。

 

そして更に場面は変わって石臼を引いた何者かの姿がありました。

オーティスと同じような服装をしており、

ですがその顔には髭が生えており長い年月の経過を感じます。

 

 

 

 

というわけで対オーティス遊飛、決着です。

ついに満を持してリチュアル召喚がやってきたと思ったら更に新章突入しました。

まあタイム・マシーンが出てきた時点で皆して時間移動するのは予想してましたが

未来じゃなくて過去に飛ばされるのは予想外ですね。

そしてデュエルディスクが発見されている時点で

この過去の時代も大きく歴史が歪んでいるだろうことが伺えます。

 

あと気になる事としてはクヤムヤが消えかかってる時にタイム・マシーンが暴走した事でしょうか。

もしかしたらこの影響でまだクヤムヤ達ダークメンは消滅を免れているかもしれませんね。

先にタイム・マシーンに巻き込まれたダークメン達も気になるところです。

 

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次回予告 第140話『戦国ラッシュデュエル』

公式予告

 

サブタイトルから改めて戦国時代に飛ばされたことが分かりますね。

暗い闇の中に飛ばされたユウディアス達は

凛影という男に出会いデュエルを挑まれます。

まあ名前からして凛之介のご先祖様でしょうね。

そういえばゴーラッシュの時代には蘭世の先祖と思われるランランはいても

凛之介の先祖にあたるキャラクターはいませんでした。ある意味新鮮な遭遇ですね。

 

そしてマナブやニャンデスター、ズウィージョウも同じ時代に飛ばされていました。

まあやっぱり子孫当人がご先祖様に出会う方が盛り上がりますからね。

 

 

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